女の好きな日本酒と肴

女の好きな日本酒と肴

季節の希少なお酒と珍しい肴の美味しいお話です。
やはり今宵も朝まで一緒に飲み語りましょ!

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櫻室町 純米吟醸 備前幻





ほのかな吟醸香、雄町米の旨味とやさしくふっくらとした甘味が口の中を覆います。
飲み口も軽やかで、ピリッとした辛味と酸味が爽快感を広げてくれます
ラベルは、室町酒造の昔のラベルを見本に新しく考案したとのことです

※「モンドセレクション」 2010年金賞受賞(金賞5回・銀賞3回)
  「BTI(本部シカゴ)」 2006年度金賞を受賞






≪室町酒造≫


創業元禄元年(1688)、300年以上もの歴史のある古い蔵元で、現社長で11代目。
岡山県内で現存する蔵元では一番古い蔵だそうです。
社名「室町」は、戦前日本橋の三越百貨店の手印商品“室町”を製造していた
ことから頂戴した名前。

地元赤磐産の酒造好適米「雄町米」と日本の名水百選「雄町の冷泉」を仕込水に
用い、昔ながらの製法を受け継ぎ、手間を惜しまず、こだわりの酒造りが信条です。
雄町米は、150年以上前に発見され、日本でただ1種残された交配のない原型種で、
弊社はひたすら「雄町米」にこだわり続け、特有の旨味のあるお酒を醸し出しており
ます。
その酒造りは、モンドセレクション(ベルギー)を始めとするIWSC(イギリス)や
BTI(アメリカ)国際酒類コンテスト日本酒部門最高得点の第一位に輝いております。

また地元岡山産清水白桃やピオーネ、梅を清酒や焼酎に漬け込んだ手造りリキュー
ルをはじめ、雄町米の酒をベースに、厳選された柚子や生姜、唐辛子などを惜しみ
なく使用したリキュールを製造しております。
他では味わったことのない、こだわりの詰まったリキュールや清酒・焼酎をご堪能ください。
(岡山県酒造組合HPより)



□ 雄町の冷泉

日本の名水百選にも選ばれている「雄町の冷泉」は、岡山県三大河川の一つ
旭川の伏流水が湧き出しているのです。
古くから岡山市雄町の地に湧き出ている地下水は、池田藩の御用水として有名で、
清水所に掘られた井戸はかつて「殿様井戸」とも呼ばれ、明治半ば頃まで世襲の
水奉行が厳重に管理し、庶民の口にはめったに入らなかったそうです。
味は深みのある、やわらかい口あたりが特徴で、酒造りに適した軟水です。
今になっても酒の仕込時期には日に何回もローリーで水を汲みに出向いております。
そんな美味しい水を使用して「櫻室町」は醸されています。





■ 醸造元: 室町酒造株式会社 
◇ 住所: 岡山県赤磐市西中1342-1
◇ 創業: 1688年(元禄元年)
◇ 代表銘柄: [櫻室町]
◇ 杜氏: 高美 稔 杜氏(但馬杜氏)
◇ 仕込み水: 「雄町の冷泉」 旭川の伏流水
         ※日本名水百選

● 原料米: 備前雄町
● 精米歩合: 58%
● 酵母: 室町酵母2号
● 日本酒度: +3.0
● 酸度: 1.6
● アルコール分: 15.0度以上16.0度未満










氷の舞 純米




口当たりと喉越しが爽やかで、甘味と酸味のバランスがよく調和しているお酒です



«藤波酒造»

1870年(明治3年)創業。一貫して切れのある喉ごしと、飲み飽きしない味の追求に

取り組んでいる。

酒銘「藤波」は、万葉歌人・大伴家持が歌に詠んだ「多胡の藤波」に由来し、
可憐な藤の花とその生命力にあやかり命名。

また、藤波酒造があります富山県氷見市は食の宝庫。
日本海の荒波をくぐり抜けてきたイキの良い魚「キトキトの魚」「氷見のうどん」
「氷見牛」なども有名で、氷見の名物・味覚の定番となっています。
【キトキト】とは、「活きがいい」・「新鮮」という意味です。




■ 醸造元: 株式会社 藤波酒造 
◇ 住所: 富山県氷見市伊勢大町2-9-34
◇ HP: なし 
◇ 創業: 1870年(明治3年)
◇ 銘柄: [藤波]、[氷の舞] 
◇ 仕込み水: 自家井戸水

● 原料米: 富山県氷見産 五百万石
● 精米歩合: 60%
● 日本酒度: +4.0
● 酸度: 1.6
● アルコール分: 15.0度











司菊 純米酒 穴吹川





ボトルは清流「穴吹川」を思わせるような清々しい水色、ラベルには阿波和紙
使用しています
ほのかな甘みにみずみずしい旨味、爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
喉越しに残る力ある風味とすっきりとしたキレの良さが心地いいです



□ 穴吹川
徳島県西部の山と自然に囲まれた、美馬市木屋平(みましこやだいら)から穴吹町
へと南北に
流れる「穴吹川」。
国土交通省による2011年の四国の河川水質調査で、17年連続の清流四国一
認められました。

四国一の清流といわれる水質をもつその川面のきらめきは、春夏秋冬それぞれに
自然の美しさを描き、
見る人に潤いと安らぎを与えてくれます。
鮎やアメゴなどの川魚も豊富で、解禁日ともなれば多数の釣り人が糸を垂らします。
下流の河原は、バーベキューや水遊びなど、渓谷に囲まれたアウトドアレジャー
スポットとしても大人気です。



□ 阿波和紙
阿波(徳島県)の手漉き和紙の歴史は古く、奈良時代に朝廷に献上されたという
記録がありま
す。1585年(天正13年)蜂須賀家政が阿波の国に入り、楮(こうぞ)
などの木の生産を保護奨励
したことから盛んになりました。
手漉きならではの生成(きなり)の色合い、優しい肌触り、しなやかな柔らかさと、
驚くほどの強さ
があるのが特徴です。




«司菊酒造»

酒名は、菊の花のふくよかで気品ある香りを酒の理想として命名された。
創業以来、越後杜氏の手造りの技で造られてきたが、平成11年よりその伝統の
技を阿波杜氏が受け継ぎ、「阿波杜氏手造りの地酒」として醸しだしている。

酒蔵は、四国のほぼ中央に近い四国山系と吉野川に囲まれた、日当たりの
良い徳島県美馬市美馬町にある。

気候は、冬は寒く、夏は暑い、その気候を利用し、昔から一年間で最も寒い2月
の大寒の時期に仕込を行っている。

仕込水は、酒蔵の裏にある四国山系竜王山地下伏流水(井戸水)を使用、
この水は軟水のため優しい日本酒となる。
その伏流水は、清流吉野川へと流れ込む。このような自然を利用し、一本一本
真心をこめて手造りで造られたお酒は、良質の香味を維持するため光の入らない
低温で貯蔵している。(蔵元HPより)




■ 醸造元: 司菊酒造株式会社
◇ 住所: 徳島県美馬市美馬町字妙見93
◇ 創業: 1896年(明治29年)
◇ 代表銘柄: [司菊]
◇ 杜氏: 苛原 靖 杜氏(美馬市美馬町出身・阿波杜氏)
◇ 仕込み水: 17年連続 四国一の清流「穴吹川」源流水使用 
         (美馬市木屋平、標高1000m中尾山高原水) 

● 原料米: 自社栽培米(山田錦50%・吟のさと50%)
● 精米歩合: 50%
● 日本酒度: ±0
● 酸度: 1.7
● アミノ酸度: 1.0
● アルコール分: 15.0度以上16.0度未満
● ラベル: 阿波和紙(雲流紙U-20)