2024年3月19日 天気>曇り 風>北7m激揺れ→凪ぎ 気温>8℃寒し 水温>13℃ 潮>澄み~薄濁り 漁場>久里浜沖 タナ>20m前後 潮流>東? ほぼ無し?

 

  乗っ込み直前のマダイ狙い継続中です。

 

相変わらず食いそうで食わず、下手するとB、上手くいくと命からがら数枚ゲットというシビアさMAXな釣りとなってます。

一日ノーヒットPBで泣きながら帰っても、すぐまた行きたくなる。なんならバクバク食うよりハマりが深い・・・。一歩間違えればクーラー空っぽのスリルがたまらん(笑)。

 

そんなMッ気のあるマダイマニア、略してMMMの夢と希望を乗せて、

▲信頼と実績のユッキー船長は今日も北へ。今日の一義丸はマダイ2隻出しにしてくれ片舷4~5人と余裕の釣り座。

 

▲しかも空は暗く海はドッタンバッタンで、いかにも釣れそうな天気にニンマリ。

▲久里浜海域の浅場でスタート。荒天こそ釣り日和だと意気込んだけど予想以上に海が悪く、前席はドッタンバッタンと2mの上下動が永遠で頭クラクラ竿ハネハネ~。しかも風が冷たく、手が痛い・・・MMM心くすぐられまくり(笑)。

 

前回は7時間ノーピクで死にそうだったので、今日は早い時間に1枚釣って楽になりたいと必死で竿先を見つめていると、

▲隣のsゴーさんにヒットで激合わせ。1㎏弱ゲット。しばらく後、再びのヒットで1㎏強ゲットと2連発。「一人舞台ですね凄い」「今日の目標を達成しましたよ~。楽しいですねえ」とニンマリ。

 

潮は右舷側に微妙に流れるような感じ?(ユッキー船長に聞くと“ほとんど行かない”とのこと)。右前席は潮下っぽいので力が入るけど、ちょっとでもコマセを撒きすぎるとフグに針を盗られる・・・。

▲針結びばかり上達していく・・・。目立たない系の仕掛けに微調整していきます。

 

すると、

▲ゴツッと竿先が押さえ込まれたタイミングで激合わせ。竿を立てると重量感満点で、タナ20mから2m巻いては2m出されをしばらく繰り返します。焦ることはないので、この至高の瞬間を味わうようにじっくり弱らせます。

 

ドキドキしつつハリスを手繰って、8時間ぶりにマダイゲット!

▲3㎏近いナイスサイズ。色といい腹の張り具合といい、完全に乗っ込みの魚体だけど簡単には食いませんねえ。

 

これで気が楽になった~。あとは悠々自適に手返しして、たま~にヒットで1㎏超のナイスサイズを追釣。

 

  終盤、とある場所では、

▲メガイサキゲット。ハギさんはもっとでかいのを連発してました。イシダイに並ぶ最高級外道で絶対旨いやつ、最高です。

 

昼を過ぎ、残り1時間ぐらいになると微妙に潮が変わったのか、反応がさらに濃厚になり雰囲気アップ

 

絶対食いそうだとワクドキしてアタリを待っていると、

▲ゴチーン。一気にギューンと引っ張らない乗っ込み特有のアタリ方です。

 

乗っ込みのアタリとアワセ。 

 

乗っ込みのマダイは身重なので動作がスローモーで、アタリの出方も独特な鈍さです。

典型的なアタリ方は、

モゾッと竿先が入って→

ググッと重量感がアップして→

針掛かりに気がついて走り出す、

的な感じかな。

 

最初の小さな当たりはツケエサを吸い込んだことに気がつかず、他のエサを捕食しようとウロウロしている状態。

※普通はツケエサを飲み込んで即座に反転、激引きという流れ。

 

針の違和感に気がつくとツケエサを吐き出そうとし、吐き出せなくて走り出す、というのがこの時期の補食イメージです。

・置き竿にしてるとモゾッ→ギューンまでにインターバルがある。

・激走までのタイムラグが長く、重量感があっても走りが鈍い

・手返ししようとすると掛かっている“居食い”が増える。

という乗っ込み定番のアタリ方から類推してます。

 

だからこそ、“早合わせ必須”なのです。

・居食い系でツケエサを吸い込んだときは針は口内深く入っている

・違和感で吐き出そうとするとすっぽ抜けやすい、もしくは唇周りに薄く掛かる

 

違和感を感じる前、口の中に針が深く入っているときに合わせちゃった方が針掛かりが深くなるでしょって話なの(いきなり都市伝説の関さん風)。

 

コマセマダイでは、“早合わせ禁物”がまことしやかに語られるけど、自分的には“早合わせ必須”で、それは乗っ込み以外のシーズンも同じ。

 

コマセマダイは当たったら即アワセの方がバレにくい!

 

信じるか信じないかはアナタ次第です!!

 

コツッに激アワセを一発噛ましたら、後はゆるゆる弱々のやり取りでゆっくり上げてきて、

▲ランディング成功。でっぷり太った良型2㎏アップ!

 

▲鈍いけど重量感満点の引きがたまりません。

 

▲腹が凄い。これから産卵なのにごめんねって感じだけど、ボーズ~数枚程度なので許してちょ。

▲さらにヒット、これも良型。完全に時合い。この短いチャンスタイムにいかに釣るかが運命の分かれ目ですねえ。

 

 

一方、潮上側?で大苦戦していたギッシーさん。

▲「来ましたよ、でも引きが鈍いなあ」で、

▲でっかいクロダイ2連発。

 

残り45分ぐらいまで本命が当たらずB臭が漂ってきたとき、ついに時合い到来。

「結構良さそうですよ」と丁寧にやりとりし、

▲ナイスサイズゲット。

 

さらに数投後、「これはデカいかも」と、糸をピピーッと出されつつやり取りして残りちょっとでポロリ・・・がくーん。

 

その後、もう一回ポロッた後に1㎏級追加ゲットでとりあえず満足したらしい(笑)。

 

残り10分で自分も1枚追加して、4枚ゲットと大納得。

▲「今入れてる仕掛けが上がったら仕舞ってください」のマイクで撮影タイム。同海域の反応を細かくサーチし、最後にスイートスポットに付けてくれたユッキー船長、安定の信頼感なのでした。

 

写真撮影していると、

▲「おお、キタキター」っとギシさん。まだやってたのか、誰かさんかと思った(笑)。最後に帳尻を合わせてくるしぶとさ、さすがすぎなのでした。

 

明後日、プロも交えて3人で再戦なのが今から楽しみ~。

▲タナ20m前後でヒットしてくる2~3㎏級マダイの重量感がたまりません。1㎏級もギュンギュン引いて楽しすぎ。

 

 

  一方、潮上不利席になっちゃった人たちは大苦戦PB・・・。

 

どうやっても食わず、ウハウハな人たちを指をくわえて見てるだけというのは前回自分も経験済みなので、気持ちは良~くわかります。次がんばりましょう!

 

いつスイッチが入って爆釣モードに突入するかわかりません。仕掛けや釣り方に特別な秘策はないかな。コツは懲りずに通うことと、“ツキ”を満杯にしていくことです。

 

さて、飛び石連釣はどうなるかな。

どうにか乗っ込みXdayに遭遇したいものです。

 

バイバイ