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父は母に。母は父に。

父は子に。子は父に。


  発端

ガリレオ村のガリレイくんはふと気づいた。


あれ?揺れている燭台、いつも一定じゃね?

とっさに脈拍を測った。

SPO2が86だからではない。

このとき、

日時計や水時計や砂時計以外に

人類には時間を知る方法がなかったのだ。

そこで素早くだいたい安定してる脈を使う

これがガリレオの凄さだ。



  振り子の等時性

こうしてガリレオは

振り子って一定の往復するよね

でも、往復の速さは違うよね。

なにが決めてるわけ?


  振幅(しんぷく)


ふり子のふれはばのことだ。

これは左右が等しくなる。

下げている球の重さに関係がない。

そうこのことはガリレオが

落ちる速度は重さに関係ないと考えたのと同じだ



では何が関係するのか?


  ふりこのながさ

ここで注意。

ふりこの長さとは

「固定点からおもりの重心までの距離」を指す。

たまーに重さが同じで

半径が大きい球を出してくるから注意。

グラフにするとよくわかる。

保護者の女史諸兄におかれては余裕だろう。

放物線。つまり、二次曲線だ。

そこで以下のことが言える。

振り子の長さが長くなるほど、周期が長くな る。 ②振り子のおもりの重さが変わっても、

周期は変 わらない。

 ③振れ幅が変わっても、周期は変わらない。

そして

周期は長さの平方数倍になる。



こうして

ふりこが時を刻むことが理論的にはっきりした。

で、これができた。


よく考えてみてほしい。

重りが上にあると、

刻む時間は早くなる?遅くなる?

ぽく



ぽく



ぽく



ぽく



ちーん!

答 ゆっくりになる。


下にするほど早い。

これこそ振り子の原理を使っている、

わかりやすいものだ。

「え?振り子時計でいいじゃない」

「あなたの家のどこにある?」

一流とは相手の立場を想像しながら

話をするものだ。

すべては意図的に紡がれた言語である。



  長さが途中で変わる振り子

こういうやつ。


で、こういうのは釘から質点までの長さだけ気にしたらいい。
つまりこう

二つに分けちゃえばいい。

このとき

常に元の高さまで上がろうとする。

ひもが短ければ真上まで上がる。



  円錐振り子

出るかどうかだと微妙なんだよな

でも円運動してるだけと考えたら解けるから

出るかもしれない。

これであそべばいい


  入試問題に挑戦





ま、こんなもんだ。

問9はお子さんに聞いて考えさせるといい。


え?どこの問題かって?

〇〇だからやる気出す!って

人は好きじゃないんだよね。


最上位は学校や問題選ばないよ?

〇〇なんてやるの時間の無駄と言わない。


なぜかできないお子さんの保護者は言う。

「こんな簡単なのやるの時間の無駄」

「こんな学校の問題やるの時間の無駄」

言ってる間に振り子は何回往復した?

それこそ「時間の無駄」

どこでもなんでも解くこと。


答えられたら。お子さんに言おう。

すごいね。これ、ここの問題だよ。


©️お受験のお医者さん