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令和元年度の犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況が公示されました。
詳細は環境省のHP
で見てください
今年も遅ればせながらですが、都道府県別犬猫殺処分の一覧表を作成しました。
こちら
の報告書から集計し県別で一覧表を作成しました。
今年で8年目ですが、因みに去年はコチラです。
そこから遡り見られるようにリンク付けしています。
最初に説明しておきますから、必ず読んで下さい。
環境省公表の数字は都道府県・指定都市・中核市と分けて記載しています。
私が作成した一覧はそれらを合計したものです。
指定都市、中核市が一番多いところが大阪府で、大阪府の数字とは別に
大阪市、堺市、高槻市、豊中市、東大阪市、枚方市、八尾市、寝屋川市の数字を合算しています。
この8市以外の地域が大阪府に入っています。
環境省の報告書はこれを分けて公表されていますが、
合計した数字がその都府県の本当の殺処分になるからです。
【犬のみ】
【猫のみ】
【犬猫合計】
殺処分数が32,743匹、譲渡数は犬16,312頭、猫25,636匹
合計74,691匹が保健所に持ち込まれています。
譲渡数と言っても、保護団体やボランティアさんからの引き出し込みの数字です。
以上が令和元年度の殺処分数ですが、あくまで各行政が報告した数であり、
実際はもっと多いと思います。
殺処分数の中には負傷で死んだ数、保護中の病気により自然死も含まれます。
ですが、攻撃性のあるものも殺処分とされますが、これは遺憾です
あのようなところに連れて来られて、おとなしい子ばかりではありません。
犬は吠え、猫なら威嚇するでしょうが、それが普通でしょう
即、審査とやらで処分される行政もありますが、
審査って何なのでしょう、本当に腹立たしいです！！
減少しているとはいうものの、猫は相変わらず犬の4.7倍です。
気になったことがあります。
猫の場合は所有者不明(飼い主)が多いのですが、
飼い主の持ち込みも少なくありません。
名指しで書きますが、
犬と比較して飼い主からの猫の持ち込みが極端に目立ったところです。
(数字と殺処分数とは譲渡がありますから比例しません)
新潟県の飼い主からの猫の持ち込み794匹です。
北海道の飼い主からの猫の持ち込みが725匹です。
福島県の飼い主からの猫の持ち込みが593匹です。
譲渡数も北海道は1586匹、新潟県は1194匹ですが、
福島県は譲渡数は499匹です。
野良猫が産んだ仔猫を持ち込む人も多いと思いますよね？
ところがそうではなく、飼い主からの持ち込みの場合は成猫が仔猫の倍になっています。
避妊手術さえ済ませば増えることもなく、親猫を捨てる事もないでしょう。
手術代が惜しいとしか思えない身勝手で非情な行為だと思います。
飼い主からのセンターへの持ち込みは受け付けないと聞いていますが、
そういう輩は拒否されればどこかに捨てるでしょうから、
僅かな望みで愛護センターの方が良いのか、複雑に思います。
各数字の詳細は環境省のPDFに記載されています。
しかし、この3つの地域は極寒ですが、
同じ極寒でも少ない地域もありますが、これはどういう違いなのでしょうねぇ・・・
犬は北海道が32番目、新潟は38番目ですよ
何故に猫だけそこまで粗末な扱いをするのか
たくさん思うことはありますが、最後に。。。
確かに殺処分数は年々減少してはいますが、
これはセンターなどから引き出して
譲渡などに尽力されている保護団体やボランティアさんのお陰です。
動物を迎えると同時に責任を持たないといけません。
自分が思っていた犬、猫じゃないとか、動物だって個性は様々です。
「もういらなくなった」とかド最低です！
愛情を持って最後まで大事にする自信がない人は絶対に飼うべきではありません。
猫は去勢、避妊手術をすること、そして、なるべく室内飼い。
そうじゃない限り、殺処分はなくなりません。
香川県も殺処分が多いところですが、
地元の人にこの現実を知ってもらい、意識を変えようと頑張って下さっています。
もう10年近くのブロ友さんですが、ずっと応援しています。
長くなりましたが、
最後まで読んでくださってありがとうございますm(__)m