突然ですが、
アナタの好きなバレエ作品
ってなんですか？
長く大人バレリーナに向けた
ブログを書いていますが、
これ系の内容って、
書いたことないな…と思って(笑)。
私は、やっぱり、
王道の白鳥…かなぁ
2幕の白鳥たちの登場シーンの
前奏を聞くと、なんというか、
魂が騒ぎだす…みたいな感覚が
湧き上がってくるんですよ♪
他にも、海賊、眠り、
バヤデルカ、シンデレラ…などなど、
好きなものはありますが、
今、気になってるのが、
ジゼル！！
これも好きです♪
そして、今、まさに
所属しているバレエ教室で
12月の発表会に向けて
創り上げているところ！
2幕だけですが、
大人バレリーナたちが
中心となって、
コールドを創り上げています♪
振付、リハーサルをするにあたり、
何度も何度も、
映像を見ているのですが、
見れば見るほどに
感じることがあります。
アルブレヒト、
最低やな…
って
いや、彼の立場も
わからなくはないですよww
高貴な身分ゆえ、
自分が愛した人と
結ばれなかった…という、
彼もある意味被害者ではある！
でも、なんの罪もない
ヒラリオンが殺されて、
その後に登場したアルブレヒトが、
女王ミルタに命乞いしているのを見ると、
は？
って感じたんですよ(笑)。
そこへジゼルが登場して、
有名なグラン・パ・ド・ドゥが
始まるワケですが、
ジゼルもこんな男、
よぉ守ろうと思ったな～とか、
超現実的な解釈をしたりね
※Simona Trajkoska - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
前回、所属教室で
ジゼルを上演したのが2006年。
私は27才と若かった…(笑)。
その頃はね、
アルブレヒトのことを
最低やとは思いながらも、
「そんなことで死なんでも～💦」
って、見方を、
ジゼルに対してしてたんですよ。
時が進んで18年後、
今は、ただただ、
アルブレヒト、
最低やな…
と、思う
ま、解釈はイロイロです
ただ、私が感じたのはね、
自分が重ねてきた年齢、
そこで重ねた経験、
それらが自分の見る
世界を創造しているな
ってこと…！
同じ作品であっても、
見る年齢、タイミングで
解釈も印象も変わります。
ひとりの人間の中でも
これだけ違うんだから、
見る人が変われば、
当然、解釈も変わる！
それが自然なことなのに、
ずーーーっと受け継がれている
古典作品というのは、
やはりスゴイな…と、
あらためて感じたのでした
単にアルブレヒトを
ディスりたかったんじゃないですよ(笑)。
時代が変わっても、
人の本質の部分って、
本来は変わらないということを、
バレエ作品は、
教えてくれているのかも
しれないですね♪
だからバレエは奥が深い…
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