【献立】大炉の茶事 | CHAKAI日記
“茶事での懐石は、亭主自らつくるもの”
そうは云うものの、なかなか実践は難しいもの
 
 
昨今は料理人を呼んでつくっていただく方が
手間としてははるかに効率も良く、またお客様が多少増えても、
速やかに提供することができます
 
先日の長谷川千佳先生の【大炉の茶事】では、
なんと亭主自らのお手作り
 
汁  白味噌 胡麻豆腐(1椀目がプレーン、2椀目が柚子)
向付 房総のヒラメ昆布〆、花紫蘇
 
煮物 湯葉巻き白身魚の真薯(蓮根と海老入り 葛仕立て)
 

焼物 房総 椿ポーク 低温酒蒸し、カステルフランコ
 

預鉢 蓮根、蕗の薹の生麩、菜の花
小吸 庭で採れた蕗の薹
八寸 房総産アワビ、小蕪赤酢漬け
 
香の物
 
汲み出しで梅の花びらからスタートし、茶席では早梅の掛物に、濃茶席の梅花
春を存分に味わったお茶事でした
 
長谷川先生からは「亭主の在り方」のようなものを肌で学ばせていただきました