● 新潟市南区のピアノ・リトミック あるがままの自分を受け入れ大切にしてあげること。
こんにちは。講師の川上裕子です。
今日は、最近起こってきている自分自身の変化について書こうと思います。
かつての私は、一人前の大人として、ピアノの先生として、より良い生き方をしなくては・・。と考える超まじめ人間でした。
「今のままの自分じゃだめだ。もっとうまくもっと高くもっと努力しなくては。幸せはきっとその努力の先にあるのだから。」
山の頂上に幸せがあると思っていました。昭和の人ですよね。
最近出会った方から、同じようなアドバイスをもらうことが度々ありました。
それは「自己受容・あるがままを受け入れる」「自分を許す」ということです。
私は、自分の本音、あるがままの自分を無視して、「こうあるべき」に執着をしてしまっていたことに気づいたのです。
自分自身を大切にせずに自分にダメ出しをしていました。
そして自分嫌いがどんどん膨らんでいきました。
周りには苦手な人が現れ、自分の一番見たくないこと、されたくないことをやってきます。
「周りには敵ばかりだな。人生は厳しいな。」と分離感や孤独感でいっぱいです。
でもそれは、私の内側にあるものだということに気づきました。
今私は、自分の内側を見ながら「うまくできない自分を許す。」「ありのままの自分を受け入れる」ことをやっています。
自分の中に嫌いな所を見つけても、「大丈夫、いいよ。」と言ってあげています。
そうしたら不思議ですね。「私っていいところもけっこうあるな。」と少しずつ自分を好きになってきたのです。
さらに不思議なことに、「この方はこんなに優しいところをお持ちなんだな。」「いつも気配りをしてくださってありがたいな」そんな出来事が増えてきたのです。
自分自身とうまく付き合えるようになると、周りの方たちとの関係もうまくいくようになるようです。
近頃は、感謝感謝の日々です。
「幸せ」というのは外側の環境や状況にによって与えられるものではなく、心の内側にすでに在るものなのかもしれませんね。
私の教室の生徒さんは、私がかつて（今も）そうだったように、繊細さんが多いように思います。
でも、その繊細さを大切にしていきましょうね。
人と比べて優越したり、悲観したりすることなく、あるがままのあなたの素敵をいっしょに見つけていきましょう。
グループレッスンでは、競争ではなく協力を学んでいけたらと思っています。
互いを励まし認め合い助け合って、共に成長していけるような関係を築いていきましょう。
自分をうまく話せないあなたも、練習不足なあなたも、いつも同じ失敗をしてしまうあなたも、おしゃべりが止まらないあなたも
「IT'S OK」です。
この教室が、生徒さんにとって安心していられる居場所であるように、自分らしさが発揮できる場所であるようにしていきたいです。
