一般的な人生を歩めなかった話を | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 仕事で付き合いのある独身アラサーベトナム人と食事をしながら"いわゆる一般的な人生"を話す機会がありました。

 この話しの最後に彼らからは「最近のベトナム人も同じ、たぶんどこの国も変わらない、自分はその人生は好きになれない」とありました。

 


 さて、そんな彼らと自分が話した人生の内容は以下の通り、たまに自分がここでも書いている内容です。

30歳前後

・結婚
・子供の誕生
30歳代

・マイホーム(核家族世帯)
・子供が幼稚園か小学校へ
40歳代

・子供の進学
50歳代

・親兄弟・夫婦の健康問題
・子供の就職(独立)
60歳代

・子供の結婚と孫の誕生

・定年退職(年金生活者に)

・孫の入園や入学
・自宅ローン完済
・親兄弟の健康問題が深刻化と介護・施設
・子供のマイホームを支援
70歳代

・夫婦の健康問題が深刻化

 ここに言い連ねたことは自分目線であって、各年代に自分にはない、と言うか自分では知ることのできない幸福があると思います。


 つくづく自分はそんな人生を選ばなくてよかったと思いつつ、それを選べなかったことに後悔があります。

 

 

 「独身だと年取ってから寂しいよぉ~」と言われなくなった50歳の自分ですが、既婚者でも死別や様々な事情で一人暮らしの高齢者はデータから見ても少なくありません。

 

 もちろん、家族のいる一人暮らし高齢者と自分のような完全ぼっちでは環境や境遇は大きく違いますが。

 

 

 最近は"終の棲家"を気にし出し、「タケチヨさん、ネパールの山奥で何年か前に亡くなっていて、現地の人の世話になってヒマラヤ山脈の土になったみたいよ」でいいかなと思っています☆