④ 「おやしらず」って何ですか?
「おやしらず」は、前から数えて8本目の歯のことで、通常は20歳前後に生えてきます。
漢字では「親知らず」と書きます。
織田信長が「人生50年!」と唄ったように、現代のように医療が進んでいない時代では、親がもういなくなってから生えてくる歯ということでこの名前がついたようです。
とはいえ現在でも、子供が20歳にもなれば、親御さんは歯が生えたかどうかなんて気にされないと思いますので、そういった意味では、親の知らないうちに生えてくる歯であることに変わりはありません。
この「おやしらず」は、その他の歯のように生えているのであれば何の問題もありません。前から数えて8本目の歯として使っていただけます。
しかし、食生活の西洋化に伴い、現代人の顎は小さくなり、顎の中に32本も歯が並ばなくなってきました。
そのため、一番遅くに生えてくる「おやしらず」が行き場を失い、顎の骨の中に埋まったままになるのです。
埋まったままで、ちょっとも生えてこなければ特に問題ないのですが。頭の部分がちょっとだけでていたり、横になって前の歯を押していたりするためにいろいろと厄介なことになります。
ここからはちょっと難しい話になりますが、「おやしらず」にも当然、歯冠と歯根があります。
顎の中に埋まっている時には、歯冠の周りを「歯嚢」という袋が覆っていてその袋と歯冠の間には隙間があります。そして、少しでも歯ぐきの上に「おやしらず」の頭が出ると歯嚢が破れ、歯を外に出す準備が始まります。
しかし、準備が始まっても、もともと顎の中に親知らずの生える場所はないため、これ以上頭を出すことができません。
すると、もともと歯嚢と歯の間にあった隙間にいろんなものが挟まります。
食べ物も挟まります。もちろん砂糖も挟まりますし、口の中なので虫歯菌も挟まります。
隙間の中で虫歯菌が酸を出したり、食べ物が腐ったり、他の菌が繁殖したりします。
そして歯ぐきが腫れます。
さらに放っておくと顔が腫れてきます。
こうなると大変です!
ですので、そんなことが起きる前に、
「おやしらず」がちょっとでも生えていて、他の歯と咬んでいないのなら抜ける時に抜いておいた方がいいのではと考えています。
漢字では「親知らず」と書きます。
織田信長が「人生50年!」と唄ったように、現代のように医療が進んでいない時代では、親がもういなくなってから生えてくる歯ということでこの名前がついたようです。
とはいえ現在でも、子供が20歳にもなれば、親御さんは歯が生えたかどうかなんて気にされないと思いますので、そういった意味では、親の知らないうちに生えてくる歯であることに変わりはありません。
この「おやしらず」は、その他の歯のように生えているのであれば何の問題もありません。前から数えて8本目の歯として使っていただけます。
しかし、食生活の西洋化に伴い、現代人の顎は小さくなり、顎の中に32本も歯が並ばなくなってきました。
そのため、一番遅くに生えてくる「おやしらず」が行き場を失い、顎の骨の中に埋まったままになるのです。
埋まったままで、ちょっとも生えてこなければ特に問題ないのですが。頭の部分がちょっとだけでていたり、横になって前の歯を押していたりするためにいろいろと厄介なことになります。
ここからはちょっと難しい話になりますが、「おやしらず」にも当然、歯冠と歯根があります。
顎の中に埋まっている時には、歯冠の周りを「歯嚢」という袋が覆っていてその袋と歯冠の間には隙間があります。そして、少しでも歯ぐきの上に「おやしらず」の頭が出ると歯嚢が破れ、歯を外に出す準備が始まります。
しかし、準備が始まっても、もともと顎の中に親知らずの生える場所はないため、これ以上頭を出すことができません。
すると、もともと歯嚢と歯の間にあった隙間にいろんなものが挟まります。
食べ物も挟まります。もちろん砂糖も挟まりますし、口の中なので虫歯菌も挟まります。
隙間の中で虫歯菌が酸を出したり、食べ物が腐ったり、他の菌が繁殖したりします。
そして歯ぐきが腫れます。
さらに放っておくと顔が腫れてきます。
こうなると大変です!
ですので、そんなことが起きる前に、
「おやしらず」がちょっとでも生えていて、他の歯と咬んでいないのなら抜ける時に抜いておいた方がいいのではと考えています。
③ 虫歯ってどうしてできるのですか?
虫歯は「虫歯菌」によってできます。
この虫歯菌は、どんなに口の中をきれいにしても、必ず口の中に存在しています。しかし、菌の数が少なければすぐに虫歯をつくるようなことはありません。
虫歯を予防するためには、常に口の中をきれいにして、虫歯菌の数を減らしておくことが大切なのです。
ところで、虫歯菌はどのようにして虫歯を作っていくのでしょうか?
虫歯菌は砂糖を食べて「酸」を出す菌です。
この酸が歯を溶かします→溶けてざらざらになった歯の表面に虫歯菌がくっつきます→さらに酸を出す→さらに歯が溶ける
といった悪循環によって徐々に虫歯が深く大きくなります。これが、虫歯のできるしくみです。
「① 歯のしくみ」でもお話ししましたがよく虫歯が歯の中で広がっているということがあります。皆さんも聞いたことがあるかもしれません。
これはどういうことかというと、エナメル質は非常に硬い組織なので、溶かすのが大変です。しかしひとたび虫歯がエナメル質を突き破り、象牙質に達すると象牙質は酸で溶けやすいので、外に見えているエナメル質よりもはるかに速いスピードで虫歯が広がります。
さらに悪いことに、エナメル質にあいた小さな穴から侵入した虫歯菌は歯磨きで取り除くことができません。そのため、酸を出しながら徐々に自分に都合のいい環境を作り出し、どんどん数が増えていきます。すると、どんどん酸ができ、急激に虫歯が大きくなります。そして虫歯が歯髄に近付いてくると。「冷たいものや温かいものがしみる」といった症状が出てくるのです。
この「しみる」症状は、もはや虫歯を通り越し、虫歯を削ってつめるだけでは治りません。痛みが出る前に歯医者を受診していただければ、通院の回数も少なく、神経も残して治療ができます。
歯に色がついている、穴があいている等の症状がもしあれば、歯が痛くなる前にお近くの歯医者さんを受診されることをお勧めします。
この虫歯菌は、どんなに口の中をきれいにしても、必ず口の中に存在しています。しかし、菌の数が少なければすぐに虫歯をつくるようなことはありません。
虫歯を予防するためには、常に口の中をきれいにして、虫歯菌の数を減らしておくことが大切なのです。
ところで、虫歯菌はどのようにして虫歯を作っていくのでしょうか?
虫歯菌は砂糖を食べて「酸」を出す菌です。
この酸が歯を溶かします→溶けてざらざらになった歯の表面に虫歯菌がくっつきます→さらに酸を出す→さらに歯が溶ける
といった悪循環によって徐々に虫歯が深く大きくなります。これが、虫歯のできるしくみです。
「① 歯のしくみ」でもお話ししましたがよく虫歯が歯の中で広がっているということがあります。皆さんも聞いたことがあるかもしれません。
これはどういうことかというと、エナメル質は非常に硬い組織なので、溶かすのが大変です。しかしひとたび虫歯がエナメル質を突き破り、象牙質に達すると象牙質は酸で溶けやすいので、外に見えているエナメル質よりもはるかに速いスピードで虫歯が広がります。
さらに悪いことに、エナメル質にあいた小さな穴から侵入した虫歯菌は歯磨きで取り除くことができません。そのため、酸を出しながら徐々に自分に都合のいい環境を作り出し、どんどん数が増えていきます。すると、どんどん酸ができ、急激に虫歯が大きくなります。そして虫歯が歯髄に近付いてくると。「冷たいものや温かいものがしみる」といった症状が出てくるのです。
この「しみる」症状は、もはや虫歯を通り越し、虫歯を削ってつめるだけでは治りません。痛みが出る前に歯医者を受診していただければ、通院の回数も少なく、神経も残して治療ができます。
歯に色がついている、穴があいている等の症状がもしあれば、歯が痛くなる前にお近くの歯医者さんを受診されることをお勧めします。
② 歯の種類
口の中には多い人で32本の歯が生えています。
日本では、前から数えて1番、2番、3番、、、と数えて、一番後ろが8番です。
上下左右に8本ずつ生えているので、8×4で最大32本です。
といっても最後の8番は、「おやしらず」ですので、現代人ではしっかり生えていることは珍しく、ほとんどの方が埋まっていたり、横になっていたりします。
(詳しくは、「④親知らずって何ですか」で話します。)
このため、多くの方は7×4=28本となっています。
この28本の歯は全て「ものを咬む」ということに使われますが、細かくはそれぞれ違った働きがあります。
まず前の2本(上下左右で8本)のことを「切歯」といいます。
切歯は先が尖っており、上下の歯を重ねることによってハサミのように動きます。この動きによって主に食べ物を咬み切ることに使います。
3本目は「犬歯」といいます。
糸切り歯ともいわれるように、先が細く尖っているために裁縫が盛んな時代には、実際に糸を切るのに使っていたこともあるようです。
ちょっと古い話ですが、「八重歯がチャームポイント」とされた時代がありました。その八重歯も「犬歯」のことです。
歯の生え変わりには、ある程度の規則性があります。
基本的に、上の犬歯はその両隣の歯よりも後で生えてくるために、両隣の歯の間の幅が犬歯の幅より狭い場合は、犬歯はきちんとした場所に生えることができず、ちょっと上の方で止まってしまいます。
これが、八重歯の仕組みです。
4本目5本目は「小臼歯」、6本目7本目は「大臼歯」です。
歯の頭が平らなので、食べ物をすりつぶしたり、噛み砕いたりすることができます。
ひとつの歯冠に対して2~3本の歯根で支えているので、前歯よりも強い力をかけることができます。
日本では、前から数えて1番、2番、3番、、、と数えて、一番後ろが8番です。
上下左右に8本ずつ生えているので、8×4で最大32本です。
といっても最後の8番は、「おやしらず」ですので、現代人ではしっかり生えていることは珍しく、ほとんどの方が埋まっていたり、横になっていたりします。
(詳しくは、「④親知らずって何ですか」で話します。)
このため、多くの方は7×4=28本となっています。
この28本の歯は全て「ものを咬む」ということに使われますが、細かくはそれぞれ違った働きがあります。
まず前の2本(上下左右で8本)のことを「切歯」といいます。
切歯は先が尖っており、上下の歯を重ねることによってハサミのように動きます。この動きによって主に食べ物を咬み切ることに使います。
3本目は「犬歯」といいます。
糸切り歯ともいわれるように、先が細く尖っているために裁縫が盛んな時代には、実際に糸を切るのに使っていたこともあるようです。
ちょっと古い話ですが、「八重歯がチャームポイント」とされた時代がありました。その八重歯も「犬歯」のことです。
歯の生え変わりには、ある程度の規則性があります。
基本的に、上の犬歯はその両隣の歯よりも後で生えてくるために、両隣の歯の間の幅が犬歯の幅より狭い場合は、犬歯はきちんとした場所に生えることができず、ちょっと上の方で止まってしまいます。
これが、八重歯の仕組みです。
4本目5本目は「小臼歯」、6本目7本目は「大臼歯」です。
歯の頭が平らなので、食べ物をすりつぶしたり、噛み砕いたりすることができます。
ひとつの歯冠に対して2~3本の歯根で支えているので、前歯よりも強い力をかけることができます。