夏は薄紫が涼しげですね

暑くってたまりません。

暑いって言ったらよけいに暑くなるから言っちゃダメって、毎年言ってるのは重々承知。

でも、今年は酷い！

暑さが違う！

自然界が人間に猛反撃してるとしか思えないもの。

せめて、涼しげなお花を見に行こうとガーデンをお散歩してみました。

おぉ～～　咲いてる咲いてる、私の好きな子達が咲いてますーー

カワミドリ　Agasutache rugosa ‘Golden Jubilee'

群生すると、こんな感じ

これ、私の身長より高いものもあります。

図鑑に高さ40～100cmって書いてありますが、そんなもんじゃないですわ.....

ルリタマアザミ　Echinops bannaticus ‘Blue　Glow’

この種類はヨーロッパが原産です。

日本の山野草店で売られているものはヒゴタイといい、Echinops setiferです。

ヒゴタイは、日本の九州に自生しています。

チコリ

まだまだたくさん咲いていますが、これは2番花です。

これはツリガネニンジンです。

ツリガネニンジンはとても素朴な花なので決して主役にはなりません。

でも他の、これまた素朴なものと合わせると、お互いを引き立てあってとってもステキ！

ローザンではフジバカマの中に咲いています。

フジバカマはまだ咲いていませんから葉っぱだけ。

チェリーセージで販売されていましたが、おそらく、ジャーマンダーセージとの交雑種と思われます。

とても鮮やかな紫です。

キャットミントやユーパトリウム、他にも紫のお花がたくさん咲いています。

暑いですが、ぜひお出かけくださいませ。

熱中症対策をしっかりなさってくださいね。

まあ～ 何てややこしい花びらでしょう？！

この狂ったような暑さはなあに？！

ちょっとお外に出ただけで目まいがしそうな暑さです。

そんな中でも来てくださるお客様には感謝の気持ちしかありません。

そして、暑さに負けずに頑張っているガーデンスタッフのみんな、本当にありがとう！

お陰でこんなにきれいに咲いてます。

それにしても、ややこしいわ～～

ユリだけどユリじゃないみたいな花びらです。

ねじれてるし、重なり合ってるし、まあ不思議！

こういうユリは、なかなかキレイに咲かないのだけど、すごくキレイに咲いてます。

雨が少なかったからかしら.....

カサブランカともカノコユリとも、スカシユリとも違う独特の美しさ。

オリエンタルリリー・イザベラです。

名前までゴージャスですね。

咲いている姿は意外と素朴だけれど、冬枯れが美しいと言われているのがこの花です。

フロミス・アマゾン

ね、地味でしょ.......

でも、とっても可愛いんですよ。

最後の３枚は、寄せ植え王子番君の寄せ植えです。

夏の暑さに負けない華やかなもの、涼しげなもの、どちらも美しい作品です。

みなさん、お暑うございますから熱中症などに気をつけてくださいね。

バラ以外にも色々咲いてます～～

バラは２番花が咲き始めましたが、最初の頃みたいな勢いはありませんね。

当然と言えば当然.....

バラ以外はどうなの～～？

ご安心ください、咲いてます。

ガーデンを歩き回っても、飽きることなくお花を見ることが出来ます。

クレマチス・フォンドメモリーは次々と花を咲かせ、途切れることがありません。

雨が降らないので花弁が傷まず、ずっとキレイだし本当に素晴らしい花ですね。

キョウガノコ

Filipendula purpurea var.purpurea

キョウガノコはコシジシモツケソウの栽培種です。

ローザンのガーデンショップで販売しているシモツケソウを見て「キョウガノコじゃないの？！」

というお客様、ガーデン内のキョウガノコを見て「シモツケソウじゃないの？！」というお客様。

間違っているわけじゃないんですが........

スタッフも、お客様も大好きな風景

ピンコロノ道から池の方を見たらこんな景色が見られます。

「ここ好きやわ～～」という声、よくお聞きします。

アナベルとスカシユリの競演

真っ白のアナベルと鮮やかなオレンジ色のスカシユリ。

地味になり過ぎず、派手になり過ぎず.....で、とってもいい感じです。

ハタザオキキョウ

Campanula rapunculoides

名前はキキョウですが、ホタルブクロ属です。

大正時代に北米から渡来しましたが、もともとはヨーロッパ原産の植物です。

成長には個体差や環境差もありますが、高いものだと150cmほどになります。

イワガラミ

イワガラミの盆栽です。

ツルアジサイに似ていますが、イワガラミのほうが野趣に富んでいます。

盆栽にするとイワガラミの個性が引き立つように思います。

ハナショウブ

和にも洋にもあう植物ですね。

花も大きく存在感もあるのですが、出しゃばる感じが無く周りの植物と調和します。

今、ローザンではこんな風に色んなお花が咲いています。

どの季節も美しいガーデンであるようにスタッフ一同頑張っています。

是非、ご来園くださいませ。

shopのご紹介

今年は晴天続きでバラもクレマチスも他の宿根草も傷まなくていつまでもキレイです。

でもスタッフは散水が大変！

ローザンは手かん水なんです.....

みんな、水遣りと花柄摘みにおおわらわ！

でも、おかげさまで、皆様に「手入れが行き届いていますね～」と褒めて頂き喜んでいます。

ガーデンも充実してきましたが、ショップもいい商品が集まってきましたよ。

これは、作家さんに縫ってもらった麻のブラウス。

スゴイ人気です。

完売なので今製作中。

ちなみにトルソーが着ているのは私の私物ですが、「それでもいいから売って！」と、お客様。

もうすぐショップに並びますからお待ちくださいね。

赤いポーチはローザンオリジナルの人気商品で、私はブラウンとブルーの2種類愛用しています。

エプロンは‘ナプロン’ というメーカーのもので寄せ植え王子の番君も愛用！

ナプロンは他にもこんなにありますよ～～

そして、こんなに可愛い手袋も！

私はカラシ色のロングタイプを使ってます。

ローザンのオリジナルと言えばジャムですね。

新しいジャムも増えました。

ASHBYS  OF  LONDON

イギリスの本格派紅茶も入荷しました。

カフェでも召し上がっていただけます。

絵葉書もローザンらしいものがそろっています。

北海道のイラストレーター藤川志朗さんのナチュラルなお花の絵。

滋賀県の植物画家、連藤久見子さんのボタニカルな絵。

ローザンのガーデンや羊さんの写真のポストカード。

そして、えへへ......

私のイラストもあります。

少しづつ充実してきたショップも、是非お楽しみくださいませ。

バラはもちろんキレイ！でも他にも美しいものがいっぱい！

ローザンは今バラがほぼ満開です。

華やかなシーズンに地味～～に頑張ってるお花をご紹介。

ローザンのガーデンは、宝探しのようだとおっしゃるお客様がおられます。

他のガーデンには無いような面白い植物が植わっているからです。

ナツロウバイ

中国浙江省原産です。

中国名はシャラメイ。

ナツロウバイよりステキな名前。

とっても上品なお花ですから、もちろん茶花になります。

ただ、この対生の大きな葉っぱが曲者ね。

とっても活けにくいんです。

この可愛い赤い実は何でしょう。

ウグイスカグラ(鶯神楽）です。

ウグイスカヅラという人もいますが、カヅラはつる性を表しますからカグラが正しいの。

ブッシュ状の木で鶯が動いている様が神楽を舞っている様に見えるからですって。

何とも優雅なネイミングですね。

 

テッセン。

青い壁をバックに美しいですね。

写真撮影スポットのウォールに絡まるポールズヒマラヤンムスク。

日陰であまり咲いていないのが逆にいい感じです。

ウォールの裏側は日当たりがいいのでよく咲いていますよ。

そしてガーデン内はこんな風に爽やかな緑。

バラはローズガーデンでお楽しみくださいね。

みなさん、ローザンでお会いしましょう。

スタッフ一同で皆様のご来園をお待ちしています。