法令を守れば誰でも持てる、広帯域受信機シリーズ記事...
前回の記事で、JR日豊本線/別府駅での受信リポートを書いたが
今回は大分県乗降者数一位、"大分駅"を記事にしたい。
大分駅は日豊本線/豊肥本線/久大本線と3路線が集まる
東九州でも屈指の規模を誇る駅だ。
平日朝夕のラッシュ時を始め休日も各路線共に満員の事が多い。
様々な事案に対して、駅員/乗務員が慌ただしく対応している事を多々見かける...
(イラストACより)
夕暮れが迫るホーム...
この日は、九州新幹線がトラブルで遅延。
在来線特急を始め普通列車も軒並み遅延や接続不可だったり...
+ JR列車無線を受信中の様子...
いつもの様に、AR-DV10とRH701Sアンテナ、Pchイヤホンで
迷惑にならないよう注意して行う。
JR九州が使う、在来線列車無線は"Cタイプ"と呼ばれる400MHz帯に
FM変調で3波割当られている。周波数等は公知の事実なのでここにも掲載する。
(正確には、データ転送機能付きなのでPタイプ)
・ 414.42500MHz...入換波
・ 414.55000MHz...上り波
・ 415.20000MHz...下り波
上り波/下り波は列車の進行方向で決まるが、入換波は
通信指令室を呼び出す為に用いられている。
スマホアプリでどの列車がどこを走っているかさえ分かる
時代ながら、やはり生の情報は無線が一番早い。
なお、他地域でJRは大都市圏でほぼ全てが300MHz帯/4値PSKの
"Dタイプ"へ移行し市販の広帯域受信機では傍受不可となった。
私鉄も大手各社が同じく傍受不可...新幹線もごく僅かな路線で
アナログ波ながら多重化されていたりと現実的には難しい。
+ 構内警備員や係員が使用する無線を探してサーチ中...
前の記事で書いた通り、一つのジャンルに捕らわれず色々と聞いてみるのがマイスタイル。
* 構内入換用連絡無線...365.1750MHz-365.31250MHzでFM変調/12.5kHzステップ, 12ch。
列車入換作業用だが、駅員間の連絡用等多種多様に使用される。