2023を振り返る | ヨメトメ戦記

ヨメトメ戦記

同居はまっぴら御免な鬼嫁と、それはコッチのセリフと吠えるシュートメ。
義母の異変に気づいてから、まさかの10年目突入です。
※2014年10月アルツハイマー型認知症と診断
※2024年2月現在、要介護2。小規模多機能を利用しつつ未だ独居生活継続中。

※喪中につき新年のご挨拶を失礼いたします

 本年もどうぞよろしくお願いいたします※

 

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今更ながら、トメの2023年を振り返ることにした。

手帳や過去記事をつらつら読み返してみると、この一年は

近年になくアクシデントやトラブルが多かったのだった。

それはイコール、トメの認知症の進行と深く関係している。

 

1~2月は大寒波で水回りが襲われた。
トイレ詰まり事件もあったが、トメは不具合を認識していなかった。

お風呂は使用不可になった。

寒波で配管が凍り付いて故障したのをいいことに、
あえて修理しないことにしたら
結果、デイ利用時の入浴成功率アップにつながったのは良かった。
噓も方便。いや、別に嘘ではないか。
あえていうなら、災い転じて福となす?

春は、トメの心臓疾患が判明。
重症よりもさらに重篤な「超重症」と診断されてビックリ。
これまた壊れたお風呂同様(同じ扱いにするあたりが鬼嫁的発想)、
あえて治療はしないと決めたのだが、
いつ心不全になってもおかしくない状態といわれているにも関わらず
現在まで目に見えるような症状の変化はない。
もしや自覚症状があっても忘れてしまうのか?

はたまた自覚できないところも認知症? 

実親ならば、症状が出ないのはうれしいの一言だが、トメに対しては逆感情。
一度くらいぶっ倒れてくれれば、入院からの~施設入所もできるのに!

と思ってしまうのがヨメ的本音である。

残念ながら(残念っていうか!)今なおぶっ倒れる気配なし。

このしぶとさ、図太さこそが、トメのトメたる所以である。


夏には、コロナに罹患した。
デイサービスは利用不可だから、お風呂にも入れないし、
食事や掃除や片付けの訪問サポートすら受けられなかったのが辛かった。

幸いにも無症状だったものだから、トメは隔離生活に退屈し

なんど「外出しちゃダメ!」も外に出てしまったっけ。

この時は本当に、本当に、ほとほと困った。

よりによってあのクソ暑い夏真っ盛り。
ニンチさんに「理解しろ」といえない無力感と、

望むケアが受けられないもどかしさを、ひしひしと感じた2週間だった。

コロナ罹患期を含め秋口までは、実母のことがあったので
私とトメとの関わりは薄く、ヨメトメバトルのエピソードも薄くなったが
その分、夫に任せる部分が大幅に増えたのは、

あれもこれも抱えていた自分を反省するいいキッカケにもなった。

このころ、ついにトメの携帯電話を解約。

それ以前から、通話の仕方も怪しくなっていたし、

充電もできない(充電器を紛失もあり)とかで思い切って解約した。
変わりの安否確認用GPSグッズなどを検討していたのだが、
母の入院やらですっかり放置していたのを思い出す。

靴に仕込むタイプとか、家の鍵とセットにできるキーホルダータイプとか

いろいろあるらしいので、早めになにか考えなくちゃ。

秋以降は、トメの心身の状態が1段か2段? 悪化。
電気ケトルが使えなくなったり、認知症の進行と思われる事象が増えた。
デイからの「脱走」頻発は記事にしたが、脱走まで至らなくても
突然、不機嫌スイッチが入ることは多々あったという。
そういえば、玄関が施錠された状態で自分が家に入れないところを発見された、

なんてこともあった。警察沙汰にこそなっていないが、

いつそういう騒ぎになってもおかしくない問題が、明らかに増加している。

施設入所に向けて動きたいのに、それどころではない現実。
このままではデイ利用さえ、受け入れてもらえなくなるかもしれないので
どう対処すべきか、服薬調整ほか試行錯誤は現在進行形だ。
詳細はいずれまた。

 

 

新年早々、自然災害と大事故のニュースが飛び込んできて

重苦しい空気になってしまったけれど、

どうかこれ以上の被害がありませんように。

一日でも早く心穏やかに過ごせる日常が戻りますように。

世界が平和でありますようにと願っています。

(でもヨメトメ関係に平和な未来は望めないかも・・)

 

まずは自分の足元から。