英単語帳をたくさん勉強しているのに英文を読んでいて分からない単語がたくさんある…
しかもその英単語も訳を見てみると、あまり難しいものではない…
という状況は、受験生によくみられる状況です。
これは、多くの場合、中学英単語が抜けていることが原因です。
例えば、dinosaur (恐竜), toward (~に向かって), などの単語が抜けている方は、一度中学英単語から復習することをオススメします。
今回は、桜凛でオススメしている、中学英単語の復習方法をご紹介します!
中学英単語の復習は例文形式のもので
中学英単語の復習は例文形式のものがオススメです。
『でる単ターゲット』のように、英単語ひとつに対して訳が書いてある、一対一形式の単語帳でも良いのですが、いくつかデメリットがあります。
①単語しか載っていない
②単語一つに対して訳があるだけなので、無機質な暗記になってしまう
③繰り返すのが至難の技
▼一対一形式の単語帳の写真(引用:旺文社)
逆に、例文形式の単語帳は
①例文になっているので、単語以外にも熟語・基本構文など中学英語で大事なものが詰まっている
②例文形式なので、音読を通して単語を覚えられる
③繰り返しやすい
ので、オススメです!
(中には、単語と訳1対1になっている方が覚えやすいという人もいるので、必ずしも例文形式でないといけないわけではありません)
例文形式の単語帳で、オススメはの単語帳は、以下のものです!
『短文で覚える英単語1900』(文英堂)
高校入試 短文で覚える英単語1900 (シグマベスト)
827円
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例文形式の中学英単語帳の具体的な使用方法
知らない単語がそんなに多くはない方
(1) わかる単語とわからない単語を分ける
和訳を赤シートで隠しながら例文を読んで、頭の中で訳してみましょう。
そこで、訳が間違っていた例文、すぐに訳が出てこなかった単語に印をつけます。
(2) 印がついている例文を 5 周復習する
日本語訳を確認してから例文を読むようにしましょう。
この段階では、自分の知らなかった、もしくはすぐに訳が出てこなかった単語を何回も繰り返すことで覚えることが目的ですが、1周に時間をかけすぎてしまうと、覚えにくくなるので、時間をかけずに次々と進むことがコツです。
(3) 印のついている例文が訳せるかテストしてみる
赤シートで隠しながら例文を読んで頭の中で訳してみます。
すぐに訳すことができなかった例文にはもう一度印をつけましょう。
(4) 印がつかなくなるまで、(2)、(3)を繰り返す
知らない単語が多い方
(1) 章ごとに赤シートで隠しながら例文を読んで、訳を確認する→1 周する
知らなかった単語には印をつけて、意味を確認します
(2) 単語に印がついている例文を 5 周復習する
日本語訳を確認してから例文を読みます。この段階で完璧に覚える必要はないので、次々と進むことがコツです。
(3) CDを流して、英文が読まれる直前にこれから読まれる英文の訳に目をサッと通して、訳が分かった上で、CDの音声を聞きながら、英文を黙読する。
黙読する際には、自力で英文を訳するつもりで黙読します。
ここでは、(2)で何度か目を通したものを定着させることを目的に、何度も繰り返します。
(4) 例文を訳せるかどうかテストする
例文を読んで頭の中で訳してみます。そこで、すぐに訳が出てこなかった例文に印をつけましょう。
(5) 印がついている例文を 5 周復習する
日本語訳を確認してから例文を読む
(6) 印のついている例文が訳せるかテストしてみる
例文を読んで頭の中で訳してみます。そこで、すぐに訳が出てこなかった例文に印をつけ
ましょう。
(7) 印がつかなくなるまで、(5)(6)を繰り返す
まとめ
英単語は、英語の成績を上げるために最も大切なことと言っても過言ではありません。
その中でも、中学英単語は、さらに重要です。
中学の時に、英語が苦手だった人。
高校に進学してから、中学英語の復習を行なっていない人。
少しでも不安のある人は、一度、恥ずかしからずに復習してみてください。
基礎から完璧にして言って、武器となる単語力をつけましょう!