閉鎖病棟
最近、本を良く読むので
おすすめ本シリーズとして、今日から始めてみようと思います。
まず、第1回目は
「閉鎖病棟」新潮文庫 帚木蓬生/著 580円
いきなり暗そうなタイトルですが、そんなことはありません。
ジャケットも暗そうなので、さぞかし悲惨な話かと思い、恐いもの見たさでつい買ってしまった感じです。
その裏切られ方が心地良かったので、今回、栄えある第1回目にノミネートしました。
話は精神科病院の病棟内の人間模様についてです。
僕らが、精神病院に抱いているイメージとは違って、狂気なイメージはありません。(逆に言えば、いつも隣り合わせな状態であることはよくわかります。)
本文に登場する入院患者さんには、それぞれ個性があって、
もちろん、それぞれ精神的な病を抱えていたり、以前抱えていた人々なので、皆、同じ常識で生活はできません。
しかし、病気があるからこそ、相手に自分の常識を押し付けることなく
、お互いに相手の個性を尊重する様が、話し言葉が多い本文のなかから読み取れます。
まるで、
小さな子供の友達付き合いを見ているような
また一方では
優れた大人の対人関係を見ているような
不思議な人間関係の描写が面白いです。
一度、入院すると、なかなか、退院することはできず、
入院患者自身が歳をとっていくのと同じ速さで、周りも歳をとり、徐々に帰る場所がなくなってしまう。
慣れ親しんだ閉鎖病棟から
外に出ることは、もはや「退院」ではありません。
いわば、リスタートですね。
慣れ親しんだ環境から、外に飛び出す静かな勇気を教えてくれる一冊です。
閉鎖病棟 (新潮文庫)/帚木 蓬生

¥580
Amazon.co.jp
おすすめ本シリーズとして、今日から始めてみようと思います。
まず、第1回目は
「閉鎖病棟」新潮文庫 帚木蓬生/著 580円
いきなり暗そうなタイトルですが、そんなことはありません。
ジャケットも暗そうなので、さぞかし悲惨な話かと思い、恐いもの見たさでつい買ってしまった感じです。
その裏切られ方が心地良かったので、今回、栄えある第1回目にノミネートしました。
話は精神科病院の病棟内の人間模様についてです。
僕らが、精神病院に抱いているイメージとは違って、狂気なイメージはありません。(逆に言えば、いつも隣り合わせな状態であることはよくわかります。)
本文に登場する入院患者さんには、それぞれ個性があって、
もちろん、それぞれ精神的な病を抱えていたり、以前抱えていた人々なので、皆、同じ常識で生活はできません。
しかし、病気があるからこそ、相手に自分の常識を押し付けることなく
、お互いに相手の個性を尊重する様が、話し言葉が多い本文のなかから読み取れます。
まるで、
小さな子供の友達付き合いを見ているような
また一方では
優れた大人の対人関係を見ているような
不思議な人間関係の描写が面白いです。
一度、入院すると、なかなか、退院することはできず、
入院患者自身が歳をとっていくのと同じ速さで、周りも歳をとり、徐々に帰る場所がなくなってしまう。
慣れ親しんだ閉鎖病棟から
外に出ることは、もはや「退院」ではありません。
いわば、リスタートですね。
慣れ親しんだ環境から、外に飛び出す静かな勇気を教えてくれる一冊です。
閉鎖病棟 (新潮文庫)/帚木 蓬生

¥580
Amazon.co.jp
⑥ 歯周病って何ですか?
「歯周病」とは、歯ぐきに炎症が起きる状態のことです。
ここで「炎症」という言葉について話しておかなければなりません。
医療関係の人間が使う「炎症」という言葉は、実はきちんと意味があります。
「炎症」とは、赤くなっている、腫れている、熱がある、痛い、動きが悪いの5つの症状をまとめた言葉です。
ちなみにこれは、医学の超基礎で、これを知らないと絶対に医療人にはなれません。このため、医療従事者は当たり前のように「炎症」という言葉を多用します。しかし、私が高校生の時に「炎症」という言葉を聞いたらどんなイメージがあったかと考え直すと、かなりひどい腫れのことを「炎症」と思っていたように思います。
つまり、このブログを読んでいただいている方も「炎症」について、いろいろなイメージを持っていらっしゃるのではないかと思うわけです。
これから使用していく「炎症」という言葉は、何らかの原因で、赤くなったり、腫れたり、熱があったり、痛かったりする状態のことですので、よろしくお願いします。
話を歯周病に戻しましょう。。。
歯周病は、昔は歯槽膿漏(しそうのうろう)と言われていましたが、別に膿が漏れてるわけでもないので徐々に改名が進み、最近では「歯周病」が正式名称です。
歯周病は大きく「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられます。
虫歯が虫歯菌によってできたように、歯周病は「歯周病菌」によってできます。
歯周病菌は歯ぐきと歯がくっついている部分にある「歯周ポケット」にたくさん住んでいて、毒素を出しています。
口が汚くなっていると、どんどん毒素ができてきて、歯と歯ぐきがくっついている部分を破壊し、歯ぐきの中に菌が入っていきます。
すると、体の中の菌を殺そうとする成分(免疫物質)が血管から出てきて、歯ぐきの中で歯周病菌をやっつけようとします。
体に有害な歯周病菌には早くいなくなってもらいたいので、どんどん免疫物質が送られます。しかし、細い血管では運ぶことのできる物の量に限界があるので血管を太くしてより多くの物を運べるようにします。これによって、歯ぐきは赤く見えます。
さらに、血管から物が出やすくして、運ばれてきた免疫物質がすぐに効果を発揮できるようにしています。しかし、この状態では、血管から免疫成分とともに水分も出てきます。すると歯ぐきは腫れたような状態になります。
この状態が「歯肉炎」です。体の中の免疫物質が歯周病菌とまさに戦っている状態です。
この状態が長く続き。歯周病菌が優位になった状況が「歯周炎」です。
歯周炎では、歯ぐきの中での戦いに加えて、「歯槽骨」の中でも戦いがおこっています。
歯周病菌の作用によって、徐々に骨が溶け、歯が揺れ始めます。
歯と骨の間には膿がたまり、口臭がひどくなり、顎全体が腫れたり、突然歯が抜けたりします。
虫歯菌は歯を溶かしていってましたが、歯周病菌は骨を溶かします。このため歯周病が進んだ人の骨はかなり吸収されてしまいます。
骨が吸収されると本当は歯根が露出するはずなのですが、多くの場合は、一見したところ正常に見えます。
これは、歯ぐきそのものも腫れているからです。
適切な治療によって、歯ぐきの炎症が取れた際には、残念ながら歯ぐきは下がってしまします。。。
より長い間、ご自身の歯で噛みたいと思っていらっしゃるなら、歯ぐきを健康に保つことが大事です。
ここで「炎症」という言葉について話しておかなければなりません。
医療関係の人間が使う「炎症」という言葉は、実はきちんと意味があります。
「炎症」とは、赤くなっている、腫れている、熱がある、痛い、動きが悪いの5つの症状をまとめた言葉です。
ちなみにこれは、医学の超基礎で、これを知らないと絶対に医療人にはなれません。このため、医療従事者は当たり前のように「炎症」という言葉を多用します。しかし、私が高校生の時に「炎症」という言葉を聞いたらどんなイメージがあったかと考え直すと、かなりひどい腫れのことを「炎症」と思っていたように思います。
つまり、このブログを読んでいただいている方も「炎症」について、いろいろなイメージを持っていらっしゃるのではないかと思うわけです。
これから使用していく「炎症」という言葉は、何らかの原因で、赤くなったり、腫れたり、熱があったり、痛かったりする状態のことですので、よろしくお願いします。
話を歯周病に戻しましょう。。。
歯周病は、昔は歯槽膿漏(しそうのうろう)と言われていましたが、別に膿が漏れてるわけでもないので徐々に改名が進み、最近では「歯周病」が正式名称です。
歯周病は大きく「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられます。
虫歯が虫歯菌によってできたように、歯周病は「歯周病菌」によってできます。
歯周病菌は歯ぐきと歯がくっついている部分にある「歯周ポケット」にたくさん住んでいて、毒素を出しています。
口が汚くなっていると、どんどん毒素ができてきて、歯と歯ぐきがくっついている部分を破壊し、歯ぐきの中に菌が入っていきます。
すると、体の中の菌を殺そうとする成分(免疫物質)が血管から出てきて、歯ぐきの中で歯周病菌をやっつけようとします。
体に有害な歯周病菌には早くいなくなってもらいたいので、どんどん免疫物質が送られます。しかし、細い血管では運ぶことのできる物の量に限界があるので血管を太くしてより多くの物を運べるようにします。これによって、歯ぐきは赤く見えます。
さらに、血管から物が出やすくして、運ばれてきた免疫物質がすぐに効果を発揮できるようにしています。しかし、この状態では、血管から免疫成分とともに水分も出てきます。すると歯ぐきは腫れたような状態になります。
この状態が「歯肉炎」です。体の中の免疫物質が歯周病菌とまさに戦っている状態です。
この状態が長く続き。歯周病菌が優位になった状況が「歯周炎」です。
歯周炎では、歯ぐきの中での戦いに加えて、「歯槽骨」の中でも戦いがおこっています。
歯周病菌の作用によって、徐々に骨が溶け、歯が揺れ始めます。
歯と骨の間には膿がたまり、口臭がひどくなり、顎全体が腫れたり、突然歯が抜けたりします。
虫歯菌は歯を溶かしていってましたが、歯周病菌は骨を溶かします。このため歯周病が進んだ人の骨はかなり吸収されてしまいます。
骨が吸収されると本当は歯根が露出するはずなのですが、多くの場合は、一見したところ正常に見えます。
これは、歯ぐきそのものも腫れているからです。
適切な治療によって、歯ぐきの炎症が取れた際には、残念ながら歯ぐきは下がってしまします。。。
より長い間、ご自身の歯で噛みたいと思っていらっしゃるなら、歯ぐきを健康に保つことが大事です。
⑤ 歯肉のしくみ
歯は骨の中に埋まっています。
この歯が埋まっている骨のことを「歯槽骨」といいます。
骨がむき出しだと困ってしまうので、当然なにかで覆われることになるのですが、口の中は「粘膜」で覆われています。
これが歯ぐき(歯肉)です、
つまり、口の中に見えている「歯ぐき」の中には骨が埋まっています。
そして、この「歯槽骨」がしっかりと歯を支えることで、
歯がグラグラすることなく、しっかりとものが咬めるのです。
歯ぐきは一部分ですが歯にもくっついています。
歯を抜いた後は、すっぽりと穴があきますが、この穴の外周が歯にくっついていた部分です。
人間の体は、どの部分であっての骨が露出するようなことはありません。
口の中も同様で、抜歯等で一時的に骨が露出しても、すぐに歯ぐきに覆われます。
仮に骨が露出したままになってしまうと、骨の表面に炎症がおきて、非常に痛い状態になります。
健康な歯ぐきは最も分厚いところでも2~3㎜です。これが、歯槽骨を覆っていますから、単純に考えると、歯槽骨が吸収されるてしまえば 歯肉も徐々に下がっていくことになります。
でも、実際はそうはなりません!
続きは、また次回。
この歯が埋まっている骨のことを「歯槽骨」といいます。
骨がむき出しだと困ってしまうので、当然なにかで覆われることになるのですが、口の中は「粘膜」で覆われています。
これが歯ぐき(歯肉)です、
つまり、口の中に見えている「歯ぐき」の中には骨が埋まっています。
そして、この「歯槽骨」がしっかりと歯を支えることで、
歯がグラグラすることなく、しっかりとものが咬めるのです。
歯ぐきは一部分ですが歯にもくっついています。
歯を抜いた後は、すっぽりと穴があきますが、この穴の外周が歯にくっついていた部分です。
人間の体は、どの部分であっての骨が露出するようなことはありません。
口の中も同様で、抜歯等で一時的に骨が露出しても、すぐに歯ぐきに覆われます。
仮に骨が露出したままになってしまうと、骨の表面に炎症がおきて、非常に痛い状態になります。
健康な歯ぐきは最も分厚いところでも2~3㎜です。これが、歯槽骨を覆っていますから、単純に考えると、歯槽骨が吸収されるてしまえば 歯肉も徐々に下がっていくことになります。
でも、実際はそうはなりません!
続きは、また次回。