2024年6月21日 天気>弱雨→豪雨早上がり 風>南東微風凪ぎ→強風どったんばったん 気温>早朝19℃ 雨は寒い 水温>22℃ 潮流>ほぼ無し~北東(トモ方向) 漁場>剣崎沖YSD~TKB周辺 タナ>11~38m

 

 

 

釣行当日の週間予報は曇り。数日前に曇り時々雨。前日予報で雨。風は弱そうなのでべた凪で降ったり止んだりの曇天マダイ高活性模様だと予想し、いそいそと一義丸へ。

 

▲今日もイケオジのユッキー船長。「ここ最近、好転したとか?」「ないね~、悪転してたりして(笑)」。

 

一義丸ユッキー船は片舷3~4人と超余裕。一方のヒューガ船長のイサキ船は好調持続中で上手い人は連日クーラー満タン、120アップや70アップなどと実に好模様。良型ばかりなので今がチャンスですね。

 

ちなみに!!

ここ最近の剣崎沖マダイは激澄み潮&サバソーダ地獄で大苦戦中。前回Bだったことは華麗に忘却し、ちょっと雨だと釣れる気になってるんだから我ながら呑気なもんです(笑)。

 

 

  ヨシンデ海域でスタート。

 

▲サバソーダ攻撃がヤバイというのは織り込み済みなので、コマセひとつまみ・もしくは無しで早速投入。最初は反応なし。でも次第に上の方にそれっぽい反応が入ってきます。

 

数投後、「10から11mで」とのマイク・・・思わず再確認するほどの激浅タナ。これはやる気のある鯛が浮いているのか、それともエサトリ軍団なのか。

 

タナを上げても下げても、エサが取られまくり・・・。

 

曇天にもかかわらず激澄み潮だからエサトリが超活発。

 

手返しをがんばるしかないので2~3分で入れ替えを繰り返していると、

▲ググッに合わせると、サバソーダとは明らかに異なる硬質感&メリハリ感のある引きで、マダイヒットを確信。斜め後ろに糸が行くけど片舷3人なのでオマツリの心配なし、余裕あり。

 

最初は良い引きだったけど数m巻き上げてくると弱くなる、これって鯛じゃなくない?・・・。

▲今年初のデカイサキゲット。嬉しい!けど、マダイの顔も見たいぜ。

▲一番でかいのはあげちゃったけど、まずまずサイズを持ち帰って食べてみた。松輪産?のトウモロコシ甘し。

▲塩焼きが一番簡単で好き。イサキの旨さが凝縮する感じ。

▲キノコ類と一緒にホイルに包んでバター醤油で焼く、マイウー。剣崎のイサキはえもいわれぬ旨さだと再認識。

 

実釣に戻る。

 

 

  開始後30分、早く顔を見てB脱出したいと渾身の手返し・・・。

 

早めに何度か入れ替え、よそ見してるとピピッ、合わせると、

▲ガツーン。大納得の重量感と引きで、マダイか大イサキかコショウダイかイシダイ・・・って、なんだかわからん(笑)。だけど良い奴っぽいアタリ、キター(笑)。

 

▲トモの方に逃げるのをだましだまし上げてきて、ハリスを手繰ると何度も突っ込みハリスを出し入れ・・・これはこないだの2㎏アップ故障台と同じ引き・・・。

 

また本命じゃないなあ、赤いのがいいんだけどなあ。

 

予想不的中・・・。

 

▲真っ赤なマダイでした(笑)。2㎏アップの立派なサイズ。タナ10mちょっとだとハリスを手繰るときまで強烈に引くので、ハリスを滑らせつつゆっくり寄せ、慌てずタモに誘導しないとばれちゃいます。

▲ハリスを手繰る手が止められる・・・。

 

手返しウン百回の末、久々に本命ゲット嬉しい!

 

 

しばらくすると反応が抜けやすくなってきてエサも取られないのでコマセ増量。何投かすると今度はサバ地獄、コマセの案配が実に難しい。

 

その後、豪勢な反応が入るようになってきたけど今度はエサトリだらけで1分でエサが無い。

 

指示ダナより数m上の海面から8mで止めるとエサは残るのか実験。

ドラグを緩めてキーパーに竿を戻した瞬間に、

 

▲ガツッ、ギュイーーン。久々の猛烈な引きで糸がビュンビュン出る~。静まってハリスを手繰るとまた走り回る・・・ソーダの親分系、疲れるぜ。

 

数時間経過すると本命っぽい太線反応が入りにくくなったので、ユッキー船長は西へ転戦

 

こちらは出れば大物だけど、サバとの闘い・・・コマセは1㎜も入れずにタナビタ止め。ビシをはずして鉛オモリだけにする人もいたりと、船中でサバ対策を徹底。

 

にもかかわらず、しばらくするとサバ地獄・・・。

 

サバが入ってくる前に、それっぽい太線反応が映るタイミングが多々あったけど本命不発。デカいのが当たりそうだったけど・・・残念。

 

 

  で、再び東へ。

 

▲10時前、雨脚が強くなってきて、体感気温もぐっと低下。普通ならこんな天気が一番食いそうなんだけど、実に厳しい。それっぽい反応が出入りしまくるんだけど、これほど口を使わないのは水温と潮色が嫌なんだろうなあ。

 

  イサキは絶好調。

 

すぐ近くを流しているイサキは中型以上が好調に釣れてトップ50アップだとか。見てると、釣れる時間帯と何をやっても食わないタイミングの差が鮮明。

 

釣れるときにもたつかずに徹底的に釣るのが数を伸ばすコツっぽい。

 

 

10時半。

 

▲雨が本気を出してきた。眼鏡びしょ濡れで何も見えん、魚も食わん。

▲ゴアテックスレインウエアは、上はまったく問題なしだけどパンツスタイルの下はお股から水が浸みて下半身びしょ濡れ、お漏らし状態で実に不快・・・。

 

波も出てきてドッタンバッタン。

▲「この天気で何も食わない釣りって、実にクレージーだぜ。もうキャビンに入って休憩したいなあ。早上がり宣言してくれれば楽になるのにな~」と思いつつ、よく見えない眼鏡越しに竿を見てるとギュン。

 

合わせてみるとサバじゃない。

▲釣れちゃったマダイ。釣った感薄いけど、前回は“釣れちゃった”もなしだったので、まぐれアタリ上等、ラッキー。

 

あの激反応はマダイとそれ以外の多魚種連合なんでしょうね。選んでマダイを釣るのは至難のワザっぽいけど、長くしたり目立たなくしてもダメだったので、その逆にしたら釣れました。

 

 

  そして11時、マジの土砂降り。

その後、雨脚は強まるばかりで、

▲空は真っ暗、海はドッタンバッタン、魚はシーーーン。もう勘弁してください(涙)。

 

この後さらに風雨が増すということで剣崎の船は次々と早上がり。

我らがユッキー船長も早上がりを決断・・・ありがたや~、しょーじきほっとした(笑)。

 

ちょっと車から出入りするだけでびしょ濡れになるほどの大雨で、

▲帰路の三浦海岸も30キロのノロノロ運転。高速道路も水たまりがあちこちに出来てて恐ろしかった。

 

天気予報をよく見て行かないとクレージージャーニーになっちゃうと再確認したのでした(笑)。

 

ということで、アフター乗っ込みのマダイは最終章に差し掛かっているのか、激澄み潮とサバソーダ地獄のせいで食わない・食わせられないのか。

 

好転することを祈りつつ、また次回。

 

バイバイ