今の状況下では決して悪くない | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 

自宅界隈でも規制が始まっており、「自宅や勤務先、用事のある人以外は入れません」とのことでした。

 

自分は「ATMへ行く」と言って出て、「ファミマへ食料品を買いに行く」と入り、何も聞かれることなく「OK」でした。

 

 

自宅近くの区画では住人全員のCOVIT19検査をしており、近づかないほうがいいとアパートの人が教えてくれました。

 

そうした住宅街で検査をしている風景は珍しいことではなくなり、つなぎを着た数人の前に一定間隔で検査を待つ人の列があります。

 

 

こんな状況下では"資本主義を部分的に使った社会主義"が機能し、国からの指令に国民がよく従っているなぁと自分は思います。

 

ところで、社会主義とは自分の理解は「個人は能力に応じて働き、必要な分の報酬をもらう」、それに対して資本主義は「個人は労働を資本家に売り、能力に応じた報酬をもらう」でしょうか。

 

 

地域委員会からCOVIT19検査の知らせがあれば、皆さんはつべこべ言わずに仕事に遅刻してでも受診するでしょう。

 

そうやって役人、頭のいい人や偉い人が決めたことが指令されて国民が守る、わかりやすくて決して悪くはないなぁと思うようになりました。

 

その一方では国が緊急事態宣言を出しているのに「飲酒できるか?」などの話は、「バナナがおやつになるかどうか」よりくだらない話ですね。

 

 

「民主主義は時間がかかる、そして金もかかる」と言われ、国民に物事を理解させてから決めていては時間がかかるはずですね。


それがあってか、今回のロックダウン、様々な法規制にしても、我々には「急に決める」や「言ったことが変わる」と感じるかも知れません。




他人にとやかく言われて物事を決めるのは好きではありません、格好良く言えば自由主義、それであれば調べて勉強して理解して自分自身で判断します。

 

今回のような状況になり、資本主義、そして自由主義や民主主義の限界がさらに見えたように自分は思います☆