菓子に想いをのせて | CHAKAI日記

懐石料理をいただいた後に

出される菓子


美味しさとデザインのバランス

どこまでするか

菓子職人と行ったり来たりの打ち合わせ


弟子たちのお祝いの席にと

菓子職人と一緒に考えたお菓子



菓銘 芽生え 行松旭松堂製


よもぎだけで色をつけた荒目のきんとんに

咲いた花々をイメージした白と赤の極細きんとん


ベースの皮むきこしあんに

石川県特有の醤油風味のふのやきの皮を巻いた菓子


添加物は入れずに

というオーダーにも見事にこたえていただきました



お茶の挑戦

を考えた時、

職人の協力は欠かせません


道具も空間も料理も

そして何より客がいなければ

お茶はできない(成り立たない)


今の時代は自分へのご褒美のように

一人で完結する方が楽な考えもありますが、

誰かのためにと分かち合う喜びが

お茶にはあります


目の前にあるものの背景にある

関わる全てのもの、ことに

感謝していただきました