2023年 6月3日 天気>豪雨のち晴れ 風>北強風 気温>19→23℃ 水温>…℃ 潮>爆濁り 漁場>沖 タナ>15~40m前後 潮流>北(トモ)

 

いよいよ横浜沖のマダコ釣りが解禁ということで行ってきました。

▲本牧・長崎屋さん。画像は下船後、雨が止んでから撮ったものなんだけど、水色がヤバすぎる。

▲こんな泥水みたいな水色で、タコはエギが見えるんかいな。さらに、大量に流入した雨水が塩分濃度を下げ、浅場に潜むタコの活性を激下げしてるのは間違いない・・・。

 

 

 大苦戦を覚悟して挑むことに。

 

▲解禁二日目の土曜日ということで3隻満船。だけれども、昨日から続く豪雨のせいでキャンセルもチラホラだったそうです。警戒警報が出るほどの大雨日に船に集うなんて、変態の世界ですな(自分含む。笑)。

▲完全防備してきたサカちゃんと左前から並びます。極鋭エギタコ&オシコンの豪華タックルで挑むと張り切ってます。

▲一方のオレ、傘を差しながら釣りができないものかと試行錯誤中(笑)。解禁日のワクドキと豪雨&濁りの悪条件で複雑な気分。

▲今日の秘密兵器はコレ。結論から言うと、大型ハンドルを装着したカルコンの巻き心地が最高! キャストしやすく、良型タコが掛かったときの巻き上げパワーも文句なし。100点!!

▲エギロストしてもすぐに復帰できるように、あらかじめ数セットの仕掛けをセット。海中は激濁りだろうから、とにかく目立ちやすい組み合わせから投入。

 

▲出船後、1分で場所到着&スタート。見慣れた護岸をあちこち探っていきますが、船中沈黙・・・。かなりたってから右舷トモ寄りで1杯出たらしい。左舷はシーン。

 

1時間ぐらい経過した頃、「おっ」の声で横を向くとサカちゃんにヒット。

▲1㎏級の良型ゲット! 

▲「前回、鹿島でボだから、ほっとしたよ」とニコリ。オレも早く楽になりたい~。

 

 

  さらにかなり経過後、いかにもタコっぽいムニュ感・・・。

 

ムニューっと重くなって合わせると、イソギンチャクだったり網やゴミだったり根掛かりだったりで9割方は偽物の乗り

 

でも毎回、「これはホンモノに違いない」と合わせてスカッの繰り返し・・・。

 

またこんどもスカかと思いつつエイヤーっと激合わせ!

▲ガツッと引っかかって根掛かり? でもちょっとムニュ感が残っているので竿を起こしていくとバリッとはがれた。

▲1㎏前後のまずまずサイズゲット。今年の初物が釣れて良かったぜ~。

 

  でもなんか違和感・・・。竿先を見ると、

▲折れてる~(怒)。メタリアのメタルトップ破損2回目・・・。金属疲労? まだ3シーズン目なのにこれしきでへたるとしたらどうしようもないぜ。

 

むちゃくちゃな負荷を掛けたり、ラインを絡めたり、先っぽだけ強く曲げたりぶつけたりしたわけでも無いのに、折れるというのはダメだよなあ。

 

 

天国から地獄、凹むぜ・・・。

 

▲メタル部分がこんなに短くなっちゃおしまい。適当な穂先素材を見繕って付け替えるしかない(別のメタリアで経験あり)。それにしてもメタルトップって・・・。

▲予備竿に持ち替えて再投入。1杯ゲットしてリズムに乗ろうかという矢先のハプニングに気分だだ下がり(涙)。

▲メタリアタチウオゲーム(テンビンタチウオ用ロッド)だとちょっと柔らか過ぎるかな。軟調子で弱そうだけど、これが意外と丈夫でまだ一回も破損してない・・・とはいえ、細身なので荒っぽい使い方をすると折れそう。エギタコ釣りの代用品としてはテンヤタチウオロッドの方が強度があって良さそう。

 

  その後もなかなか好転せず、

 

▲船長は本牧沖~大黒ふ頭沖間を、しらみつぶしにランガンで攻めていきます。

 

移動の合間に、

▲サカちゃんの予備竿“ダイワエギタコX”を借り、リールをつけかえて仕切り直し。

▲エギタコXはエギタコのエントリーモデルで、1万円台とリーズナブル。使ってみると非常に堅牢な作りで、かなり硬め。これならちょっとやそっとでは折れそうも無いし、鹿島の60号ぐらいのオモリを使うタコ釣りにもよさそう。ただし、かなり持ち重り感があって、手首と腕が疲れる・・・。

 

  エギロスト多め・・・。

 

カルコンのキャスト性能が抜群なので、バンバン遠投して攻めまくっていると、結構な頻度で回収不能系の根掛かり・・・。5組ぐらい仕掛けを全ロスト。

 

2回目に高切れ(PEオムニウム4号+フロロ10号)。その後はリーダー無しでPE直結。根掛かりすると手で掴んだ部分からPEが切れる・・・。なので、リーダー部分が切れるように、適切な強度のリーダー必須だと思いました。

 

PE4号=フロロ8号の方が良さそう。

PE3号なら6~8号かな。

 

ちなみに、船中ではロストゼロの人の方が多いくらいで、それほど根掛かりは多くなかった模様

 

5回ロストはダントツワースト(涙)。慣れない竿でアタリと根掛かりの判断がつきにくかったのと、投げまくったのが原因・・・ということにしておこう。もうちょっと注意して、早く察知できれば回収率はアップするはず。

▲おそらく、エギの組み合わせとか種類とかでアタリが云々という問題じゃ無く、状況が悪すぎてタコが巣から出てこないためにアタリが無いんだとは思うけど、当たるまで色んなエギをチェンジし続けます。

 

エギセット交換後しばらくすると、

▲ガツーン。仕掛けやエギを交換した直後に当たることが多いものです。これはマダコ・マダイ共通。

 

▲結構な重量感だけどカルコン&ロングハンドルの巻き上げパワーでグイグイ上げてきて、良型浮上~。

▲1.5㎏前後の良型。今年は、去年からの生き残り良型タコがかなり残っているような雰囲気で、今年生まれた新子も500g以上と成長具合が良さそう。

 

その後、船中あちこちで良型がヒットして、ボーズ脱出する人が増えていきます。

 

平均1㎏前後で、2㎏超級の大型もポツポツ。


▲11時頃に雨上がる。太陽が射すようになり、冷え切った体がぽかぽか。

 

いよいよ盛り上がってくるかと期待したんだけど、天気回復に反比例するように船中アタリが遠のき、船長の移動が激化。

 

12時を過ぎると、どこでやっても当たらず・・・。

▲いくらなんでもこんな水色じゃあ喰わないだろうなあ、素人でもわかる(笑)。

 

邪悪なカフェオレ潮下、マダコ君たちは捕食どころか生死の危機に直面してるんじゃないかな。

 

ということで最悪クラスの海況でしたが、自分は4杯ゲットで、当船は0~4という釣果だったそうです。別船はトップ7匹ぐらいかな。

 

 

  今後、海の状況が良くなるにつれ、食いは上向くに違いない。

 

翌日、長崎屋さんに出動したコイちゃんは、

▲いきなり3.5㎏の船中最大ゲット。2.7㎏の大型もゲットしてウハウハだったとか。良型の足1本より軽いチビちゃんを10匹釣るより、良型数杯の方が良いかな。

 

 

ガツーンと竿が止められ、糸を巻き取るのも苦労するような価値ある1杯が釣りたいものです。

 

 

  急遽、タコ竿ゲット。

 

数日後にsゴーさんとのマダコ予定が入っているので、早急にタコロッドが必要。

▲釣具のポイントでエギタコXRというシマノのタコロッドを購入。新型の極鋭エギタコと迷ったけど、竿破損の危険がいっぱいのこの釣りに5万は出せないなあ・・・。オレ、絶対折るし(笑)。

▲まだシマノのエギタコ竿は使ったことが無いので、ブログネタ発掘も兼ねて、この竿にしてみたというわけです。かなり硬めで質実剛健的な雰囲気、折れなそう(笑)。

 

※シマノにも極鋭なみのハイエンドモデル“タコマスター”という竿が新発売されたそうなので、興味のある人は使ってみてください。

 

  初ダコを味わってみた。

 

サカ宅帰着後、「すぐ食べたい」というので早速タコの調理。当日はぬめりが落ちにくく硬いので、一度冷凍してから調理した方が良いんだけど、当日すぐに料理する場合は、とにかく身を叩いてかちんこちんの身をほぐす!

 

すりこぎやボトルなどで叩くのが普通だけど、何も無かったので布をかぶせて鉄拳! ごめんねタコチャンと謝りながら殴打の雨。

※タコは大きくなるほど身が固いので、サイズによって叩き量を増やすと良いかも。チビちゃんは叩かなくても柔らかくて美味しい。

▲茹でて切って、刺身醤油でぱくり。しっかりした歯ごたえと滋味が広がる、横浜沖マダコ旨し!! でももうちょっと叩いても良かったかな。身がぐてっとするぐらい叩いた方が柔らかくて美味しいかも。

▲ママのリクエストで、自家栽培のキュウリとマダコのぶつ切りをキムチで和えてみた。これがちょい辛でマイウー。酒飲みにはたまらんらしい。

▲そしてメインは、チビタコ2匹とシーフードをふんだんにトッピングしたパエリア。こりゃあ旨い。ただ、もう少し魚介のダシが出るかと思ったけどそうでも無かったので、顆粒ダシとかトマトピューレとかも入れると良かったかな。

▲世界一元気な娘ちゃんと、釣果今一だったパパとパチリ。パパはどうにも良い日に当たらないのがかわいそす。たまには爆釣日にいっぱい釣ってもらいたいもんです。次回はがんばって!!

 

タコ釣り次戦時は潮色が戻って、攻略のしようがあるような状況に海が回復してると良いんですけどね。

 

それと、剣崎のマダイ・イサキも気になる。イサキ船では良型が多発し、マダイ船は激ムズらしい。こちらもすぐに再戦予定。

 

またよろしくです。

バイバイ