大阪中之島美術館 で開催中の デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン に行ってきました。
またまた美術展のはしごです 
石川賢治月光写真展と同じ日に見てきました。
佐伯祐三展に行った際、下のフロアで開催されていたのを見て、見に行くことを決めました。
同じ日に見ちゃおうかと思ったのですが、切り絵展に行かなければいけなかったので諦めました。
かなりじっくり見て楽しんだので、別日にして良かったです。
大阪中之島美術館の開館1周年記念として企画されたこの展示。
凄～く、面白かったです 
企画した方、最高
展示されているのは絵画、ポスター、立体の造形物、工業製品とかなり幅広。
現代のもので記憶に新しいものが多めです。
何が面白かったのか。
それは、展示物を観覧者が仕分けするという仕組み。
記録用紙となる展示目録と筆記具を、入口で渡されます。
それぞれの展示物がアートなのかデザインなのか、自分の中のバロメーターがどちらに傾くのかを記録していく訳です。
さらに、アチコチに自分の仕分け結果を投票するための機械 (撮影しておけば良かった
) が設置されています。
観覧者が投票した結果は集計・分析され、展示の最終コーナーで映像で表示されると言う 
さて、私の仕分け。
基本的に実用としての用途があるモノはデザイン、飾って楽しむものはアートと思っています。
ので、仕分けは割と簡単でした。
ポスター数点
撮影できなかったものも含め、今回展示されていたポスターはどれも凝っていました。
商業的な実用性が高いので、これはとてもアート寄りな「デザイン」。
とは言え、宣伝の役目が終わっても飾っておけるくらいのものは「アート」かな 
早速迷ってるし
椅子や照明
こちらはかなりアーティスティック。
が、どれだけデザイン性が高くても、実際に使えるモノは私の中ではアート作品ではない。
ので「デザイン」。
他にも透明なアクリルで出来た箪笥なんかもありました。
三宅一生さんのプリーツシリーズを使った展示
いや～、あのプリーツのワンピースを作るのに、こんなに幅広の生地が必要なんですね。
マツコ・デラックスさんのワンピースより幅広。多分
実用の洋服を使っているけれど、それを素材とした1作品なので、これは「アート」。
はい、来ました
大好きな森村泰昌さんの作品
多分ご自身にペイントした状態で撮影されている作品。
これは断然「アート」。
こちらはルーズベルト島プロジェクトの模型と設計図
アメリカマンハッタンのルーズベルト島。
本物のプロジェクトかな 
とは思うのですが、その割に模型が斜め上から見たようにひしゃげた状態で出来ています。
なので、模型は「アート」としての作品かな
設計図は模型を作るためのものなので「デザイン」。
これは模型が実用なのかが分からなかったので迷いました。
携帯電話の宣伝用
草間彌生さんのラブリーな作品たち。
左下の携帯電話は、宇宙に持って行く用のバッグだそう
めっちゃ可愛い 
これは使えない (実機ではないと思う) ので「アート」です。
懐かしい～
めちゃくちゃ人気のあった携帯電話、INFOBAR。
と、そのコンセプトを表現した作品。
INFOBARは立派な携帯電話なので「デザイン」。
コンセプト作品は使えないので「アート」。
超・広いお屋敷に住んでいたらこれを家の中に置きたい
金属製の葉っぱモチーフです。
かなり大きかったです。
軽く両手を広げた位。
勿論「アート」。
とまあ、こんな感じでした。
撮影できなかったものの中にもとても素敵なものが沢山
とにかく、アートかデザインか、仕分けするのがめちゃくちゃ楽しかったので、本当にお勧めの美術展です
因みに、こちらのチケットがあれば佐伯祐三展が、佐伯祐三展のチケットがあればこちらの展示が。
それぞれ割引で見られますので、チケットは捨てずに置いてくださいね
6/18(日)までです。
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