なかなか面白いこと。

それはね?

低学年までの学習には

これさえやっておけば、

これさえやればいいがない。





親がこれをやれば受かるという制限を与えない。

なんでもやらせて、なんでも興味を持たせ、

なんでも考えさせて、なんでも答えさせる。

これが唯一最適解となる。

その意味では

西村先生の生まれた時からスタート

正解なのである。



実際、究極のトップ層のお子さんたちは純粋に勉強することを楽しんでいるようにお見受けします。
しかし、『勉強がそれ程楽しいとは思わないけど、やらないといけない』と思いながら頑張っているお子さんも少なからずいらっしゃいます。
 
西村先生はここをnegativeに捉えておられますが、果たしてそうでしょうか?
 
我々にも経験がありますが、『(そこまで)勉強が楽しい』と思わなくても十分に勉学を進めていくことはできるはずです。
 ただ『茨の道』を前にしたとき、前に進むか、そこに留まるか、あるいは引き返すか、人生には必ずしも『正解』という選択肢はありません。
『自分自身で選んだ道』こそが正しい道なのです。
人生という道の先に見える景色も、目指すべき頂きも十人十色です。
ただ、親としてはついつい茨の道を『(一緒に)前に進む』ことを期待してしまいがちですが・・・。
 
みなさんはこの西村先生のご教示、
どのように受け止められましたか?

ここで大切なのは学齢である。
つまり、
低学年(中学受験では小学3年まで)
嫌がっていることをやらせるべきか、とすると
すんなり理解できると思います。
低学年に無理を強いるべきではないのです。
早い段階で勉強とはつまらないし、
成功体験が得られないと思うからです。

みなさんは子どもが
ゲームを好きな理由がわかりますか?
それは手軽に成功体験が得られるからです。
勝った!と思うことには大きな効果があります。
だからテレビゲームでなくとも、
子どもは遊びに夢中になります。

ここで勉強を遊び化できる人
本当の教務力がある人で、
みんなが「楽しい!」と思える授業を展開でき、
私の授業では終われば
勉強ってあんなに楽しいんだ!と変わります。

問題は中毒化してる人が出てるってことですが。
あのさぁ、毎回私がやるようになると、
塾に行かなくていいじゃんってなるでしょ?
そのときに面倒見きれないんだよね。
四科目教えるのは骨が折れる上に、
私の得意がうつってしまう。

そうしたら理科と国語だけ突出するでしょ?
算数教えるのは仕方なくやるけど、
実はめんどいんだよね。
社会も同じ。

そういうわけで、
楽しいと思わせることを繰り返すことが
大切なんじゃないかな?
難しいってことも、楽しいと矛盾しない。
カンタンすぎる方がつまらないし、
致命傷なんだよね。