その昔、とある国で会食中に「日本は好きじゃない、私の国を占領して人を殺した」と面と向かって言われたことがあります。
その時の僕の気持ちは怒りではなく”いったいぜんたい何を急に言い出したんだ?”と、ただただ驚いてしまった記憶です。
「単に私が嫌いでそう言っているのか?」と聞けば、すぐさま「日本人が好きではない、日本人のやったことを許せない」と言います。
日々僕が感じる東南アジアにおける外国企業の進出方法、それには先の大戦や歴史との共通点が見られ、”経済戦争"とはよく言ったものだと感心しています。
昨今の日本における日本人自らの日本の表現方法や言葉に違和感を感じるのは僕だけではないと思います。
”歯の浮くような台詞”ばかり、あの”お・も・て・な・し、おもてなしー”にしても、それを映像で見た時に日本人として共感できた人はいったいどれくらいいたのだろうか。
まだ信頼と信用を誇るMade In Japanの文字、これをBy、From、WithにしてもForに変えれば明らかに“Japan”の文字を使うことをためらうはずです。
日本製品の”作れば売れた”時代は当の昔に過ぎ去り、お家芸の産業でさえも世界基準から世界の一基準になっているのがわからないのだろうか。
先日のこと、「このフライトはディレイですか?」と搭乗待ち中に聞かれ、返答はしましたが僕は「わざわざそんな横文字を使うんじゃね!終わっているな・・・」と思い怒りが込み上げてきたのでした。
今月8月は、日本人として特に重要な日や行事が多くあり、この日本を日本人を考え、そして自分を見つめなおす良い月です☆