OUTER MIND3 the HIATUS・後藤正文★STUDIO COAST | お昼寝インコ日記

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(*゚ロ゚)<スタジオコーストのアゲハイベントすげぇ。ゴキゲン細美さんの一夜でした。

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昨日は、STUDIO COASTに「OUTER MINDⅢ」というイベントを観に行ってきましたニコニコ

4日ぶりのSTUDIO COAST。
やっぱり風強くて寒いけど4日前の大雪コーストよりだいぶマシだ。

今回の「OUTER MINDⅢ」は、細美武士率いるthe HIATUS(ハイエイタス)主催の、
スタジオコースト10周年も絡めたライブ&クラブイベント。


公演が23時~翌5時までという仕事終わりにはきついオールナイトイベント。

22時30分頃につくと、とりあえず途中まで入場するみたいで、
かなり無愛想なスタッフによる厳重なIDチェック(写真付き身分証明書)で
スタジオコーストの横の駐車場スペースに通される。
お客さんは、20代後半~30代中盤中心。もちろんハイエイタスファンが多い。

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ここから整理番号順に入場する2段階方式。

第一段階のIDチェックに加えて、会場に入ってチケット渡して
それから"かばんの中身を全て出してチェック"+"ボディチェック(がっちり触られる)
中は、クラブ風というかボクの知っているスタジオコーストでは、なかったです。
金曜日の夜は、"ageHa"っていうまったく別の顔のクラブに変貌。
クラスの地味なメガネっ子が、放課後は化粧してイケイケで遊びまくってる感じです。
詳しくは、ホームページのフロアガイドを見て、実際行って頂ければ。→

結局入場して、今回目的の弾き語り「東北ライブハウス大作戦」コーナーに入った時には、
1番手のストレイテナーのホリエテナーさん演奏中。
奥のテントエリアだけど人がギチギチに一杯。

①番 ホリエアツシ 

ストレイテナーのホリエさん。
弾き語りを見るのは、去年の「THE FUTURE TIMES Gallery&LIVE」以来。

相変わらずのヤサ男ぽさ。優しい歌声。
レディオヘッドの「HIGH AND DRY」や、秦基博「アイ」をストレイトにカバーして歌っていた。
だから正直本物には、敵わないような。。もちろんウマウマだけど。
ただ、自分達の曲を歌ってるときは、ほんとに全然声の乗り方が違って、ス晴らしかった。
残念ながら、ボクはテナーの曲を知らなかったけど。(去年聞いた記憶はある)

もっと残念だったのは、低いステージに座っての弾き語りだったので、
ホリエの帽子しか見えない。歌う人はもう少し高めの台の上で歌うか、立てばいいのに。
そして、後ろの方にいると歌声を聴くのが後方スピーカーからなので
違和感は凄くあった。。。

ほとんどトークなく30分歌ってた。



②番 TOSHI-LOW 

ハードコアバンド"BRAHMAN"のボーカル"トシロウ"(りょうの旦那)

さっそく爆弾発言「俺は、ポロンポロンならす弾き語りなんて嫌いだから、30分弾き語りじゃなく"語り"だし・・」爆弾
との言葉どおりほとんど"語り"のみ。ギターを大きな首飾りと言っていた。
トーク内容は、自分の大先輩"SION"と"バースデーのチバ"との話や、
東北の復興支援での"みーちゃん"(細美)との話など。
みーちゃんもゴッチも横でトシロウの話を聞いていた。

歌は、その"SION"っていう先輩の曲2曲と、
神戸震災時によく歌われた「満月の夕」(ソウルフラワーユニオン)の3曲。(30分で)
相変わらずクセが強いけど、本人の人間性をそのまま伝える歌声。
あんなにクセが強いのに耳に歌詞がグングン入ってくる。
口は悪いけど、話は面白いし、真摯な人間性が魅力的な人だからみんなライブに行くんだろうな。

ホリエの後に人の流れに乗ってかなり前方に行けたから、楽しめた。




③番 後藤正文 

ゴッチを観にお客さんがさらにギチギチに前に押し寄せてた。(ボクはサイドにいたので無事)

完全に思想家の顔になっていたゴッチ。良く言えば和製ジョニーデップ的なあごひげ。
「夜を越えて」でスタート。やっぱりアジカン版の方が好き。
ゴッチもトシロウに引っ張られてトーク中心。
自費で新聞を出版することになった理由を、
今のインターネット時代で人間の体(人間が体を使って手に入れた情報的な意味か)
を感じさせない情報ばかりであること。
お金中心の時代に"お金だけじゃないよってこと"を伝えたい。(お金じゃなく出版に関わってくれる仲間がいるっていう)
魂を混めて紙に印刷したものは、いつまでも残るということ。
っていう話をドフトエフスキーの話と絡めたり。。ただただ良く勉強しているなぁって得意げ

そんな話を延々として結局合計4曲(「LOST」「1・2・3・4・・・BABY」「アネモネの咲く春に」)
「LOST」は初めて聞いたような。。
「1・2・3・・・・」は、やっとお客さんも合唱してくれるようになったかな。。
ゴッチも台の上に立って歌う。。何故か乱入して客の上でクラウドサーフする細美。。



終わったら、人がほとんどテントから出て行ってしまった。

④番 片平里菜 

今回のイベントを観にいく理由の1つ。片平里菜ちゃんが出るから。

昨年の「NANO-MUGEN2012」に出演していたシンガーソングライター。

最前列近くで観れた。やっぱり素朴でカワイイ恋の矢。ちょっと緊張してる感じもイイ。
未だに福島県在住だそう。

ボクは女性のギターの弾き語りが大好きなので、超楽しい。


また観に行きたいなぁ。

⑤番 the HIATUS 

弾き語りテントから外に出たら、びっくりだけどお客さんの質が全然違った。
ナンパしてる外人や、ケバケバした女の子、バドガールみたいな店員目。。
こんなオールナイトイベントでしかも新木場なのに3000人くらい居たんじゃないかなぁ。。
ちょっとクラブ系のお客さんにはビビってしまうけど、壮観。

メインフロアであぁクラブイベントだったんだなぁと実感。。合わないなぁ。。
(そんなお客さんも結構いた)

ただ、スタジオコーストのメインフロアの上部にあった3~40台ぐらいの
スピーカーが下に下りてきていて、音が凄い。。ニコニコ
4日前も思ったけど、ほんとにこだわった最高レベルのライブハウスなんだなぁとグッド!

そんでハイエイタス。もちろんメインフロアお客さん一杯。
細美さんシャンパン飲みすぎたらしく微妙に演奏はズレてる感あったけど、
本人は「生まれてきて今、この時間が一番最高。お前らと人と人とで・・・・」
みたいな普通の人じゃ言えないことを純粋に言っちゃってた。

曲は、いつも聞く感じのだけど、お客さんが飲んでるから凄い盛り上がってる。
何人クラウドサーフしてるんだってのに驚いた。
ボクは大会場のフェスでしか観てないから、あんまりそういう激しい盛り上がり方の
イメージがなかったけど、本来こういうバンドなんだなぁ。



なんだこうだでハイエイタスが終了したのが朝4時15分ぐらい。
こんなに時間を忘れて楽しめたイベントは久々。
クラブ的なのは、やっぱり苦手だけど楽しかったなぁニコニコ

5時の始発に乗って家に6時過ぎ到着。体がオモイ・・・ドクロ