岡崎塾長と塾生たちの「私たちは、一生成長し続けます!」ブログ -4ページ目

心眼力

心眼力 -柔らかく燃えて生きる30の智恵- (CD付)/野口 嘉則
¥1,680
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以下、感想文です。

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早稲田大学3年 高梨翔


正直に言うと、私はこの本を最初に読んだときあまり感銘を受けなかった。今考えれば、夏休みの時点では、まだ心と頭がそこまで追いついていなかったのだと思う。読書感想文の手がパッタリ止まってしまったのは、本音を言えばそれも理由の一つでもある。

しかし、夏休みが終わり、岡崎塾長、小川さん、塾生の人達から様々な話を聞き、ある程度の思考の試行錯誤を経て、9月の頭に読んだ心眼力を改めて、10月の後半になって読み返してみた。そうするととてつもなく濃い本であることに気づかされた。おそらく9月の時点では、人間性の重要性などを急に考え始め、音声教材などと同時進行しながらどんどんと読み続けてしまったから吸収・消化不良に陥ってしまったのではないかと思う。

今回読み直し、心に残ったところをまた書いていきたいと思う。

願望を実現するうえで最も根本的で大切な事は「ふさわしい自分になる事」である。事業で成功したければ、成功者と呼ばれるにふさわしい人間になること。素敵な恋人がほしければ、あなた自身が素敵な人になる事。たくさんの人から応援されたければ、たくさんの人が応援したくなるような人物になる事。その願望を実現するのにふさわしい人間性を具えた人物になる事が根本である。



これは今になってみれば「当たり前」という思考回路だが、つい数か月前まではそうではなった。8月、私は慶應の学生がやっているネットワークビジネスと投資にハマりそうになった。お金をただひたすら稼いでるのを羨ましく思ったからだ。しかし、どこか違和感を感じていた。「カッコ良くなかった」のである。金融の世の中のお金が回る仕組みで稼いでいるだけで人生に情熱的でもなく、話も薄く感じた。ただお金は持っているだけだった。彼はこの先失敗するだろうか。

私が目指しているのはお金を稼ぎながら人生に情熱的な人だ。「この人にならついていきたい」と思わせられる人間になりたい。彼ではないと気づけて良かった。

「この本にはこのようなことが書いてあった」という知的な理解よりも、「この本を読んで自分はどう感じたか」という感性的な体験(感動)が大切。人間は感動によって変わる。



 私は感性や感覚、直観の類を信じていなかった。この文章が言うように、この本にはこんなことが書いてあったんだという知的な理解をするものだとずっと思ってきた。そして、本が説いている「教え」にそぐわない自分の気持ちがいてもそれを排除し、その本の「教え」をいつもそのまま受け入れようとしていた。

しかし、岡崎塾に入って、塾長や小川さんの話を聞き、感性、直観の大切さを意識するようになった。そうすると様々な場面で「こんなこと思ってはダメだ」というビリーフに当てはまる気持を無意識にことごとく否定している自分に気づいた。つまり自分に嘘をついていたのである。

今では自分の心の声を聴き、それに従うことで昔よりは自分自身を理解できる。そこからやっと少しずつ自分を変えられるのだなと思う。

・知行合一。本を読んで「実践しよう」と思うことがあれば「実践ノート」などを作り書くと良い。



私は感想文を書くとき、気になったセンテンスは全て抜き出して一度wordにまとめ、そこから感想文に書くものを引用する。その時に副産物としてできあがる「良い言葉集」が私の「実践ノート」になる事に気づいた。感想文様様である()

・謙虚さの源となるものは「本物の自信である」。私たちは自分に自信を持てないときに、才能や地位や実績によって自分を飾ろうとする。そのままの自分ではダメだと思うから、自分を他人から認めてもらうための証拠を集めたくなる。そしていつのまにか自分のアイデンティを才能や地位や実績においてしまう。だからこそ、自分の価値を証明するために才能や地位や実績を得ることに必死になり、それらを手に入れた結果、「自分はすごい人間になった」と錯覚する。



これは大学受験の時や大学に入った当時、本当の自信がなかったのだなーと思った。「早稲田」というネームバリューで自分がすごい人間になったような気になっていた。その大学の偏差値が私自身の人間偏差値のようなのだと思っていたのかもしれない。しかし今は違う。早稲田という名前には、その人を表す意味としてはあまり価値がない。

しかし、最近自分との対話で気付いたことがある。私は「人間性を向上させる思考」に至っていない人を心の中で馬鹿にしていたのだ。渋谷で歩いているギャル男を見ると薄っぺらくてどうしようもなく見えてしまう。私は岡崎塾で手に入れた思考や考え方で、どうやら「ほかの同年代とは違う厚い人間になった」と錯覚しているようだ。反省しなければならない。

・私たちの心には、認めたものを現実化する力がある。心の底で認めたものを現実に引き寄せるのである。だからこそ、自分の周囲の人たちを何者だと認めるかが重要である。松下幸之助さんは社員の誰に対しても「ああ、この人は素晴らしい存在なんや、偉大な力を持った人なんや」という見方をしたそうだ。



これはすさまじく難しいと思った。私もこの本を読んでから、このように思おうとし、生活しているが、どうしても「誰かを馬鹿にしたり見下したり」してしまう。常に師に当たる人、もしくは同年代ならば自分の考えをぶつけあって討論できるような人、人生に夢がある人、などとしか話したくなく、それ以外の人間は「クズ」だと思っていて関わりたくない自分がいる。男としての器が狭いのだろうか。とにかくこんな思考ではきっと皆が付いてきたくなるような人間にはなれそうにない。どうになかしなければならない。

・「あなたにとって一番大切なものは何ですか?そして、日々それを大切にして生きていますか?」意外に答えられない人が多い。



これは私も答えられない。そして考えた今も答えられない。家族も彼女も友達も自分の人生も大切だ。一番といわれると困る。というか何と何を比較するのがわからない。

そうではなく、自分の人生においての軸を作りそれを大切にしろということなのだろうか?

これは自分でも考えながら、塾生の皆や友人たちに聞いていきたいと思う。

・「今自分にとって何が大切なのか?」「自分の心はどんなメッセージを発し、何を求めているのか?」・・・そんなことを感じる暇がない毎日を過ごしているからかもしれない。



さっきも書いたが、今まで自分の心のメッセージを大事にしてこなかった。だから例外なく、そんなことを感じる暇がない毎日を過ごしてきたのだと思う。しかし、自分の心の目を向け始め、「~でなければいけない」というビリーフを捨て、何を自分が思っているのか、を考え受け入れるようにし始めてから、毎日が圧倒的に軽く楽しくなった気がする。自分の中の新たな発見を感じるために、ペンとメモだけ持ってカフェなどに行くのが最近楽しみだ。

今日という日は二度とやってこない。今という時間も二度とない。
あなたの人生において本当に大切な事、それをやるのは、今しかないのです。


 ジョブズさんも言っていた。毎朝鏡を見て確認していたという。

119日の今朝、トイレにこの言葉を張り付けた。これからは毎朝この言葉を見て毎日を送りたいと思う。


最後に心眼力は「ふさわしい人間」になるバイブルの一つであると思う。そしてある時期にならない理解できないことが多い本だ。きっと塾長と私が読むのでは全然違うかもしれない。塾長の方がこの本の深みがわかると思う。

自分の心の声を聴く方法。相手の本質を心の眼で見る方法。この本は何かを訴えかけるわけでもなく、静かに心に沁みこんでいくような本だ。半年後読んだら、また違うものが私に沁みこんでいくのだろう。

サンマーク出版の鈴木七沖さんもお礼メールの返信で「心眼力は私の担当した中でもスペシャルな1冊です」と仰っていた。私はこのタイプの本には出会ったことが無い。

そして私にとってもこの本はスペシャルな一冊になった。


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岡崎塾 5期生 牧野理慧

①心眼力 野口嘉則



 まずこの本を読み終わって感じたのは「心がホッとする」という印象です。今まで他人や自分の考えに対して妙に力んでいた力がふっと抜けました。

 特に「困ったら眼を閉じて、肉眼をお休みする」「他人を変えようとするな、わかろうとせよ」という言葉からは、他人の正しい捉え方を、「辛いこと苦しいことに感謝できる感謝力をあげよう」からは人生を幸せに生きるためのコツを、「私の言葉は私が一番聴いているのだから、いいことを言おう」からは何気なく発する言葉の重要さを学びました。

 学んだことばかりではなく、今の自分の考えと同じ部分も多くありました。「人生は有限」という考えや「会社や世界全体へ貢献しながら、それを自らの喜びとして生きることが幸せな生き方だ」という言葉は、就職活動中から自分で掲げていた事だったので、自分の考えに自信がつきました。

 何か悲しいこと、辛いこと、めげそうなことがあったとき、初心に帰るために読みたい本です。いざという時のための、心の支えとしてそばに置いておきたい本です。


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お疲れさまです、棚原です。
「心眼力」読みましたので、その感想を失礼致します。

私がこの本の中で特に注目したのは3点です。
・人生のモデルについて
・身近な人、全員が素晴らしい存在であることについて
・すぐに行動ができるようになるマインドについて

…どれも最初の100ページの中にありました。

まずひとつ目、人生のモデルについてのお話。
これは以前、社長からお話を聞いたことがありました。
ただその時は、あまり重要性がわからずピンとこなかったのですが…。

著者が人生のモデルにしているという、
吉田松陰をググって初めて意味が分かりました。
素晴らしい志に生きた人ですね。

その人が一生を通してつくりあげたその姿、それをモデルとする
…これ以上しっかりとした理想像はない!と私も感じました。

さっそく私も歴史上の人物で誰かいないかと馳せましたが、
パッと出てきたのはナイチンゲールでした。
確かに素晴らしい女性であるとは思いますが、
少しずれているように感じられたのでひとまず保留にします。
(なんとなく女性がいいなと思うのですが)

つぎに、人は素晴らしい存在であるということ。
著者は配偶者・息子・社員に対して、
彼らは素晴らしい存在なのだと思う訓練をしていました。
私にはまだ配偶者も息子もいないので、
身近な人を何人か思い浮かべてみます。

どの人もどの人も、それぞれ生きてきた時間分の
想いと考えを持ってる素晴らしい人であること…
そしてこれからも、私と違う想いを抱き、違うことを考える、
私が持っていないものを持ち得る人間だということ…、
それを単純に素晴らしいと思うこと。
いっきに心が軽く、幸せになれます。
もちろん今までも、他人を軽んじてきたつもりはなかったのですが、
やはり、意見の食い違いによる苦手意識を持ってしまうことはありました。
それがなくなったように思います。

本のどのあたりに書かれていたかは覚えていませんが、
意見の違う他人は敵になれると同時に、
お互いを助け合うパートナーにもなりえるというお話もありました。
本当にそのとおりだと思います。


最後に、すぐに行動をおこせるようになるマインドについて。
今まで、私はどちらかというと、行動をおこすことが苦手でした。
行動することで、相手が何を返すのか、
それが予想できなくて怖かったのです。
著者は、行動をおこさないことにより、訪れるだろう未来の恐怖と、
行動をおこす勇気、どちらが自分にとって楽か
「選択」すると良いといっていました。

行動をおこさないとおこってしまう未来…
それはたいてい私にとって嬉しくない状況です。

それを想像すると、私はすぐに行動がしたくなります。
都合が悪くなるのは、絶対避けなければいけないと思うからです。

また、やらされているではなく、選択している(=やっているんだ)という
意識は、同じことをしているとしてもかなり気持ちが違います。

この本に書いてあることを実行すると、
前向きで明るく積極的な…今はまだちょっと眩く感じられますが、
そんな誰からも好かれる人間になれそうだという期待があります。

読んで得られたことをまとめるとこんな感じでしょうか。
またしばらくして読むと、きっと今回とは違うものを得られると思うので、
時間をおいてまた読もうと思います。

ありがとうございました。
よろしくお願いします。

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会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)/齊藤 正明
¥819


■塾生の読書感想文を紹介します。


夜分に失礼します。
木村です。

「マグロ船」読みました。

タイトル通り、会社人生で必要な知恵が
詰まっていると感じました。

個人的に一番、響いているのは
余計な事を考える事は無駄だという事です。

自分も他人も完璧だと思うから
失敗した時にストレスを感じてしまう。
努力をしたら報われると思うから
結果が悪かったらストレスを感じてしまう。

マツダさんよろしく、
期待しない事が大事なのだと思いました。
(少し語意は異なりますが。)

自分の納得できるベストを尽くして、
あとはどんな結果になろうと受け止める。
その為には自分の力でどうにかなる事をしっかりこなし、
どうにもならない事は考えない事が大事だと。

こういった事が出来ていないから
きっと自分はこれまでも無駄にストレスを
感じていたように思います。

だからこそ、考えすぎない事が
今の自分には必要なのではないかと感じました。


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永井です。

『会社人生で~』を読んでの感想です。


私は完璧を求めたりしていたため、
人の目を気にしたり、
相手の短所ばかりに目がいったり
『わかってくれない』と考え、
塞ぎこみ、結果出来ない自分への自己否定に
陥るサイクルがあったと考えました。


この本に描かれている人々は
私のように他者に依存しすぎたり、
他人に委ねることをせず
選んだ環境のなかどのように
したら最善のパフォーマンスを
発揮する事ができるのかを考え
自身の出来る事を一生懸命やり
仕事に楽しさと誇りをもつこと
が大事なのだと教わりました。


また、私は今まで自分自身が
コントロールできない事も
どうにかしようと考え
塞ぎこんだり悩んだりしましたが
コントロールできる気になっていただけと気づき
駄目なことへ違った
アプローチを取ることが出来る
と感じました。



過酷な環境の中で気づきを
多く得られた斎藤氏ですが
この本を読んだ事で自身の人生でも
たとえ過酷でなくても
多くの気づきや実践していける
アンテナが立ったと感じました。

また、借金を抱えた飲食店の
方の話が非常に印象にのこりました。

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岡崎塾 5期生 牧野理慧



「マグロ船なんて私たちの人生に関係無いじゃないか」と思って

しまうのに、そこから様々な教訓を引き出した作者は視野が広いと

感じました。内容はもちろん素晴らしいですが、こういった作者の

姿勢にも学ぶものがあると思います。


 心眼力の直後に読んだので、「ああこれは心眼力にあったな」

という部分を多く感じました。つまり、心眼力の具体例だな、

と捉えたのです。しかしチームワークについての教えには、

この本にしか無い要素が多くありました。


 「相手の良いところを見つけて褒めることで、相手の心の空腹

感は満たされる」「たとえ上司でも、若手に対して上から目線で

は褒めない」「短所は個別に教え、良い面は全員に伝える」とい

った、部下を上手く使ってチームワークをスムーズにする方法に

は、自分がいちばん知りたかった部分でもあったので感動しました。


同じように「どんなアドバイスをしたら相手にちゃんと伝わるか

見定めてアドバイスする」「悩みを解決するには、こっちがしゃ

べるより相手の話をちゃんと聞いてやるほうがずっと大事」とい

うアドバイスについての教示も大変勉強になりました。


 これらの気づきをしっかり意識して、リーダーの立場になった

とき活用できるようにしておきたいです。


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お疲れさまです、棚原です。
感想文をお送りするのが遅くなってしまい申し訳ございません。
催促された際に、「しまった」という思いがしきりにつのりました。
9原則にもスピードは含まれていて、日々意識していたはずなのに、ダメですね。
己の気の抜け具合を反省致しました。

さて、まず課題図書1冊目に選んだ
「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」の感想を失礼致します。

この本は発売されて話題になっていた頃に、
市川さんに勧められて読んだことがあります。

内定はいただいたものの、
まだ研修期間中ということで、
学校が休める日をはかって出社していた頃でした。

当時の私はただひたすら、
著者の斉藤さんのコミュニケーション術に感心するばかり。
内容が全て経験談なので、どの言葉にも説得力があり、
本のはじめから終わりまで、なるほどとずっと頷いていました。
社会人がいかにコミュニケーションを重要としているかを
実感した大切な図書です。

久しぶりに手に取りましたが、
印象に残る船長の方言まじりの説教は記憶のとおりです。

しかし、今回は頷くのではなく、
眉根を寄せて読み終えています。

今回、この本を読んでの私のまず第一の感想は、
「大変読みやすく易しい内容であるゆえに、
社会を少しばかり体験した私には、浅く感じる」
というものでした。

内容のほとんどが、どれも当然のことのように感じられたのです。

おそらく、学生の時に読んだ後、
社会で実用してきたからでしょう。

私もまるまる本の内容を記憶していたわけではなかったので、
この第一印象には驚きました。

そんな中、私が最後に「これは意識しなければ!」と
チェックを付けたのが、『人に対する減点評価』のお話です。

人への評価は「どれがダメ、これがダメ」というふうに減点方式でするのではなく、
「あれができて、これもできる」と加算方式にするのが良いという内容です。
特に口にする必要があるときは、なおさらこれは意識しなければなりません。

これは仕事でもプライベートでも人間と接していく時には、
大事なマインドだと思うのですが、
今の私はこれができていませんでした。

少しばかり心に余裕がなくなると、
「どうしてこの人はこうしてくれないんだろう」
「どうしてこの人はこういうふうにできないんだろう」と
自分中心の一方的な不満ばかりがつもってしまいます。

……いいえ、これだけではないかもしれません。
コミュニケーションを良くするマインドは、
きっと意識し続けなければ錆びていってしまうのでしょう。

他の部分に関しては、私はどれも当然のことで、浅いと感じましたが、
気をつけなければ、すぐにまたこの本にすがることになりそうです。

「言葉は使いよう」という言い回しがありますが、
本の言葉も受け取りようしだいなのだと思います。

第一印象はまさしく減点方式の考え方でしたが、
「こういった基本を忘れてはいけない」ということを、
私は確かに意識付けできました。
一度、「こういうことだ」と良い方にとらえてしまうと、
なんだかすっきりします。
減点→加算、やっぱり大切ですね。

マインドを改める機会をいただいたことに、感謝感謝です。
ありがとうございました。

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『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』の感想文  田岡菜見子


 表題では「会社人生」と限定されているが、この本の内容は、「人生」すべてに当てはまるものだと思った。漁師たちの言葉は、私自身の反省点を鋭くついており、私を大きく頷かせ、深く自問自答させた。感情をコントロールすること、他人の目を気にすること、失敗をさけてきたこと。自分でも分かっていたつもりではいたが、いざそれが文字となって自分の目の前に現れると、こんなにも強いメッセージを持つものなのだと驚いた。
私がこの本で一番印象に残っているメッセージは、『自分にとっての幸せの基準は何か』、『頭の中が海になっていないか』の2つで、第6章はサークルの人間関係について悩んでいた自分にぴったりの章であった。
他の誰のためでもない、『自分にとっての』幸せの基準。お金持ちになること。有名になること。趣味に没頭すること。バリバリ仕事をすること。様々なシチュエーションを考えたのだが、どれもピンとこなかった。自分は何に幸せを見出しているのかを、自分で表せないことにとても驚いた。今の自分に言えることは、自分の身近な人たちが幸せなら自分も幸せだという、ひどく曖昧なものである。
2つ目のメッセージに対して、私は確実に「なっている」と答えることができる。テレビに出ている人を見ては憧れ、輝いている社会人に会うと自分もこの人みたいな仕事がしたいと思う。そしてその気持ちはコロコロと変わる。今の私は親方の言う、「なりたいものだらけ」の人間である。このことが将来や就活に対して漠然とした不安を抱かせている原因なのだと思った。
第6章に関して、私は現在サークルで部長をやっており、新入部員が入って多種多様な人材に恵まれている今、どうしたらサークルをよりよく運営できるか、どうしたらもっとみんなが楽しめるかを頻繁に考えるようになった。この章を読み、自分のコミュニケーション力のなさで他の部員を活かせてないことに気づいた。良いところを声に出してみんなに伝えていたか。短所に目がいきがちではなかったか。理由を示さずに物事をすすめていてはなかったか。これは何もサークルというコミュニティーに限ったことではなく、今後生きていくうえでどのコミュニティーに入っても必要なことだと思った。
これほど強いメッセージをもちながら、すんなりと心に入ってくる本はなかなかない。この本は間違いなく、今後何度も読み返す本になると思う。もやもやしたとき、何かにつまずいたとき、成功して浮かれているとき。私はこの本を読み返し、自分自身に問いかけ、自分を戒め、自分の人生に向き合いたいと思う。

岡崎塾所在地

岡崎塾、面談・イベント、定例会は以下の会場で開催しております。



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【お礼メール・先輩を褒める】・・・20代でやっておきたかったことby岡崎塾

塾長の岡崎です。

2期生の佐藤さんに「岡崎塾で学生時代学んだことをどう社会で生かしている
か!?」について動画インタビューをしました。

【お礼メール・先輩を褒める】・・・20代でやっておきたかったことby岡崎塾



【お礼メール・先輩を褒める】

2期生の佐藤さんは、2007年入社、大手損害保険会社勤務だ。
内勤から営業職へと職種も変わり、人間的にも大きく成長したようだ。

岡崎塾で学んだことの応用で、職場で周りの方へのコミュニケーションの取り方が具体的に述べられている。

また岡崎塾では当たり前の名刺交換した方へは「お礼メール」を出す、という習慣も会社内ではない様だ。逆に考えるとこういう礼儀作法をしっかりやれれば、他の社員との大きな差別化にもなるだろう。

特に金融機関、女性という特殊なコミュニティーでは

先輩のアクセサリーを具体的に褒める

というコミュニケーションは有効なようだ!

これは今すぐ実践してみよう。絶大な効果がありそうだ。



【留年して社会で働く】・・・20代でやっておきたかったことby岡崎塾

塾長の岡崎です。


2期生の金井さんに「岡崎塾で学生時代学んだことをどう社会で生かしているか!?」について動画インタビューをしました。

【留年して社会で働く】・・・20代でやっておきたかったことby岡崎塾



【留年して社会で働く】

2期生の金井さんは、2007年入社組だ。
社会人生活3年3カ月の間に1年間の大学院生活含め現在3社目の
会社に在籍している。

新卒入社した財閥系ネット損保会社では、会社でミスを犯した時に

お前なんか死ねよ!

と言われ一度精神が壊れかけた。
全く業種の違う2社目に転職したが、同じ営業職として会社は変わっても
本質は同じことに気づく。

彼はとても正義感の強い人だ。
弱者に貢献したいということで、2社目を退社しソーシャルワーカー
への道を目指し1年間大学院に通う。現在は団体職員としてソーシャルワーカーの職に就いている。

その彼曰く、学生時代の疑似体験は社会では活きない、と言い切る。

大事なのは学生時代に疑似体験ではなく、実体験の経験をせよ!と。
その実体験をする為には、大学を留年してでも社会に出て厳しい環境の中で
自分の適性を図り、それから就活を始めることを勧めている。

確かに私自身も最初に入った大学を1ヶ月で退学し、その後外資系企業でコミッションセールスをした経験がある。その実体験の経験が将来の自分を方向づけたと言っても過言ではない。

自分の特性がわからない学生は、

留年し社会で働け! 

就活はそれからだ!!


私のstrong wardに

現役で大学に入りそのまま卒業してもろくなもんにならん!!!

というのもある。