構文を覚えよう!
まず、構文とは文を構成するルールのことを指す。
単語や文法は文を理解するうえで欠かせないものですが、実はそれだけでは不十分で、この「構文」も欠かせない要素の一つだ。基礎英文法の学習を終えたら、次は「構文」に進みましょう!
構文自体はあくまで文のルールだから、文中の単語がわかりさえすれば、構文を知らなくてもとりあえずそれっぽい訳ができて、なんとなくニュアンスは掴める。
しかし、それでは単語が難しかったり文脈が読みづらかったりするとうまく訳せない場合が出てくる。
正しく訳せるときと訳せないときがあるせいで、安定して正しく内容を把握できるようにならない。
そのため、しっかりと構文の訳の型を覚える必要があるのだ!
代表的な構文は、例えば
・it seems that ~ = ~のようである
・so ~ that ... = とても~ので ... する (=...するくらい~だ)
・so that ~ = ~するために
などが挙げられる。
実際に授業で生徒さんを見ていると、重要な構文でも間違えてしまう人は意外と多い。
特に、so that を用いた構文なんかは間違いが多い。
まずは重要構文だけでよいので、しっかりと学習して覚えてしまいましょう!
オススメの参考書
重要構文を学習するためのオススメの参考書としては、
『セレクト英語構文76(文英堂)』や
『英語構文150(美誠社)』などがある。
どちらも入試で頻出の重要構文を網羅的に扱ってくれているため、まずは1冊を完璧にできるとよい。
また、重要構文はもちろん、基本的な英文法や動詞の語法といった基礎的な英語の知識・表現も多く取り扱っているので、その復習にも最適だ!
しっかりとマスターしましょう!
◯ただ、ここで注意してほしいことが、とりあえず例文を日本語訳に訳せればよいわけではないということだ。
英語で書かれた例文と日本語訳された文の文同士の対応を覚えるだけでは、構文は身につかないからだ。
例文のどの部分が「構文」に当たるのかを必ず意識しながら学習を進めよう。
例えば、
so tired that S can't walk anymore
とあったら
so tired that I can't ... の形があるから
疲れているのでもう歩けない(=もう歩けないくらい疲れている)と訳せばよい。
英文中のどこに構文があるのかをしっかりと特定できるようにしたい。
構文を覚えるメリット
構文の知識を身に付けると、ただ文章が読めるようになる以外にも様々なメリットがある。
①例えば、英単語の並び替え問題などでは構文を知っていると文全体の形がすぐにイメージできるのでよりスムーズに解けるようになるし、
②単語の穴埋め問題でも同様に構文の知識が活かせる場合は意外とある。
③構文の英語→日本語の対応だけでなく日本語→英語の対応も覚えられれば、英作文でも構文を使った表現が書けるようになってお得なのだ。
構文を覚えることは「読解力」に加えて「文法」や「表現力」の強化にもつながるので、今すぐに始めましょう!!
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