1/24 ありがとう詐欺 | OJAの独り言

OJAの独り言

思ったこと、感じたことを実直に綴っていきます。

バイト中に思いついた。
次に流行りそうな詐欺。



方法

コンビニ、ファミレスなどで商品やお釣りを受け取る際に
「ありがとう」
と一言お礼を言う。

顔見知りになるまで通い続け、
去り際には必ず
「ありがとう」と言い、
良い印象付けをする。

このときに間違っても名前を明かしてはいけない。
聞かれたとしても偽名で通す。

顔見知りの領域を超え、
プライベートでも会えるような間柄になったら
架空の儲け話をするなどして
その手付金をいただく。

それから一切の連絡を取らずに、
コンビニやファミレスに行かず、
その街に近づかないようにする。

レストランなどの飲食店に限っては、
「ごちそうさま」
でも良い。




結構時間が掛かりますが、
人の弱みに付け込んだ方法だと思います。

実際これは私が一言も話さなかったお客さんにレジで
「ごちそうさま」
と明るく言われたことでその人のことを何も知らないのに
良い人!
って思ってしまったことを機に思い付きました。


私のほかにも
「ありがとう」
って言われたり、
言っているのを見ただけでその人を
良い人!
と思い込んでしまった経験のある人
いるのではないかと思います。

私たち人間は知らない人に対し
何かの情報を得たいという心理が働きます。
血液型なんかもそのひとつの例で、
何も知らない人に対し、
血液型でラベル付けをすることで
その人を知った気になり安心します。

さらにここからは私の考えなのですが、
恐いとか、苦手だ、と思っている人が
少しでも良い印象を与える出来事に遭遇すると
普通の人よりも良い印象の度合いが大きくなる気がします。
(嫌いな人は別ですよ。
 嫌なところ探そうとする傾向がありますか)


この既存の知識と仮説が正しいとすると、
何も知らない人=何をするかわからないから不気味で恐い
          =どう接したらいいかわからないから苦手
というような心理が働いてもおかしくないと思います。
さらに、マイナスからの出発ということで、
その分プラスの印象の上げ幅は大きく、
良い人!と思い込みやすいのではないかと思う。

「好きと嫌いは紙一重」
なんて言葉もこんな心理から産まれたんじゃないかな。


まあ、レジで
「ありがとう」
と言ってくれる人は99.9%良い人だと思います。
だけど、0.1%の可能性がないわけではありません。

「人を見かけで判断するな」とは言うけど、
それと同じようにその人の発した一言で
その人を知った気になったり判断することも危険だと思います。

「ありがとう」
の一言で心地よい気分になっても、
それで信頼関係が築けるということはありません。



ちなみに私はこんな計画実行する気ありません。
顔見知りになるには顔を明かさなければならないし、
そうなれば明確に覚えられたり、
監視カメラに顔が映ることは間違いないでしょう。

もっともそんなリスクがなくても
犯罪に手を染めようとは思いませんが。




                      OJA