先日,僕の勤める予備校に某私立大学から
「AO入試や推薦入試で合格した生徒を対象とした授業をしてほしい」
という依頼があったそうで,その講師の一人として僕が指名されました。
3月初旬から中旬にかけて14回もしくは15回の授業が組まれる予定です。
大学に入ってからの講義についてこれない学生が多いという実態が,大学入学前の時期に予備校に学力向上のための授業を大学側から依頼するという,何とも変な現象を起こしてしまったということでしょうか。
今行われている一般入試のための勉強をしてきた学生とそうでない学生とで大学での講義への適応力に差が生じているのは,学生自身の問題もあるでしょうが,現在の入試システムを構築してきた私たち教える側にも責任があるといえるでしょう。
確かに「学校の勉強ができる」=「人間として尊敬できる」というわけではないけど, 学校で学ぶことが社会人としての糧になっていくことに疑いの余地はないと私は思います。
AO入試・推薦入試・一般入試などいろんな試験制度が作られてきたけど,どのような道を歩んできたとしても, その後「もっと勉強しておけばよかった」と後悔することのないように,既に合格を決めている高校生・浪人生の皆さんは,(合格の余韻に浸るのはいいですけど)気持ちを切り替えて次のステップに進む準備を進めていきましょう。
言うまでもなく,「大学合格」はあくまで長い人生の中の通過点ですから。
