2/2 迷走=悲劇!? | OJAの独り言

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思ったこと、感じたことを実直に綴っていきます。

このブログを読んでくださっている方は
ご存知だと思いますが、
一週間前の私は間違いなく迷走していました。

迷走の理由は内定ブルー。
決して社会に出て働くのが嫌なわけではなく、
自分の夢が実現する可能性が極めて低いことによる
軽度の鬱状態が続いていました。

今でこそ私は楽観主義者で
何に対しても前向きに考えられるようになりましたが、
高校の時までの私は何に対しても
悲観的な考え方をする方でした。



でも今考えるとこの長期間の悲観的な時期があったからこそ、
何に対しても楽観的な見方ができるようになったのだと思います。

It is no use crying over split milk.

日本語に訳すと、
覆水盆に帰らず
ということわざになります。
高校の時の英語に先生が入試頻出だったこともあり、
口をすっぱくして言っていた英熟語です。

悲観的な時代の私は帰ってこないお盆の上から落ちた
ミルクのことをいつまでも嘆いていた気がします。
落とした事実ともう帰ってこない現実。
このダブルパンチで悲劇を2倍に増幅していました。

でも、最近の私はミルクがこぼれたなら、
新しいミルクを買えばいい。
と考えられるようになりました。

もし、そのミルクが限定の品で手に入れることができないなら、
ほかのミルクを買えばいいし、
喉の渇きを潤したいならオレンジジュースを飲めばいい。


要は、失敗したときの代替策を考えればいい。
この考え方ができるようになってからは
私は肩の力がすっと抜け楽観主義者になりました。

この世の中、唯一無二のものでも、
それに取って代わるものは探せば見つかるものだと思います。
失敗を嘆いたり落ち込んでいたりする時間があるなら、
どうやってそのマイナス分を取り返すかを考えた方が
解決する可能性も高いし、
たとえ見つからなくともそのダメージを早く回復できると思います。


一週間前の欝状態から脱したのも、
代替策が見つかったからです。
代替策といっても夢を諦めたわけではなく、
夢と仕事の両立と実力がつくと
考えることができたから。



迷走というのは悲劇の入り口ではなく、
自分を理解するための遠回りだと思っています。

例えるなら、遊園地の迷路。
迷路で迷っていても同じところにくれば
その道がゴールに繋がってはいないことがわかります。
そして、いつかはそれらの情報を統合し、
ゴールに辿り着くことができます。

大切なのは失敗しないことではなく、
同じ失敗を繰り返さないこと。
初めて挑戦する時には想定外のことに
遭遇することはありますが、
一度経験したらそれは想定の範囲内のことだと思います。


これからも出口を見つけるための迷走、
ことあるごとにしていきたいと思います。



                        OJA