帰りの電車で #エビスの夜明け | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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大沼優記のブログ。沼袋に関する情報を発信する地域密着型ブログ、ではありませんのであしからず。

昨日の稽古の帰りは、共演者の住田咲ちゃんと一緒だった。

僕よりも遥かに若い女の子。

お芝居の現場でこんなに若い人とご一緒するのは初めて。

稽古を見ていると、あまりにも可愛らしくておじさんはついつい顔が緩んでしまう。

この場合の「可愛い」は、もはや娘的な感覚。

そう感じる時、

「あぁ、自分も歳をとったんだなぁ」

と思ってしまう。

そんなこんなの帰り道。

僕は、おじさんの如くついつい語ってしまった。

お芝居に関することというよりも人生に関するようなお話。

出会ってから2日しか経っていないにも関わらず。

1人になってから、「なんであんなに語ってたんだろう」と振り返ってみた。

きっと、歳が離れているからこそ伝えたいことがあったんだなぁ。

お芝居の現場は不思議なもので、稽古と公演を通してどれほど密接な時間を過ごしても、公演が終わったら二度と会わなくなることが多い。

打ち上げで「またどこかで」と言って別れたきり、それ以降一度もあっていない人がたくさんいる。

その逆もあって、ささきくみこさんみたいな、「いやぁ、久しぶりですね。元気してますか」なんて会話をしながら、一緒の公演に出る機会が続き、気づいたら12年もお付き合いしているというケースもある。

先のことなんて分からない。

だからこそ、この時間を慈しみたい。

そう感じたんだなぁと、家に帰る頃には思っていた。

愛おしい日々です。

P.S.
『夜明けの街に清き一票』のあらすじが発表されました。
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【あらすじ】

「実は、この任期いっぱいで、辞めようと思っているんですよね」

12月の中旬、とある地方の小さな市。
その町の市長は市民から絶大な人気を誇っていた。
どうやら来週の市長選挙も彼が当選するのは確実なようだ。


片想いをする人。想いに気付けない人。想いが届かない人。皆この夜明けの街で暮らしている。

後悔と孤独の上で誰もが誰かを好きになる。



小さなバーから始まる3つの大切な人を大切にする物語。
エビスが師走に送る、恋愛群像劇。
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すごく心にグッとくる、胸がじんわりとするお話です。

脚本を読んで、いろんな想いがぐるぐると頭の中を巡りました。

この物語、心から皆さんに届けたい。

そんな公演です。

エビス駅前バープロデュース
『夜明けの街に清き一票』

【脚本/演出】
深谷晃成(第27班)

【出演】
大沼優記(シアターキューブリック)
榎あづさ
ささきくみこ(宇宙食堂)
小川千尋
関洋甫
秋本雄基(アナログスイッチ)
住田咲
長谷川太郎(少年社中/森の太郎)

【タイムテーブル】
12/
16水 21:00
17木 19:00/21:00
18金 19:00/21:00
19土 14:00/16:30/20:00
20日 14:00/16:30/20:00
21月 休演日
22火 19:00/21:00
23水 16:30/19:00/21:00
24木 19:00/21:00
25金 19:00/21:00
26土 14:00/16:30/20:00
27日 16:30/19:00/21:00
28月 16:30/19:00/21:00

【会場】
エビス駅前バー
東京都渋谷区恵比寿南1丁目8番9号
第1黄色いビル3F

【料金】
全席自由席 3,500円 + 1drink
「選挙に行こう!」割・・・受付で「投票します!」というだけで、400円引き!
「クリスマスは一緒だよ♡」割・・・二名様以上のご予約で、400円引き!
(併用不可)

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