2022年 5月16日 天気>雨 風>北6m 気温>18℃寒い 水温>17.7℃ 漁場>剣崎沖 タナ>20m前後 潮流>ほぼなしだけど前?→南 潮色>薄濁り
乗っ込み未だ継続中、ロングランの兆し・・・。
今年の乗っ込みは、
2月下旬にプレ乗っ込みの雰囲気でトップ10枚ぐらいといきなり絶好調。
3月には、プレなの?本番始まっちゃってるの?というぐらい好調にマダイが釣れ盛り、
4月に入ると乗っ込み本番の浅場周辺が主戦場になり、釣れる人は連発。
4月末~5月は、例年だと乗っ込みも終盤の雰囲気になるのに今年は終わるどころかまさかのGW大爆釣!5月の初旬は衰え知らずの食いが続き、異例の乗っ込みロングランに。
そして5月中旬の今。
大盛況だった乗っ込みも、さすがに終わりの始まり=アフター乗っ込みの気配。クレイジーな釣れっぷりだったのが、ここ数日は0~5枚、0~7枚ぐらいと良識的な釣果(笑)に落ち着いてきたそうです。
まあ我々クラスになると釣れても釣れなくても、乗っ込みでも乗っ込みじゃなくても行くから一緒なんだけど、一応船長たちに直近の釣れ方を確認すると、
▲「いやあ、昨日はきつかったっすよ。反応が入って来ても抜けちゃって」とヒューガ船長。それを聞いて「でも今日は大丈夫だ」ときっぱり言い切るオレ・・・根拠無き言葉じゃないっすよ(笑)。
だって、
▲激空きなんだも~~ん。なんとユッキー船は片舷3人、お大尽(笑)。
▲「いやあ1月以来ですよ、こんな余裕の配置」と松本プロ。同行の方に前を譲り、真ん中席を自ら選択。「この人数なら、潮が前でも後ろでも釣れる真ん中でしょ(笑)」。
「じゃあ釣っちゃいますか」と言うと、
▲「がんばっちゃいましょう!ドーン」。喪黒福造か(笑)。
え~、いつも通りフィクションを交えてお送りしております(笑)。
▲出船前のカンファレンス。ちなみに今日は、左のJさんがダントツの釣果でした。
一方、隣のタッチー船では、
▲なんだなんだ喧嘩中か!!
▲嘘~、超仲良し(笑)。タッチー師匠の釣り方解説を、一番弟子のボンバー君が真剣に聞いていたのでした。まじめな表情の人相が悪すぎ~(笑)。「色々教えて貰ってもすぐポロったりバラしたり当てられなかったりするんですよ~」とB氏。そしてタッチー船長に教育的指導されて、また乗りたくなるというんだからヘンタイの世界ですね(笑)。
ということで出船。
▲今日は一日雨。空が暗く、海はぽちゃぽちゃ・・・。オレの脳内大鯛レーダーが警戒警報を発令中~~(笑)。でっかいのが来そう過ぎてヤバい!!
ちなみに先日、釣具のポイントで奇跡的に一着だけ残ってた2XLを見つけて即バイト。
▲シマノのゴアテックスレインウエア-。4万円弱とけっこうなお値段なのに真っ黒で遊びもシャレッ気もナッシング・・・。「オレの数千円のワークマンジャケットと一緒じゃないか」とジイに言われる始末。ゴアテックスのエンブレムぐらい大きく付けときゃ良いのに。
で、今日は耐久チェックに丁度良い雨なので、
▲防水性のチェックをしてきました。時々ヘビーレインになったけど中は一切濡れず。2重袖口の防水性や止水ファスナーも万全で、ビニールカッパに引けを取らない防水性でした(初期性能だけかもしれないけどね)。以前の同シリーズより格段に良くなってます。技術の進歩を感じられ、良い買い物でした。
▲でもって実釣。「良い反応が入ってくるよ、がんばって」のユッキーマイクでリーチ予告が入るとギューン・・・と、前の方の人たちの竿が絞り込まれます。
両前連発、真ん中の松本プロもそれに続きます。
「前から順番にヒットか、よしよし。次は俺の番だぜ~」からのスルーで、オレを通り越して再び前にヒット・・・落ちこぼれ~。
「ちょっと待てよ、先日のイベントで運を使い果たしたのかオレ? もしかして出がらし状態かも・・・」とガクブル。
移動の合間にユッキー船長に海況を聞くと、「潮はほとんど行かない。反応は前だけじゃなく全方位から入ってくるよ」とのこと。トモが潮上不利席だと言ってくれよ~(笑)。でも、潮上・潮下じゃなく釣り人のアーム次第みたい(涙)。
かれこれ1時間半、モーニングサービスに完全に乗り遅れ、ボーズの予感・・・。
コイツは弱ったと茫然自失で竿先を見つめていると、
▲ドーン!!喪黒!!
▲竿先がしっかり絞り込まれたところで、
▲ガツッとフッキング。コレをバラすとPB一直線なので超慎重にやり取りし、
▲綺麗なマダイちゃんゲット、1.8㎏。引きが強い。
1枚釣れると気が楽になってボーズじゃなけりゃもう余裕、鼻歌交じりに竿をチラ見してると、
▲ギューン。合わせようと竿を立てると逆に、
▲持って行かれる~・・・良型確定。タナ20mと激浅で、お腹がスリムになったマダイの引きの強さを堪能しつつ、だましだまし巻き上げ、
▲後検量3.4㎏ゲット!!引きがたまらん。
▲2匹目の引きがかなり強く、ワクドキのやり取りがたまらん。弱いハリスで強い引きと対峙するのがこの釣りの真骨頂。ワクドキどころかガクブルする奴との対戦を切望中です。
この場所では反応が出たり入ったりするけど、当たるのは左後ろと両前が中心。左前ではすでに5枚アップぐらい釣ってるとのこと、凄いっすね~。
でもその後は停滞。
同海域を何カ所か流し変えて、らちがあかないとみたユッキー船長は大きく場所替え。相変わらず釣り人を飽きさせない操船が秀逸すぎる。
西側漁場では、コマセを撒くと反応ムクムク~からの船中あちこちで竿が突っ込むけど、
▲巨大アジやサバが連発。これらの外道を上手く回避した人はマダイをゲット。
オレには来なかった・・・この時点で2枚は船中ビリペース。
後1枚でいいからでかいの来い!と祈ってると、残り1時間で後ろへの潮がとろーっと流れ出した!!
ぎゅーっと竿が絞り込まれて合わせをかますと、グニューッと持ち上がる引きでメジナ。船中あちこちでメジナ。
自分もメジナ2連発の後、ちょっと引きが違うアタリ来たか? ゆっくり上げてくると、
▲1.2㎏乗っ込みカラーのオスゲット。コイツは引きが弱かった。
さらに反応に合わせて誘っていくとギューン。
気持ち良い引きを堪能しつつ、
▲真っ赤なマダイゲット。2㎏弱の美形ちゃん、嬉しい。
▲1~3.4㎏が4枚。さらに大~巨大アジ多数、メジナ多数、アタリ頻発で大いに楽しめました。
▲胴の間でも4枚ゲット。「いやあ、釣り自体は楽しめましたけどねえ・・・。今一釣りきれないのがもどかしくて満足度は低めかな」とあくまでストイック。「もう乗っ込み全盛期は過ぎたから船中0~5ぐらいがちょうど良いんですよ。4枚も釣れたら御の字だと思わないと」「まあそうですけどねえ、もうちょっと上手くやれれば最高なんですけどね」。釣りに対する気持ちがぐうたら釣り師とは雲泥の差。見習わないとだ。
▲トップはこの方。一義全船でダントツトップでした。すばらし。
▲場所移動のたびにマダイヒットを引き出す凄腕っぷりを久々に体験。さすが過ぎなのでした。「みんな苦戦している中で、これぐらい釣れればよかったよ~」。仏のユッキー船長、和むわ~(笑)。
▲シメサバが食べたくて、アジとサバを少し持ち帰ってきました。
▲ぶっとくてでかいこのアジ、脂が凄い。当日刺身にして喰ってみたけどちょっと硬い。明日の方がずっとおいしいかな。
▲2㎏弱のメス鯛もサクにしときます。
▲真子が半分ぐらい残っていました。剣崎のマダイはだいぶお腹がすっかりしてきたので、終わりの終わりは6月中旬ぐらいかな。早めの釣行がオススメです。
▲身はだいぶ淡泊になってきました。ちょっと昆布に付けて寝かせた方が刺身はおいしいかな。
▲煮付けにしたら旨かった~。淡泊でしっかりした身が良い感じでした。
ということで、終盤戦の乗っ込みマダイ、まだいけます。
今日は超大鯛が出そうだったんだけど不発、最後の反応はまさにそれっぽかっただけに残念至極。
前半戦終了前にでかいの釣れるかな。今年のダービーはまだ6.7㎏なので誰にでもワンチャンありそうですね。
ということで、終了するまで2022年の乗っ込みを追いかけますので、もう少しおつきあいくださいませ。
バイバイ