カレンダー知恵袋〜ABOUT CALENDAR〜 -5ページ目

卓上カレンダー販売サイト おひがら.jp 2011年版 アップしました!

昨晩、弊社卓上カレンダー販売サイトのおひがら.jp(2011年版)をアップ致しました。

今年のテーマは「費用対広告効果の追求」と「顧客価値(使う人にとっての価値)向上」です。

名入れには、人気のリング式のラインナップを新たに増やし、お客様のご要望にお応えします。
また、カレンダーの使い方のご提案として、書き込んだメモに対し気になるひと目をブロックする「プライバシート 」付きカレンダーを新たにラインナップ。

ケース、オリジナルなどもバリエーションを増やし、多様化するニーズにお応えします。

さらに、複雑化するニーズと増加するアイテムを結びつけるために、より具体的なご提案をさせて頂く「御用聞きフォーム」も新たに開設いたしました。

大好評を頂戴しました昨年以上の内容で、皆様のご訪問をお待ちしております。

▼おひがら.jp 2011年版
http://www.ohigara.jp


カレンダー知恵袋~ABOUT CALENDAR~-おひがら


プロダクトアウト型とマーケットイン型

企業が商品開発を行う時の姿勢として一般的に2種類の方法があるとされています。
プロダクトアウト型(作る側の想い・技術等を優先する方法)とマーケットイン型(ユーザーの要求・ニーズを理解して作る方法)です。

いずれの方法も一長一短があり、どちらが良いかと言う議論は専門家にお任せしますが、商品構成バランスとしてはプロダクトアウトとマーケットインを戦略的にバランスよく品揃えする必要があります。
その観点では、最近のカレンダー市場全体を見るとプロダクトアウトがやや過多ではないかと思っていますが、それは市場が求めるバランスの通りに調整されていくことと思われます。

さて、プロダクトアウト型の良い所は、企業理念などや技術をカタチにして、世の中に普及できることです。
社会貢献を目指した企業のプロダクトアウト型の商品は、メッセージのこもったオリジナリティ溢れる魅力的な商品である場合が多く、技術的に洗練されているため使い勝手も抜群です。

マーケットイン型でも同じ事が言えます。
ニーズを的確に汲み取りユーザーを意識したモノ作りは、使われる商品になる場合が多いと思われます。
そこには使う人への優しさが存在しているからです。

いずれにしても目標のある製品作りは、ユーザーに対して何らかの価値を提供し、使ってもらえる商品となる可能性が高くなります。

そして、その目標が明確かつ具体的であるほど、ユーザーに伝わります。
弊社も、そんな商品作りを目指しています。

一期一会

弊社はネット販売を中心に卓上カレンダーを販売しています。
その業務に携わって、強烈に感じるのは「一期一会」です。

特に対面での営業とは違い、接触頻度と接触時間がごく限られたコミュニケーションの中で、様々な情報を収集または伝達しなければなりません。
さらに、問い合わせは100%の割合でメールまたは電話であり、そこには表情やジェスチャー等の補足的な手法は通用しません。

となると、電話でしたら5~10分、メールならば300字程度の中で完結しなけらばなりません。
それらの体感時間は、対面営業と比較すると本当に一瞬です。
なので、問い合わせをいただいた一件一件に対し、「今このお問い合わせに対して、この電話を切るまで(この文章を返信するまで)に、自分が何をできるか」という事を、際の際まで追求し伝達しなければなりません。
それは、新規のお客様でもリピートのお客様でも同じです。

また、それだけでは足りません。
お話やメールでの返信が終わったあとも可能性のある限りベストの答えを模索し続け、思いついたら後日でもお伝えすることも必要です。

私たちは、お客様のお役に立つ対価として受注を頂戴しています。
そこまで突き詰めるのは、プロとして当然ではないでしょうか。

何も考えない脳の休養日も必要

「どうしたら良い商品が作れるか」
「どうやったら売れるか」
「あの案件に対して、どうしたら受注できるか」
「このクライアント様には、何をご提供できるか」

など、通勤の電車内でも、常にカレンダーの事を考えています。

「あぁ、すればどうか」
「こうしたら良いのでは」

それは、果てしない禅問答のように、私の頭を駆け巡ります。
時に、あまりに考えすぎて、駅を乗り越してしまいそうになったことも何度か。

考える事は確かに大切ですが、近視眼的になっては行けないので、時に考えるのを止めることの必要性を感じています。

そしたら、考えを止めた途端、意外と思いつくものですね。
今までの長い時間が嘘の様に、新たなアイデアが。
それがまた意外とフィットするんですよ。
今抱えてる問題に。

脳にも休養日が必要ですね。

やはりオーソドックスなデザインが人気

昨日のブログで「デザインについて 」と題し、近年の卓上カレンダーユーザーの嗜好は“デザイン”であるとお話ししました。今日は、ユーザーに人気のデザインについて書き込みます。

まずその前に、卓上カレンダーのデザインには何が必要かを改めて書き出してみます。
卓上カレンダーのデザイン要素として最低限必要と思われるのは、下記6つです。

 (1)日
 (2)月
 (3)年号
 (4)曜日表記
 (5)祝休日表記
 (6)余白(書き込みスペース)

さらに、六曜、雑節、月齢などの暦が加わる場合や、前後月カレンダーを付ける場合があります。
そして、これらを組み合わせながら、飾りや写真などをレイアウトし、デザインを構成します。

その結果、カレンダーのシーズンになると多種多様なデザインの卓上カレンダーが出揃います。
一般向け、企業向けとも、各社趣向を凝らした素晴らしい作品がずらりと並びます。

そこで、買い手は迷われる訳ですが、実はそこにはある定説があります。
あまたあるデザインをノーマル・カラフル・写真入りなどにカテゴリ分けしていくと、毎年一番売れていると思われるデザインパターンが存在していることに気付きます。

恐らく「黒と赤で構成されたオーソドックスなデザイン」が、最も売れていると思われます。
(※弊社の例では下記になります。)

カレンダー知恵袋~ABOUT CALENDAR~-オーソドックス


これについては、弊社の傾向・関係者の声・各種販売ランキングなど様々な資料をもとにしているので、ほぼ間違いないと思われます。

このデザインパターンの良い所は、卓上カレンダーに必要な要素を最小限に抑える一方、本来カレンダーに求められる機能性を最大限に発揮しているところです。
よく「シンプル」と言う言葉で表現されるこのパターンは、ユーザーニーズの本質をまかなうに十分なデザインのようです。また、ユーザーニーズの最大公約数を狙うのであれば、間違いなくこのパターン。

長い年月を経て様々に考えられているカレンダーデザインですが、やはり普遍的なものが好まれるようです。


ただし、それで話しが完結しては、売り手各社とも同じようなデザインを作る出すこととなり、市場がコモディティ化してしまいます。

そうならないために、デザイン分野では何を考えるべきか。
それについては、継続的に皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。

デザインについて

弊社が毎年独自に行っている“カレンダー意識調査 ”に、「あなたがカレンダーを選ぶ基準はなんですか?」という質問項目があります。
それについての近年のトレンドは「デザイン」となっており、約半数の方の支持を集めています。

“デザイン”

言葉の響きはカッコイイですが、非常に抽象的かつ広義なため何とも掴みどころのない要素で、製作者泣かせです。
例えば、機能性やサイズなどは、具体性が高くユーザーニーズを非常に掴みやすい要素です。

さらに、BtoCであればユーザーと直接的であるためストレートに組み立てができますが、私どもが扱う企業向けBtoB取り引きでは、ユーザーニーズを間接的に汲み取らなくてはならないので、“使われるカレンダー”を実現するには、製作スキル+マーケティングスキルが要求されます。

但し、ユーザーは紛れもなく何かしらの“デザイン”を求めており、これについては今後このブログで詳しく扱っていきたいと思います。

【参考資料】
弊社独自カレンダー意識調査(2010年版/有効回答数1,355人)※速報値

 「あなたがカレンダーを選ぶ基準はなんですか?」
 
  1.デザイン 46.2%
  2.機能性 28.2%
  3.サイズ 18.7%
  4.価格 3.0%
  5.形状 2.9%
  6.その他 1.0%

カレンダーを科学する〜Vol.1〜 書き込みスペース考

「デザインは感性やセンス」などとよく言われますが、見た目が美しくバランスが取れたデザインは、理論的もしくは経験則より導かれた根拠に基づいて組まれています。
また、ヒットする商品の多くは、何かしらの根拠に基づく組み立てがされています。

そこに秘められたファクターは何か!

シリーズ「カレンダーを科学する」は、より多くのユーザの皆様に“使われるカレンダー”作りを目標に、今まで“感覚”に頼りがちだったカレンダーの要素を具体的な数値などに置き換えて、より理論的な組み立てを実現できるようにするコーナーです。

まず一回目は、卓上カレンダーの生命線である「書き込みスペース」について考えたいと思います。


カレンダー知恵袋~ABOUT CALENDAR~-日付枠



【書き込みスペースの最適化】

卓上カレンダーの代表的機能と言えば「書き込み」です。
その書き込みスペースの大きさは、主に下記要素によって決まります。

 (1)用紙サイズ
 (2)日付枠の大きさ
 (3)日付のフォントサイズ
 (4)祝日表記の有無
 (5)六曜/雑節表記の有無など

そのうち、今日はまず(1)の「用紙サイズ」についての分析です。

現在市場に普及しているカレンダーの用紙サイズは様々ですが、そののうち人気のサイズに“ハガキサイズ”と“B6サイズ(リング式カレンダー)”があります。

それぞれの用紙サイズは

 ハガキ = タテ100×ヨコ150mm 程度
 B6サイズ = タテ128×ヨコ182mm 程度 です。

このサイズに一般的なカレンダーのレイアウト(日付四角枠<日付と六曜あり>、両肩に前後各1ヶ月のミニカレンダー)をすると、1日の日付枠のサイズは、

 ハガキサイズの一日枠 = タテ20×ヨコ13mm 程度
 B6サイズの一日枠 = タテ24×ヨコ18mm 程度

になります。

ここに標準的な文字の大きさ(フォントサイズ8ポイント程度)で適度に書き込みをすると

 ハガキサイズ = 約29文字
 B6サイズ = 約54文字


となり、書き込みサイズの文字量比は「ハガキ:B6=約1:2」の結果となりました。

一方、ハガキサイズとB6サイズ(主にリング式)の企業向け名入れカレンダーの料金比較では、いずれのメーカーでもB6サイズはハガキサイズの1.2~1.5倍程度の料金なので、

書き込み文字量から制作コストを考えると、
「B6サイズカレンダーのコストパフォーマンスが高い」ことが分かります。

書き込みを重視する方(特にビジネスマンや女性)向け卓上カレンダーをお考えの場合の目安として、ご参考になれば幸いです。

カレンダーニーズの比率

皆様ご存知のように、現在のカレンダーを大きく分けると「卓上」と「壁掛け」の2種類が存在します。
卓上カレンダーは近年台頭してきた比較的新しいカテゴリでが、東急ハンズさんやロフトさんなどの大型量販店や書店さんの一般向けカレンダーコーナーでの卓上比率は年々増加傾向にあります。

また一般向けに限らず、企業向け名入れ・オリジナルカレンダーでも、卓上カレンダーのニーズは増加傾向にあります。

そのように人気を博している「卓上カレンダー」ですが、制作側として抑えておきたいのはユーザーニーズ

 疑問(1)“作る側・売る側”は流行の雰囲気にのまれて、前かがりになっていないでしょうか。
 疑問(2)“作る側・売る側”と“使う側”との意識のギャップはないでしょうか。

よく、カレンダーの市場規模は「400億」と言われますが、残念ながら今のところ内訳までのデータをつかみきれていないので、卓上カレンダーの市場規模をお伝えする事はできません。
ただし、その手がかりとなりそうなデータがありますので、本日の話題とさせていただきます。

弊社では毎年独自に「独自カレンダー意識調査」を実施しております。
その中に「あなたが好きなカレンダータイプは?」として、選択回答式の質問項目を用意しています。

その直近4年の回答割合は以下になります。(有効回答数は、毎年約1,500人前後です)

 【あなたが好きなカレンダータイプは?】
  2007年 卓上(30.0%) 壁掛け(68.8%)
  2008年 卓上(29.7%) 壁掛け(68.9%)
  2009年 卓上(32.4%) 壁掛け(65.6%)
  2010年 卓上(32.5%) 壁掛け(66.9%)

となっており、年によって若干の誤差はあるものの、ほぼ固定的です。
この意識調査は、毎年性別・年代別をランダムに行っており、回答者の偏りはほぼ無いと考えられます。

【弊社意識調査ページ】※6月28日現在(2010年版は集計中につき速報値です)
http://www.ohigara.jp/others_anke.html

また、弊社以外の資料では、ECナビさんが行った「カレンダーを買うならどのタイプ?」と言うオンライン投票式のアンケートでは、卓上(24%):壁掛け(72%)<2008年10月実施/投票数15,871>となっており、弊社の調査データと、ほぼ似た結果になっています。

【ECナビ投票結果ページ】
http://point.ecnavi.jp/vote/?pgid=3&eqid=1062&caid=6&lid=1&spflg=3&fwd=15&s_order=1

以上より、カレンダーのユーザーニーズの割合は、ほぼ「卓上:壁掛け=3:7」と考えられます。
カレンダーを企画される時の目安になれば幸いです。

複雑化した情報を解きほぐすこと

近年の卓上カレンダー人気の高まりとともに、カレンダー各社がこぞって魅力的な商品を企画し、そのバリエーションは恐らく5年前の10倍以上になっていると思われます。

その結果、ユーザーにとっては選択肢が急激に増えています
しかし、いくらニーズの多様化がささやかれているとはいえ、この急激な増加は、情報の氾濫と複雑化を招いており、ユーザーのデメリットになりかけています。

バリエーションの豊富さをメリットに変えるには?
そこで、カレンダー販売側に求めらることがあります。
複雑化した情報を解きほぐし、ユーザーが真に求める事とあまたる商品選択肢より適切な商品を選んで結びつける力が、今求められています。

もし、選択権をユーザーに丸ごと渡し、商品情報提示だけで解決するのであれば、ネット環境とHPさえあれば十分です。しかし、これだけ各メーカーが商品詳細を掲載し、ユーザーの利便性を高めるようなインターフェースや電子カタログなどの技術を導入しても、お問い合わせされるお客様は後を絶ちません。

いえ、むしろお電話での問い合わせは以前より確実に増えています。

それだけ、お客様は迷われているのです。
そこに、私たちは今まで培った叡智を集中することが必要なのだと考えます。


事前期待を上回る提案

自由でオープンな競争が成り立っている市場では、インターネットを通じて商品情報を手軽に探す事ができます。
また、特にその情報を得るにあたり、制限がある訳ではありません。
その人が望めば誰でも自由かつ公平に手に入れる事ができるのです。

一方、カレンダー市場も例外ではありません。
インターネットで検索すれば、あまたの商品情報が得られます。

ここで考慮すべき点が一つ。
誰でも手に入ると言う事は、私たち「売り手」も、印刷会社様・広告代理店様を始めとする「中間販売会社様」も、そして何より「お客様」も知り得る事ができるということです。

そして、お客様がカレンダーについての問い合わせを売り手側にするときには、何かしらの現実的な情報をベースに「事前期待」を抱いてみえることは、ほぼ間違いありません。

中間販売会社様からのお問い合わせでは「クライアントがネットを見てて、私よりも知ってみえる」と言うお声や、お客様からの直接のご注文では「●●は、●●くらいの値段だよね」と言う声をよく聞くのは、まさにその証拠です。

つまり、私どもカレンダーの売り手(制作側)は以下を意識する必要があります。

 お客様は問い合わせに対して、すでにある程度の答え(イメージ)を持ってみえる
 その問いへのストレートな答えは、お客様の予想の範囲である
 お客様の事前期待を上回るご提案をした売り手が、商談の席に着く事ができる

そのためには、カレンダーにまつわる総合的な知識が必要なほか、広告やプロモーションに関する知識、そして社会情勢やトレンドの把握など、あらゆる要素をバックボーンとした、深いながら複雑にならずシンプルな提案力が欠かせません。