連載記事であるので読んでない方は下記①から読んでほしい。
①幻のロックバンド『Xros』時代の音源収録ロックアルバム4thを配信予定
なぜ音源を世に
リリースしないと決めた
私の考えが変わったのか?
音源を録音して１５年以上
経過していた。
あれは、暑く茹だるような灼熱の日だった
2014.8.3のことである。
私はその日 ライブに行くか?
迷っていたのだ。
東京に長期滞在して、従兄弟と久しぶりに
逢っていて、大分に戻ってきた疲れもあったが
前日からすこし風邪をひいてあまり
体調がよくなかったからだ。
よくよく考えると「パニック障害でしんどい時に
心が癒されたことを伝えたい気持ち」が
体調より勝り、会場である別府へと車を走らせた。
そのライブとはたまたま目に飛び込んできたSNSの
瞑想ピアノのツァンさん+歌ひ手 内田達也さんとのコラボツアーだった。
私はファンだったピアノ楽曲を演奏しているウォン・ウィンツァン
さんの九州横断ツアーの情報を知り、別府の医師
の自宅が会場の演奏会に参加した。
ウォン・ウィンツァンさんは瞑想状態に
自身がなり、即興音楽を行うピアニストである
彼とも写真を撮らせていただいたが
著作権の問題もあるので、ここではアルバム
にサインを入れてもらったのでそれを証拠とする
ツァンさんの演奏動画貼るので聴いて欲しい
そこで一緒にツアーを巡っていたのが、シンガーソングライター
の『歌ひ手 内田達也さん』だった。
達也さんの歌う音楽に私は浄化されたように、涙が止まらなくなった。
生まれ故郷もおなじ福岡ということもあり、福岡ではロックバンドで
一世を風靡、のちに癒しの音楽を歌うようになる、催眠を学んだところも同じだった。
彼とのツーショットは私だけの思い出なのでココでは公表しない。
素晴らしい実力を持ちながらも、音源としては二枚のマキシシングル
をインディーで出しただけであり、音源に関しては妥協しない方だった。
彼の歌う音楽はユーチューブに残っているので
ここに紹介する
シングル曲は残念ながら、サブスクにもユーチューブにもない
私はその日、ライブ終了後にその貴重な二枚のCDを直接購入した。
達也さんと意気投合した私は、今 『やさしいうつの治し方』という
本を執筆しており、大分の紀伊國屋書店から講演依頼・サイン会の
オファーが決まっていること、昔は音楽をやっていて、芸能界へ行こうと
決めていたこと…など話すと、
「ひでちゃん、一緒にライブしようよ。ひでちゃんの本の紹介
も含めて…俺 ひでちゃんの歌声や楽曲聴いてみたいなぁ…」
と満面の笑みで誘ってくれた。
身長は私が180cmだが彼は私よりも高く黒髪の長髪。顔も堀が深く
外人の様であった。
長身体躯のカッコいいミュージシャンだった。
丁度、提案され日が…どうしても事情により都合がつかず…
又 人前で歌うことを封印していたこともあり…
悩んだ末 結局 一端保留とさせていただいたのだ。
「でも、いつか 自分の中で心の整理が出来たとき
絶対に共演して歌を一緒に歌わせてほしい…と伝えた」
すると満面の笑みを浮かべて、うんうんと頷いて
「楽しみにしてるね!」とても喜んでいたのを未だに覚えている。
私はそれから仕事と出版の執筆に追われ
達也さんとの約束が果たせないままでいた…
そんな時も達也さんからメッセージや直接電話をいただいた。
勇気づけてくれていた…。
人は言葉で簡単に人を傷つけることも
たった一言で生き返らせる力を持っている
暫く多忙が続き、達也さんの連絡が途絶えた…
私は心のどこかで達也さんは元気忙しくライブを
廻っているのだろう……思っていた。
そんな…ある日
癌で他界されたことを知り、愕然とした。
人は誰でも『限られた命の中で輝こう!』と必死である
でも、まさかこんなに早くそうあれからニ、三年後に
達也さんがいなくなるなんて思っていなかった。
青天の霹靂
ショックは大きかった。
新アルバムのジャケット表紙
楽曲収録タイトル名
1.Red Wing(Xros ver)
2.（Don't Worry Good Sleeping〜途切れそうな melody〜 (Xros ver)）
3.MARY(in studio246 Live)
4 X
5.かけがえのない歌
6.SPEED JANUKEY(Xros ver)
7. END OF LIFE(Xros ver)
8.夢の終焉
9.世界の終わりが来ても…
10.Tactits
11.甘いCANDY
12.Lost Memories
13.口唇
14.instinct
15.take you any way you want
16.Don't Worry Good Sleeping(sea ver)
アーティスト写真
人生の残された時間は誰にもわからない
悔いのない生き方を……
