アクションカメラの最高峰をゲット。
釣りの動画撮影をGoPro HERO10と11の2台体勢で行ってきましたが、最近になって10が若干不安定で、画質的にもなんとなく今一しっくりこない・・・。しょうがないから買い換えることに。
GoPro HERO11で充分すぎる性能ですが、同じのを買ってもネタにならんので、
▲最新版の12を購入。アクションカメラ最高峰の最新モデルだけに、お値段も最高峰・・・(約44k)。当分、塩にぎりで倹約せねば・・・。最高クラスの画質をはじめ、所々性能アップしているそうです。
▲高性能版のバッテリー“エンデューロ”一つと充電・データ転送用ケーブル付き(短くて使いにくい)。
▲11(右)とまったく同型だけど、12はボディにツブツブ模様。星空をイメージしたらしいけど、汚れにしか見えない・・・。カラーバリエーションがあれば便利なんだけどね。
追加購入。
▲【公式】 GoPro(ゴープロ) デュアルバッテリーチャージャー + Enduro バッテリー HERO9/10 /11 ブラック用 2個セット(約6200円。純正品だと1万円アップ)を購入。純正品と公式はどう違うのか見分けが付きませんが、高性能だった(後述)。
▲TELESIN 80M ブルートゥースワイヤレス リモコン GoPro用(約3400円。純正だと1万円アップ)も購入。純正品の7割引きでお安い。まったく問題無く使えました。耐久性は中華製だから・・・。
録画可能時間が延びたらしいので検証。
HERO12は、クラス最高レベルの画質というのが最大の魅力だけど、それ以上に、
“刷新された電源管理により、熱制御性能が向上し、撮影可能時間が最大2倍に”
とのこと。2倍ってホンマかいな!
旧型(HERO 8~10ぐらいまで)にノーマルバッテリーを使った録画では、15分前後で熱暴走してストップ、扇風機に当て続けても30分がMAXぐらいでした。
11ぐらいから熱に強くなり、12はさらに改善されたそうです。
ということで、百聞は一見にしかず。
HERO 11と12を比較。
HERO 11と12はどちらも、
・4K/ハイパービューの高画質設定(=高負荷)。
・新品エンデューロバッテリー100%充電を使用。
・室温26℃の机に横置きした状態。
早速録画スタート!
まあ30分も持てば良いかなと思っていたら、なんと、どちらも1時間を突破!! これにはびっくり。
HERO 11がこんなに長時間録画出来るなんて・・・。これは、エンデューロバッテリーの性能が凄いのと、涼しいからかな。
その後、
・HERO 11は1時間3分で熱のために録画ストップ。バッテリー残量は23%でした。
11が停止した際、12のボディーはそれほど熱くなっておらず、熱対策の進化は歴然。
さらに時間が経過し、
▲HERO 12は1時間17分で熱のためストップ。バッテリー残量は6%だったので、ほぼ限界まで録画出来た感じで、これは素直に凄い! 冬なら1時間20分は行けそうです。
夏場の海上では、15分でバッテリー残量低下か熱でシャットダウンして「うぜえ」とうなっていたんですが、余裕で1時間録画可能というのは想像以上の成果。
一日数枚ゲットできれば上出来のマダイ釣りでは、いつヒットするかわからない・・・1時間以上ノーヒットなんて当たり前なので、長回しできるというのは実にありがたいんです。
HERO12の画質をチェック。
画質の方はどうでしょうか。手ぶれ補正のバージョンがアップしている以外は、11/12はまったく一緒なので・・・。
※ちなみに最高画質は5.3K/60fpsですが、膨大な容量を食うので4K画質を常用しています。それでも10分で2GBぐらいなので加工や転送にも時間が掛かります。保存するのも大変で、外付け2Tストレージを活用中。
早速GoProを持って街に繰り出してみました。
まずは腹ごしらえ。
▲近くのブロンコビリー。ここのサラダバーの野菜が旨い。肉やハンバーグ&サラダバーで2000円ちょっと。サラダおかわりで満腹、食べ応え有りです。
▲左11右12。サラダはなぜかどちらもピンが合わなかった・・・GoProはサラダが苦手なのか?(笑)。
▲左11右12。同じ画質・画角で撮ったけど、写りはどちらも一緒かな? 自分には見分けがつかない。いずれにしても、かなり鮮明な動画が撮れます。
実釣テスト。
船に持ち込んで、船上でもチェックしてみます。
▲こんな感じで1台は固定、もう一台はネックストラップ。この画像だけ携帯写真。鮮明度がワンランク上・・・。
▲集音部分の風切り音が凄いので、スポンジを両面テープで貼り付けてみたらボーボー音が大幅削減・・・オススメです。
※風切り音対策に、全体を覆うスポンジカバーが売られているけど、熱がこもってダメでした。
以下、全てGoPro12で撮影。
▲早朝5時にセッティング中。曇天で暗い空の元では、かなり画質が低下します。これはどのGoProも一緒で、青空でこそ威力を発揮します。
▲ヨシンデまでの道中、一義丸ユッキー船長からレクチャーしてもらいます。
「高水温の澄み潮が入り込んじゃって、昨日は全然ダメだったよ。まあ鯛もこの潮に少しずつ慣れてくるだろうから、そのうち喰い出しそうだけどね。反応はあるんだけどエサ取りとサバがうるさすぎるから、それをどう攻略するか・・・」とのこと。
ふむふむ、コマセ極少量&細いハリスが使いたくなる状況だけど、そうすると、ぶった切られそうだなあ。
曇天でいかにも食いそうな空の下、スタート。
▲激ムズは織り込み済みなので、朝一の暗いうちに全力投球。
壱ノ型“探見丸ガン見の呼吸”で竿を手に持ち誘いますが、すぐにエサが取られる・・・。
壱ノ型やぶれたり、弱っ(笑)。
弐ノ型“手返し重視の呼吸”に変更し、3分前後で無心に手返しするけど音沙汰無し。
弐ノ型も破れたり・・・ザコワザしかない(涙)。
マジでムズい。船中ぽつっと釣れたみたいだけど一向に好転しない状況に業を煮やしたユッキー船長は領域展開・・・。
▲「西に行ってみるけど、朝一でやってみた船はサバで釣りにならなかったらしいんだよねえ・・・」と渋い顔。
まあ、釣れない場所でやり続けるより、新場所でリフレッシュした方が気分は良いなあ。サバでうんざりするかもだけど。
ちょっと深くなった場所で再戦。
「コマセ一つかみで」の合図で仕掛け投入。
数投後、太い線状反応が入ってきて食いそう~。
反応がでかいタイっぽいので、
参ノ型“静的誘いの呼吸”を繰り出すけどダメ。
ついに四(肆)ノ型“仕掛けいじりまくりの呼吸”。
呼吸…って何なんだ、書いてることはほぼテキトーですので(笑)。
細くしたり長くしたりと色々やりつつ、壱~参ノ型を総動員するけどダメ~。
「またダメかトホホ」と、竿をキーパーに戻してツケエサを探していると、
▲キター。
最終殺法
”伍ノ型 よそ見の呼吸”炸裂(笑)。トイレに行く呼吸や船上をうろちょろする呼吸もアリ(笑)。
良い引きでドラグが3m出た。ハリス3号だけど、サバを釣ったり軽くオマツリしたりで、痛んだまま交換してなかったので、ガクブルしながらのやり取りです(笑)。
▲「バレたらBだから、お願い~」と祈りつつ寄せてきて、2.4㎏のナイスなマダイゲット。TBの鯛は引きが強い!
西海域でやるときはデカいのがいるので3.5号~4号がオススメです。ヨシンデも突然でかいのが来るので、最低でも3.5号までにしといたほうが…。
しばらく後、
▲ど真ん中席sさんにビッグヒット! 慎重過ぎるほど慎重にやり取りしてると隣の人もヒット!
sさん、いつまで経っても上がってこない・・・20m前後で引きが弱らないみたいでかなりデカいのか?
慎重過ぎてやり取りが長引くと、オマツリしたり針穴が広がったりと、バレる確率がアップするもんですが、大丈夫かな。
ハリスを掴む段階になってユッキー船長登場。
▲「ほら、見えてるよ」と10m下の魚体を視認。良い型みたい・・・と、「あ、はずれた」の声。隣の人も良型ヒット中で、その強く張ったPEと交差して針外れになっちゃったかな。
「浮いてくるんじゃない?」と、あちこちで海面を覗くと、反対側トモ寄りで「あ、見えた。浮いてきそう」と。
ところが海面近くまで浮いてきてキュッと反転、海の底に戻って行っちゃった~~(悲)。
もしも引きが弱まってから迅速に上げていれば、腹に空気がたまって底に戻れなかったかも知れませんねえ、残念無念。
同時にヒットしていた隣の方は、あっという間に寄せてきて3キロアップの立派な鯛をゲット!
デカいのがいますねえ。
その後はサバが大量流入してきてオマツリ地獄。
ついにコマセ禁止令が出されるけど、それでもしばらく流すとサバだらけになって、ユッキー船長はこまめに場所を変えていきます。
この展開が苦手なんですよねえ、がんばりようがないから。
コマセで鯛を寄せることは不可だし動かせばサバ。かくして、置きっ放しの運ゲーと化す・・・。
大凶はサバオマツリで仕掛け全損。
凶はノーヒット。
吉はマダイヒット。
大吉は大鯛!!
さて、あなたはどれでしょう。剣崎沖宝くじ、引いてみてください。
オレ? 大凶ばっかだよ(怒)。
運ゲーなら席に関係なく誰にでもチャンスあり!!
そんな状況で運を引き寄せたのが、
▲この方。4.5㎏の大物賞と、何枚か釣って竿頭賞もゲット。
船中では3㎏アップや、推定5㎏アップのバラシもあったりで、渋いながらもワクドキ感ありありでした。
最後に朝の場所に戻って、
オレにビッグヒット、自己記録更新の鯛ゲット!!
突然、強烈な引きがきたんですよ。「なんだかおかしいぞ、なんだこの引きは。イナワラ? 巨大メジナ? もしやイシダイ?」とか言いながら上がってきたのはビッグな鯛・・・とはいってもマダイじゃなくてコショウダイ(笑)。
実になんとも言えない気分(笑)。
2.7㎏もありましたが、なぜか写真紛失・・・残念。
さらに最終盤、コショウダイより強い引きでドラグが4m出た! これは良型マダイ確定~っと喜びつつ、引きが収まってゆっくり慎重に回収してくるとプツッ・・・。
切れるはずの無いタイミングでグランドマックスが切れるのは、ハリスと歯が当たったか、サバ等の外道でチモトが弱っていたか・・・。
そういえばヒット直前、鳥が引っかかった仕掛けをそのまま使ったんだけど、くちばしや爪で傷が付けられてたのかな・・・。
ミズナギドリ。
黒くて小さく、潜ってオキアミを食いまくるミズナギドリはほんとにおバカちゃんで、警戒心皆無で針に食いついてきます。
この子たちが釣れちゃったら背中からハネの付け根か首を優しく掴んで、ペンチ等で針を迅速にはずしてやってください。
腹側からつかむと爪やくちばしで引っかかれますが、たいしたことはありませんので、しっかり優しくホールドして、迅速にリリース…してやるんですが。
リリースしたそばからまたオキアミを食いに来るという・・・。
アホウドリも同じように警戒心皆無で、素手でいくらでも捕まえられることからひどい名前を付けられることになったわけですが、ミズナギ君も同じくらい…。
なので、アホウドリならぬオバカドリに改名した方がいいな。
水中では サバとエサ取り軍団、海面ではおバカちゃんの波状攻撃で、普段の数倍疲れた〜。
ということで痛恨の良型ハリス切れバラシで、終了〜・・・。
コショウダイを釣って故障した・・・。
という腐れオヤジギャグで腐れ切った気持ちをリフレッシュするには、やけ食いしかない!
▲帰路、とんかつ工房和幸鷺沼店へ。塩にぎりで倹約と言ったそばから、もう忘れた(笑)。
▲GoPro12で撮影してみる。
▲明るい環境では動画もかなり綺麗に撮れます。動画からの切り取りでこのクオリティなら充分。
この和幸はワンランク上っぽい雰囲気で、一人分ずつ釜炊きするご飯が絶品なのはもちろん、キャベツとお新香、アサリの味噌汁も旨い。
全部おかわりOKで2000円前後とリーズナブル。もちろんトンカツも旨い。エビフライとトンカツが付いた“さつき”がお気に入り。
満腹になって不都合なことは一切忘却の彼方へ。
つまようじシーハーしながら、「おバカ鳥、あれで意外とかわいかったな。しかし、次はデカイの釣れそうだぜ、すぐ行きて〜な〜」とか夢想しながら帰宅したのでした。
ということで、GoPro HERO12の使用感。
・画質は11と同等で、非常に綺麗。
・手ぶれ補正機能は最高クラスで、全然ぶれない。
・操作性がアップ。タッチパネルの反応がサクサク。
・今日は熱停止ゼロ、録画時間が飛躍的にアップ。
・首下げは、ちょっと重い。
・相変わらず、海水を気にせず使えるのが良い。
という感じでした。
https://www.youtube.com/watch?v=see1n74bsu0
▲ちょっと前、晴天時に12で撮影した動画です。4K画質で見ると画質が素晴らしいです。釣果は今一です(笑)。
機会があったらGoPro使ってみてください。色んなガジェットが充実していて面白いですよ。
バイバイ