「あの時の言葉って
的を得ていたな」
って思う時ありますか?
忘れもしない。
10数年前。
駅前の某ファミレス。
夏の太陽が少し傾き出した時間帯。
「まいちゃん!
絶対会った方がいい
起業家の人がいるよ!
今しか会えないよ!」
とポジティブの化身の様な
友達の一言からその出会いは
始まりました。
白スーツに柄のシャツ。
手にはどこで売ってるんですか
という様なクソでかい数珠。
というかパワーストーン?
いや、あれはむしろ鈍器。
まぁ、そんなものを手にはめてました笑
第一印象は
「ヤ○ザさんかな?」
そんな彼から聞かれたのは
「君はどんなビジネスしたいの??」
当時のわたしは自分でビジネスを起こす
という事をまだ考えておらず
「いえ・・・何も・・・」
と答えたら
「え!!ビジネスしたいんじゃないの!?」
と鳩が豆鉄砲を食らったような
顔をされました。
・・・
そんな彼が続けて言ったのは
「じゃ、まずは
自分を知ることから
始めなさい」
「占いでもなんでもいい。
その辺の本屋にでも行って
自分が何をやりたいのか
どんな人間なのか調べてみな」と。
今でこそ全く同じ発言をしている
わたしですが、そのアドバイスを
聞いたのは20歳の頃。
高卒で神社の巫女として
特殊な世界で働いていました。
社会もよく分からないまま、
「社会人らしく」という名の
世の中が作り出した虚像を
演じるのに必死だった様に感じます。
だからこそ「自分を知る」という事の意味
を当時はよく理解していませんでした。
それから10年以上経って
ふと、あの時の出会いを
振り返るとこれは
真のアドバイスだったなと
思います。
自分が何者なのか
何が得意で、何が好きなのか。
自分に問いを立て続ける事。
それが自分らしい人生を送る
為の宝の地図となるのです。
コーチングというライフワーク
を見つけた今でさえ問いを
立て続けています。
もしも、本当の自分を求めて
いるのであれば外に答えを探しに
行っていませんか。
答えは自分の中にあります。
自分の内側に潜ってみてください。
〜蛇足〜
わたし自身反社会勢力との関わりは
一切ありませんのでご安心ください笑