ども、はま寿司のとろびんちょうレアステーキをおススメする岡田達也です。

 

 

 

 

 

キャラメルボックスOB・今井義博氏が

 

週末から遊び来てくれて

 

昨日、無事に東京へと戻っていった。

 

 

彼が鳥取にいた間、毎日、近所の温泉に出かけた。

 

 

考えてみれば今井くんと私は

 

「キャラメルボックスの劇団員」というだけでなく

 

「お風呂仲間」という強い絆で結ばれている。

 

 

キャラメルボックスの「お風呂(サウナ)部、男性部員」と言えば

 

近江谷太朗、今井義博、岡田達也、篠田剛の4人が殿堂入りのメンバーで

 

組み合わせはいろいろだったけど

 

この4人で、数えきれないほどの風呂に入った。

 

 

懐かしい話を一つ。

 

 

僕が世田谷の千歳烏山というところに住んでいたとき

 

(まだ20代です)

 

今井くんがよく遊びに来ていて

 

一緒に『給田湯』という

 

ひたすら湯が熱い銭湯に行っていた。

 

 

ある日

 

いつものように二人で風呂に行くと

 

坊主頭の、細身のおじさんが入浴していた。

 

 

そのおじさんは

 

なんというか

 

見るからに只者ではない

 

「この人に不用意に近づいたら殺されるかも……」

 

という雰囲気を醸し出していた。

 

 

体を洗いながらそのおじさんをチラ見したら

 

背中には立派なもんもん(入れ墨)が入っており

 

「あぁ、やっぱり本物なのね。この人にお湯かけないように気をつけよう」と思っていたら

 

おじさんがこっちを振り向いた。

 

 

「!!!!!」

 

 

度肝を抜かれた。

 

おじさんの胸にも入れ墨が入っていて

 

それは

 

龍でもなく、虎でもなく、鯉でもなく、

 

朱色の漢字二文字で

 

大きくこう記されていた。

 

 

「富田」

 

 

おおおおおぉぉぉぉぉ

 

おおおおおぉぉぉぉぉ

 

と、と、とみたさん!!!!!

 

しかも達筆!!!

 

いや、まてよ!

 

この場合、達筆って言っていいのか??

 

とにかく見事だ!!!

 

 

なんだけど

 

この人が「俺は富田だぞ!」と主張しているのか?

 

はたまた

 

「俺は富田さんに人生を捧げたんだよ!」という意味合いのか?

 

何が正解なんだろう???

 

 

その帰り道

 

今井くんと二人で

 

悶々としながら歩いたのが懐かしい。

 

 

 *

 

 

今井くんを連れて行った鳥取の温泉には

 

日本の経済やドラマについて熱く語るおじさんがいて

 

 

 

 

 

今井くんに会わせたいなぁと思っていたら

 

見事にその人も入浴していた。

 

 

ただ

 

その日は語りあえる常連さんがいなかったらしく

 

その人もひたすら静かに入浴していた。

 

 

よく「達也汁は話を盛ってるんでしょ?」と言われるが

 

そうじゃないところを証明できる絶好の機会だったのに、残念で仕方がない。

 

 

次に今井くんが来るまでに

 

僕自身がそのおじさんと仲良くなって

 

熱く語りあえるようになっておこうと思う。

 

 

 * * *

 

 

暑い時に入る熱い風呂って、僕は好きなんですよね。

 

ひょっとすると

 

僕が夏バテ知らずで健康に過ごせている一因かもしれません。

 

 

今日も暑くなりそうです。

 

みなさまも夏バテされませんように。

 

 

 

 

 

では、また。