人事を尽くして天命を待つ〜人事を尽くしきれないHSPの不安の解消法 | おかえり、私!〜HSP のHSPによる HSPのためのブログ〜

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人にばかり優しくしていたら、自分が誰なのかわからなくなってしまった…。
人生のあちこちで 迷子になったままの本当の自分を迎えに行く。そんなブログです。

 

HSPとは?

 
HSPは 生まれつき敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい人のことでDOESという4つの特性をもつ。

 

1996年にアメリカのアーロン博士が発表するまで、世の中で認知すらされていなかった。

 

 
HSPの4つの特性 DOES
 
D:Depth of Processing
  考え方が複雑、深く処理をする
 
O:Overstimulation
  過剰に刺激を受けやすい、敏感で疲れやすい
 
E:Emotional response and empathy
  全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
 
S:Sensitivity to Subtleties
 些細な刺激を察知する、あらゆる感覚がするどい
 
 
 
 
 
 

不安に押しつぶされそうな日々

 

私は、ある日、強風がきっかけで
パニック発作を起こすようになった。
 
 
 
発作が起こると
上手く呼吸が出来なくなる。
 
 
動悸がして、風から逃げるために
地下鉄のエスカレーターも
逆走したい衝動に駆られる。
 
 
 
今は、不安を和らげる
頓服薬として使用している。
 
 
 
そういうこともあって、暴風雨が怖い。
 
 
今、住んでいる家は少し頼りない
でも、そう簡単に引越すこともできず
 
 
「家が倒壊するのでは…叫び」などと
最悪の事態を想像してしまう汗
 
 
 

 

 
 

人事を尽くして天命を待つ

 
若い頃から、不安になって
いろいろと考え尽くすと
行き着く答えは、これだった。
 

 

人事を尽くして天命を待つ

 

 

 
だけど
その人事を尽くしきれないと感じる。
 
 
 
起こり得る
ありとあらゆる災難のために
 

 

    
「もしも時の為に情報を集めなれば…」
 
「こんな物を準備しておかなければ…」
 
「普段から体力もつけておかなければ…」

 

 

人事を尽くす」ために
 
 
出来ることは
全てやっておいた方が安心だ。
 
 
 
だけど
それを完璧に行うことは難しい。
 
 
予算だって札束足りないショボーン
 
 
 
 
それに
心配し始めたら、キリがない
 

 

    
病気が怖くて
毎日食事や運動などに心掛けていても
もしかしたら
ある日、に撃たれるかもしれない。

 

 

    
災害が怖くて
やっとの思いで頑丈な家を手に入れても
交通事故に遭ってしまうかもしれない。

 

完璧な防御なんて、出来やしない。
 
 
 
日々を大切に生きて、最終的には
運命に身を任せるしかない」ということも
わかっている。
 
 
 
でも…怖いのだ。
 
 
 
そんな私だが、あることに気付いたひらめき電球
 
 
 
 

痴漢未遂?事件

 
私が高校二年生で
痴漢未遂?にあった時の話。
その日は校外学習で
不慣れな電車に一人で乗った。
 
 
路線図などを見て
「予習」はしたが、不安は尽きなかった。
 
 
 
無事に目的地に
  辿り着けるだろうか…」
という心配はしたが
 
 
 
痴漢にあったらどうしよう」
なんていう心配は、全くしていなかった。
 
 
 
つまり
 
 
何の準備
  知識
  経験もなかった。
 
 
 
それなのに
 
 
何故かきちんと対処できた。
 
 
 
 
相手の手から伝わる感覚
相手の気持ち
その後の行動読み取って
 
 
 
冷静に状況を判断して
行動することが出来た。
 
 
 
 

自分の中に潜んでいるもの

 
もちろん、災害に備えて
 
 
備蓄をしたり
避難経路の確認や連絡方法
普段から家族で話し合いをしたり
現実的な準備をすることが大前提だ。
 
 
 
でも
 
もしもの時には
 
 
 
いつもは
自分のの方に潜んでいる
頼もしい自分」というものが
助けとなってくれるのかもしれない。
 
 
 
初めてのことや、予期せぬことで
何の知識がなくても
 
 
もしもの時には
 
 
冷静判断できる力が
私たちには、いつのまにか
備わっているかもしれない。
 
 
 
 
何か大変なことが起こった時
 
    
きっと、自分には何も出来ない
 
そんなに辛いことに耐えられない

 

そう、決めつけるから怖い。
 
 
 
だけど
 
 
 
 
自分の中に備わっていて
時々、顔を出す気付いて
 
それを、信じることが出来たら
 

 

    
「何かあったらどうしよう」ではなく
 
「何があっても、大丈夫」と思えてくる。 

 

 
 
 きっと、もしもの時は
その時にしか出せない力が、出せるはず。
 
 
 
 

HSPと不安

 
HSPは、他の人より細かいことに気付く。
 
「あれって、あのままで大丈夫なのかな…」
 
不安の種が、きっと人より多い。
 
 
気になるなら
 
    
自分一人で抱えないで周りに相談する。

 
対処できることがあれば、対処する。

 

不安を残したままだと
 
 
ネガティブな思考が
雪だるま式に増えていってしまうから。
 
 
 
だけど
 
 
対処しきれないことがあったとしても
 
 
HSPは、これまでに
たくさんのことに
違和感を抱いて、疑問を持って
 
 
それについて
調べたり考えたりしてきた。
 
 
 
それらのことは、忘れたようでいて
頭の中に蓄積されていて
 
 
何かの時には、きっと
それらに知識や経験が
自分を守ってくれるのではないか?
 
 
 
私は、そう、信じてみようと思う。クローバー