10年前とは顔ぶれが変わりました。
これは、Yahoo!やGoogleの検索で「卓上カレンダー」のキーワード検索を行った上位表示サイトのことです。
約10年ほど前に始めたインターネット販売ですが、当時は企業向け卓上カレンダーを専門に扱っているサイトも少なく、そのほとんどが商品紹介のみで注文やサンプル請求機能まではありませんでした。
まだ当時はカテゴリ検索が主流で、キーワード検索は今ほど頻繁に利用されていませんでしたので、キーワード検索だけで言うともう少し年数は浅くなります。
当時は主に、カレンダー会社様が多かったのですが、今ではその顔ぶれたるや一新されたと言っても過言ではありません。もちろん検索結果表示なので、いわゆるSEO対策や検索アルゴリズム変更の影響を受けての浮き沈みは多少あるかと思いますが、10年を一括りとしても、100位程度まで踏まえたとしても、ほとんど入れ替わっています。
今日の結果が明日も保証されているわけではなく、そういった意味では本当に気が抜けないと言えます。
そしてこの10年の顔ぶれの変遷をまとめると、「カレンダー会社様」→「新規参入企業様(業界外)」→「印刷会社様」です。
カレンダーが印刷物であることを考えるとごく自然の流れでありますが、私たちカレンダーに携わるものは、その流れに逆らって生き残ることはできないのです。どこで売れるかを考えて、それに併せた思考性を持ち合わせたものが、生き残るのではないでしょうか。
カレンダーと言う本質は変わらなくても、それを取り巻く環境や人々の考え方は、その時代の要望に併せて変わっていかなくてはなりません。
今も最前線でご活躍のカレンダー企業様は、そうした柔軟な考え方を元に、戦略と戦術を駆使して、目紛しく変化する時代に対応されている企業様ではないでしょうか。
私も仕事柄、業界内外の様々な企業様のホームページを見続て勉強させて頂いておりますが、最近殊にそのように感じます。
約10年ほど前に始めたインターネット販売ですが、当時は企業向け卓上カレンダーを専門に扱っているサイトも少なく、そのほとんどが商品紹介のみで注文やサンプル請求機能まではありませんでした。
まだ当時はカテゴリ検索が主流で、キーワード検索は今ほど頻繁に利用されていませんでしたので、キーワード検索だけで言うともう少し年数は浅くなります。
当時は主に、カレンダー会社様が多かったのですが、今ではその顔ぶれたるや一新されたと言っても過言ではありません。もちろん検索結果表示なので、いわゆるSEO対策や検索アルゴリズム変更の影響を受けての浮き沈みは多少あるかと思いますが、10年を一括りとしても、100位程度まで踏まえたとしても、ほとんど入れ替わっています。
今日の結果が明日も保証されているわけではなく、そういった意味では本当に気が抜けないと言えます。
そしてこの10年の顔ぶれの変遷をまとめると、「カレンダー会社様」→「新規参入企業様(業界外)」→「印刷会社様」です。
カレンダーが印刷物であることを考えるとごく自然の流れでありますが、私たちカレンダーに携わるものは、その流れに逆らって生き残ることはできないのです。どこで売れるかを考えて、それに併せた思考性を持ち合わせたものが、生き残るのではないでしょうか。
カレンダーと言う本質は変わらなくても、それを取り巻く環境や人々の考え方は、その時代の要望に併せて変わっていかなくてはなりません。
今も最前線でご活躍のカレンダー企業様は、そうした柔軟な考え方を元に、戦略と戦術を駆使して、目紛しく変化する時代に対応されている企業様ではないでしょうか。
私も仕事柄、業界内外の様々な企業様のホームページを見続て勉強させて頂いておりますが、最近殊にそのように感じます。
世の中のベクトルと指向性を合わせる
ビジネスにおいて成長分野への投資・参入は、企業の発展に欠かせません。
「環境」や「介護」などは、今後の成長分野として期待されています。
そうなると市場は拡大し、世の中のベクトルもその方向に向かいます。
また、人々の意識もその話題に敏感になっていきます。
一方、その流れはカレンダーと無関係ではありません。
恐らく、その流れに乗ることができない作り手(メーカー等)のカレンダーは、BtoBでもBtoCでも「使ってもらえなく」なります。
弊社でも、その兆候が少しですが見受けられます。
問い合わせ内容、ご意見、ご要望をブラッシュアップすると、先程のキーワードにたどり着きます。
しかし、ここで間違っていけないのは「それらをどうとらえるか?」と言う事。
今ある解決法をあてがうだけでは、短期的な対処にしかならないことを意識しなければなりません。
カレンダーは「リピート性の高い」商材なので、その特性を活かす企画開発戦略が必要です。
ところで現在、カレンダー市場では様々な試行錯誤が行われています。
今までの「デザイン」という付加価値だけではなく、「環境」や「介護」などの本質を汲んだ“新たな価値の創造”への取り組みが始まっています。
これらの取り組みは、少しずつ「商品」として世の中に出て、実を結んでいます。
弊社のみならず、カレンダー市場全体での取り組みに、どうぞご期待ください。
「環境」や「介護」などは、今後の成長分野として期待されています。
そうなると市場は拡大し、世の中のベクトルもその方向に向かいます。
また、人々の意識もその話題に敏感になっていきます。
一方、その流れはカレンダーと無関係ではありません。
恐らく、その流れに乗ることができない作り手(メーカー等)のカレンダーは、BtoBでもBtoCでも「使ってもらえなく」なります。
弊社でも、その兆候が少しですが見受けられます。
問い合わせ内容、ご意見、ご要望をブラッシュアップすると、先程のキーワードにたどり着きます。
しかし、ここで間違っていけないのは「それらをどうとらえるか?」と言う事。
今ある解決法をあてがうだけでは、短期的な対処にしかならないことを意識しなければなりません。
カレンダーは「リピート性の高い」商材なので、その特性を活かす企画開発戦略が必要です。
ところで現在、カレンダー市場では様々な試行錯誤が行われています。
今までの「デザイン」という付加価値だけではなく、「環境」や「介護」などの本質を汲んだ“新たな価値の創造”への取り組みが始まっています。
これらの取り組みは、少しずつ「商品」として世の中に出て、実を結んでいます。
弊社のみならず、カレンダー市場全体での取り組みに、どうぞご期待ください。
シンプルの真意
「シンプル」と言う言葉。
最近では決まり文句のように、様々な場面で耳にします。
シンプルと言う言葉は、スタイリッシュであり、ファッショナブルであり、かつ奥深さを感じさせます。
また、その言葉には人々を惹き付ける力があります。
そして、その本質は廃れる事がありません。
しかし、言うは易し行うは難し。
シンプルの意味を表層的にとらえてカタチにしたものは、深みがなく、つまらないものになりがちです。
では、なぜシンプルにしなければならないのか?
いくつか理由はありますが、その内の一つに「使ってもらうための道理」があります。
何かを作ってユーザーに使ってもらうためには、「何を理解してもらわなければならないか」を考える必要があります。
それは例えば“製作コンセプト”や“機能性”などに代表される非言語要素を、言葉を使わずに伝える事。
究極は「見れば分かる」事です。
世の中にはコンセプトや使い方を伝える説明書がないものがたくさんあります。
また、有ったとしても使う人はそれを詳しく見ません。
一方、モノが溢れている時代に、「コンセプトの奥深さ」や「機能性の充実」は売れる要因の一つであることも間違いありません。
そのために、作り手はどうしても様々な要素を盛り込みがちです。
その結果、複雑なものができてユーザーに「理解してもらえない」ず、使ってもらえないもの(売れないもの)ができてしまう悪循環につながります。
そのため、「見れば使い方が分かる」「見ればそのコンセプトが分かる」と言うもの追求する事が、「何を理解してもらわなければならないか」の答えであり、そのために必然と複雑なものを極力取り除く必要があります。
いわば、「複雑になりがちなモノの仕上がりを、ユーザーに理解してもらい、使ってもらうために、意味を保ちながら分かりやすくまとめた結果」です。
それは恐らく、デザイナー(作り手)のユーザーに対するホスピタリティとも言えます。
シンプルの真意。それは作り手のユーザーに対する「ホスピタリティ」です。
最近では決まり文句のように、様々な場面で耳にします。
シンプルと言う言葉は、スタイリッシュであり、ファッショナブルであり、かつ奥深さを感じさせます。
また、その言葉には人々を惹き付ける力があります。
そして、その本質は廃れる事がありません。
しかし、言うは易し行うは難し。
シンプルの意味を表層的にとらえてカタチにしたものは、深みがなく、つまらないものになりがちです。
では、なぜシンプルにしなければならないのか?
いくつか理由はありますが、その内の一つに「使ってもらうための道理」があります。
何かを作ってユーザーに使ってもらうためには、「何を理解してもらわなければならないか」を考える必要があります。
それは例えば“製作コンセプト”や“機能性”などに代表される非言語要素を、言葉を使わずに伝える事。
究極は「見れば分かる」事です。
世の中にはコンセプトや使い方を伝える説明書がないものがたくさんあります。
また、有ったとしても使う人はそれを詳しく見ません。
一方、モノが溢れている時代に、「コンセプトの奥深さ」や「機能性の充実」は売れる要因の一つであることも間違いありません。
そのために、作り手はどうしても様々な要素を盛り込みがちです。
その結果、複雑なものができてユーザーに「理解してもらえない」ず、使ってもらえないもの(売れないもの)ができてしまう悪循環につながります。
そのため、「見れば使い方が分かる」「見ればそのコンセプトが分かる」と言うもの追求する事が、「何を理解してもらわなければならないか」の答えであり、そのために必然と複雑なものを極力取り除く必要があります。
いわば、「複雑になりがちなモノの仕上がりを、ユーザーに理解してもらい、使ってもらうために、意味を保ちながら分かりやすくまとめた結果」です。
それは恐らく、デザイナー(作り手)のユーザーに対するホスピタリティとも言えます。
シンプルの真意。それは作り手のユーザーに対する「ホスピタリティ」です。
「カレンダー」のライバルは「カレンダー」ではありません
この数年で、ビジネス・プライベート問わず、可処分費用が減少しつつあります。
企業では「宣伝広告費」「販促費」など、プライベートでは「小遣い」に相当する費用です。
一方、市場ではニーズの多様化によりカレンダーに求められるの“役割”の変化が起こっています。
例えば、ビジネスでは年末年始の「挨拶品」→「広告」、プライベートではスケジュール管理ツールとして「メイン」→「サブ」へと変わっています。
「挨拶品」→「広告」への変化は、カレンダーにその費用対効果が求められ始めたことで、企業様にワンランク上のツールとしての意識が芽生え始めていることに由来します。
また、プライベートでのスケジュール管理ツールとしては、ケータイに代表される「デジタルツール」や「手帳」がメインとなって、「カレンダー」がサブとして使われ始めているのが現状です。
したがって世の中では、今までの画一的なカレンダーの枠組みが取り払われて、パラダイムシフトが起こりつつあると考えられます。
これらをまとめると、BtoBでもBtoCでも、「カレンダー」は「カレンダー」にとって替わられるだけではなく、それ以外のツールに代替えされる可能性が今まで以上に高くなってきていると考えられます。
同じ費用をかけるにしても、今までのように「カレンダー」の費用は順当に「カレンダー」にスライドされる保証は無く、その他の商品(ツール)と比較・代替えされることを前提としなければなりません。
「カレンダー」のライバルは「カレンダー」ではありません。
今後その傾向が強まる事が予想される中で、私たち作り手は、その点を踏まえた提案を市場に投げかけない限り、受注につなげることが増々難しくなります。
“名入れ”も“オリジナル”も然り。
恐らく、弊社だけの問題ではなく、カレンダー市場全体として取り組まなくてはいけない課題でもあります。
そしてそれは、私たちが長年積み重ねた「カレンダー」に対するバイアスを、ぬぐい去れるかどうか。私たちが、新たな価値観を取り入れられるかどうか、という市場が突きつけた命題をクリアできるかどうかにかかっています。
企業では「宣伝広告費」「販促費」など、プライベートでは「小遣い」に相当する費用です。
一方、市場ではニーズの多様化によりカレンダーに求められるの“役割”の変化が起こっています。
例えば、ビジネスでは年末年始の「挨拶品」→「広告」、プライベートではスケジュール管理ツールとして「メイン」→「サブ」へと変わっています。
「挨拶品」→「広告」への変化は、カレンダーにその費用対効果が求められ始めたことで、企業様にワンランク上のツールとしての意識が芽生え始めていることに由来します。
また、プライベートでのスケジュール管理ツールとしては、ケータイに代表される「デジタルツール」や「手帳」がメインとなって、「カレンダー」がサブとして使われ始めているのが現状です。
したがって世の中では、今までの画一的なカレンダーの枠組みが取り払われて、パラダイムシフトが起こりつつあると考えられます。
これらをまとめると、BtoBでもBtoCでも、「カレンダー」は「カレンダー」にとって替わられるだけではなく、それ以外のツールに代替えされる可能性が今まで以上に高くなってきていると考えられます。
同じ費用をかけるにしても、今までのように「カレンダー」の費用は順当に「カレンダー」にスライドされる保証は無く、その他の商品(ツール)と比較・代替えされることを前提としなければなりません。
「カレンダー」のライバルは「カレンダー」ではありません。
今後その傾向が強まる事が予想される中で、私たち作り手は、その点を踏まえた提案を市場に投げかけない限り、受注につなげることが増々難しくなります。
“名入れ”も“オリジナル”も然り。
恐らく、弊社だけの問題ではなく、カレンダー市場全体として取り組まなくてはいけない課題でもあります。
そしてそれは、私たちが長年積み重ねた「カレンダー」に対するバイアスを、ぬぐい去れるかどうか。私たちが、新たな価値観を取り入れられるかどうか、という市場が突きつけた命題をクリアできるかどうかにかかっています。
カレンダーはデザイントレンドに乗り難し
昨日のブログ
で、カレンダーを制作する際の注意点に
ファッションなどの「社会的影響が強いトレンドが発生する分野」と「カレンダー」のプロダクトサイクルが異なること
を挙げました。
特にオリジナルカレンダーに該当する事ですが、カレンダーは一般的なトレンドを非常に取り入れ難い商材だといえます。
例えば、ファッショントレンドに代表されるデザイン性、カーボンオフセットに代表される環境性などのトレンドをカレンダーに採用しようとすると、必ず時間のズレが生じます。
時間のズレとは、プロダクトサイクルの差異から生じるもの。
デザインや環境のトレンド、いわゆるユーザーの興味・意識は期間で縛られるものでは無く、いつまでその鮮度が保たれるか分かりません。
そして、それらに関係する商品は、流行廃りのタイミングが分からないため、予測と見込みを立てながらオンデマンドに対応する必要があります。
その場合のプロダクトサイクルは、長くもあり短くもあり、常に一定ではありません。
一方、カレンダーのプロダクトサイクルは常に一定であり、一般的には年間というくくりで縛られます。
カレンダーを使い始める時に流行っていたものが、半年後・一年後に廃れていれば、ユーザーの評価は目減りするために、メーカーへの評価も必然的に低くなってしまいます。
カレンダーの顧客価値(顧客の感ずる価値)は、1年間の使用後の後に評価されるものであり、そういう特殊性が伴う商材であるため、トレンドを取り入れることが難しくなるのが現状です。
トレンドに乗ることができれば、ある意味デザインワークが楽になるかもしれません。
しかし、トレンドを使えない以上、使われるカレンダーを作るにはその他の価値を見つけなければなりません。
実は、デザインが変わろうと機能が変わろうと、同じ製作者が「使われるカレンダーを継続して作り続けること」は難しいのです。
ファッションなどの「社会的影響が強いトレンドが発生する分野」と「カレンダー」のプロダクトサイクルが異なること
を挙げました。
特にオリジナルカレンダーに該当する事ですが、カレンダーは一般的なトレンドを非常に取り入れ難い商材だといえます。
例えば、ファッショントレンドに代表されるデザイン性、カーボンオフセットに代表される環境性などのトレンドをカレンダーに採用しようとすると、必ず時間のズレが生じます。
時間のズレとは、プロダクトサイクルの差異から生じるもの。
デザインや環境のトレンド、いわゆるユーザーの興味・意識は期間で縛られるものでは無く、いつまでその鮮度が保たれるか分かりません。
そして、それらに関係する商品は、流行廃りのタイミングが分からないため、予測と見込みを立てながらオンデマンドに対応する必要があります。
その場合のプロダクトサイクルは、長くもあり短くもあり、常に一定ではありません。
一方、カレンダーのプロダクトサイクルは常に一定であり、一般的には年間というくくりで縛られます。
カレンダーを使い始める時に流行っていたものが、半年後・一年後に廃れていれば、ユーザーの評価は目減りするために、メーカーへの評価も必然的に低くなってしまいます。
カレンダーの顧客価値(顧客の感ずる価値)は、1年間の使用後の後に評価されるものであり、そういう特殊性が伴う商材であるため、トレンドを取り入れることが難しくなるのが現状です。
トレンドに乗ることができれば、ある意味デザインワークが楽になるかもしれません。
しかし、トレンドを使えない以上、使われるカレンダーを作るにはその他の価値を見つけなければなりません。
実は、デザインが変わろうと機能が変わろうと、同じ製作者が「使われるカレンダーを継続して作り続けること」は難しいのです。
今年は「花柄」が人気!
とは言ってもカレンダーの話しではありません。
この夏、ファッション界では「花柄」デザインが大人気のようで、世代をまたいだトレンドとなっています。
花柄の人気の理由については専門外なので割愛させて頂くとして、このファッションに代表されるデザインの流行は、少なからずカレンダーにも影響を与えます。
その理由は、ユーザーがカレンダーを選ぶ基準にあります。
まず、カレンダーは年間を通してほぼ毎日使う物ですから、選定要因として「好み」が反映されることは間違いありません。
そして、6/30付けのブログ でご紹介した弊社のカレンダー意識調査で、カレンダーを選ぶ基準として“デザイン”が約半数を占めているように、ユーザーの昨今の「好み」は“デザイン”を軸として考えなくてはなりません。
つまり、ファッショントレンドのようなユーザーの「好み」に影響を与える外的要因は、デザインを通じてカレンダーの選定要因に影響を及ぼす可能性が高いと言えるのです。
そのように、一見するとデザイントレンドをカレンダーに取り入れる事はユーザーの利用頻度を高める近道ではありますが、作り手としては必ずおさえておかなければならない事があります。
それは、ファッションなどの「社会的影響が強いトレンドが発生する分野」と「カレンダー」のプロダクトサイクルが異なることです。
明日は、この事についてもう少し詳しく書きたいと思います。
この夏、ファッション界では「花柄」デザインが大人気のようで、世代をまたいだトレンドとなっています。
花柄の人気の理由については専門外なので割愛させて頂くとして、このファッションに代表されるデザインの流行は、少なからずカレンダーにも影響を与えます。
その理由は、ユーザーがカレンダーを選ぶ基準にあります。
まず、カレンダーは年間を通してほぼ毎日使う物ですから、選定要因として「好み」が反映されることは間違いありません。
そして、6/30付けのブログ でご紹介した弊社のカレンダー意識調査で、カレンダーを選ぶ基準として“デザイン”が約半数を占めているように、ユーザーの昨今の「好み」は“デザイン”を軸として考えなくてはなりません。
つまり、ファッショントレンドのようなユーザーの「好み」に影響を与える外的要因は、デザインを通じてカレンダーの選定要因に影響を及ぼす可能性が高いと言えるのです。
そのように、一見するとデザイントレンドをカレンダーに取り入れる事はユーザーの利用頻度を高める近道ではありますが、作り手としては必ずおさえておかなければならない事があります。
それは、ファッションなどの「社会的影響が強いトレンドが発生する分野」と「カレンダー」のプロダクトサイクルが異なることです。
明日は、この事についてもう少し詳しく書きたいと思います。
問い合わせの傾向(7月編)
おかげさまで7月も終わりに差し掛かり、卓上カレンダーのお問い合わせが増えて参りました。
現在は、主にオリジナルとケースの大量ロットのお問い合わせが中心です。
時期的には昨年よりも少し早めで、件数も多く頂戴していると言う感じです。
例年この時期はそれほど件数が多くないのですが、それでも有り難い事に昨年に比べると少なくとも3倍以上の案件が寄せられているようです。
その問い合わせの中で、例年にない特長が浮かんできましたので、今日はそれを話題にさせて頂きます。
「既製以外のサイズ指定が多いこと」
例えば、弊社サイズではB6の用紙サイズ(タテ128×ヨコ182mm)のものがありますが、問い合わせではそれよりも数ミリ長かったり短かったりで、「そのサイズで探してます」と言う内容を頂戴します。
しかも詳しくお聞きすると「インターネットでは探せなかった」と言う話しなのです。
その問い合わせは特に印刷会社様や広告代理店様からが多く、恐らくはクライアント様(お客様)の指定サイズで承ってみえるのだと思われます。
一方、インターネットで探せなかったと言うと、ネット上に情報豊富な昨今の市場状況から推測するに、「既製サイズではなく特注サイズ」か「その商品自体をメーカーさんが生産を止めた」などの理由が考えられます。
果たして、その理由までは定かではありませんが、そういったニッチな問い合わせが来る傾向は弊社にとっても歓迎すべき事で、そのニーズに如何にお応えするかが今年のポイントの一つになりそうな予感です。
もちろん、この傾向はカレンダーを取り扱う皆様にも向けられていることだと思われますので、もし心当たりのある皆様は、一度問い合わせ内容を整理して、そこから浮かんでくる傾向を抽出されることをお薦めいたします。
現在は、主にオリジナルとケースの大量ロットのお問い合わせが中心です。
時期的には昨年よりも少し早めで、件数も多く頂戴していると言う感じです。
例年この時期はそれほど件数が多くないのですが、それでも有り難い事に昨年に比べると少なくとも3倍以上の案件が寄せられているようです。
その問い合わせの中で、例年にない特長が浮かんできましたので、今日はそれを話題にさせて頂きます。
「既製以外のサイズ指定が多いこと」
例えば、弊社サイズではB6の用紙サイズ(タテ128×ヨコ182mm)のものがありますが、問い合わせではそれよりも数ミリ長かったり短かったりで、「そのサイズで探してます」と言う内容を頂戴します。
しかも詳しくお聞きすると「インターネットでは探せなかった」と言う話しなのです。
その問い合わせは特に印刷会社様や広告代理店様からが多く、恐らくはクライアント様(お客様)の指定サイズで承ってみえるのだと思われます。
一方、インターネットで探せなかったと言うと、ネット上に情報豊富な昨今の市場状況から推測するに、「既製サイズではなく特注サイズ」か「その商品自体をメーカーさんが生産を止めた」などの理由が考えられます。
果たして、その理由までは定かではありませんが、そういったニッチな問い合わせが来る傾向は弊社にとっても歓迎すべき事で、そのニーズに如何にお応えするかが今年のポイントの一つになりそうな予感です。
もちろん、この傾向はカレンダーを取り扱う皆様にも向けられていることだと思われますので、もし心当たりのある皆様は、一度問い合わせ内容を整理して、そこから浮かんでくる傾向を抽出されることをお薦めいたします。
ユーザーはリピート商品を好むのか?
7/1付けのブログ
で「オーソドック」なデザインが人気との記事を書きました。
また、弊社の既存のお客様から寄せられるカレンダーの発注の多くはリピート商品です。
一方、例年の各販売店さんの売り上げランキングを見ても、人気商品や定番商品で上位が埋め尽くされています。
それらを総合的に考えると、ユーザーの皆様は、やはり定番を選ぶのでしょうか?
果たして、実際のところはどうなのでしょう?
ここに興味深いデータがあります。
弊社が毎年行っているカレンダー意識調査の最新版からの抜粋です。
「毎年同じカレンダーを使いますか?」の問いに対し、半数以上の方が「使わない」と答えているのです。
さらに昨年のデータを見ても、同じような結果になっています。
2009年度は、「使わない54.7%」「使う45.3%」です。
ここから得られるイメージと前述のイメージのギャップが少なからず存在します。
恐らくは、今まで得た情報をまとめると「定番ユーザー」と「移り気ユーザー」がおよそ半々で存在しているのではないかと思われます。
ただ、定番ユーザーが多いのは感覚的に分かっていましたが、これだけ様々なカレンダーが発売される中で、実際に調べてみると意外とその割合の多さに驚きました。
あとは、どちらをターゲットにするか?
それによって、商品の組み立てを変えるのが必須のようです。
また、弊社の既存のお客様から寄せられるカレンダーの発注の多くはリピート商品です。
一方、例年の各販売店さんの売り上げランキングを見ても、人気商品や定番商品で上位が埋め尽くされています。
それらを総合的に考えると、ユーザーの皆様は、やはり定番を選ぶのでしょうか?
果たして、実際のところはどうなのでしょう?
ここに興味深いデータがあります。
弊社が毎年行っているカレンダー意識調査の最新版からの抜粋です。
「毎年同じカレンダーを使いますか?」の問いに対し、半数以上の方が「使わない」と答えているのです。
さらに昨年のデータを見ても、同じような結果になっています。
2009年度は、「使わない54.7%」「使う45.3%」です。
ここから得られるイメージと前述のイメージのギャップが少なからず存在します。
恐らくは、今まで得た情報をまとめると「定番ユーザー」と「移り気ユーザー」がおよそ半々で存在しているのではないかと思われます。
ただ、定番ユーザーが多いのは感覚的に分かっていましたが、これだけ様々なカレンダーが発売される中で、実際に調べてみると意外とその割合の多さに驚きました。
あとは、どちらをターゲットにするか?
それによって、商品の組み立てを変えるのが必須のようです。
あいみつが多くなっていますが・・・・
おかげさまで、7月に入りお問い合わせの数も増えてきています。
今の時期は主に10,000個以上のロットの引き合いが多いのですが、その内容をお聞きすると、今年は例年以上に“あいみつ”が多い様です。
もちろん“あいみつ”と言えば真っ先に思い浮かぶのはコストカット。
一般的には、クライアント様は最安値の業者を選ぶのがセオリーです。
実際に、お値段のご相談を受ける案件が昨年よりも増えているのは確かです。
一方、6月までにいただいたお問い合わせ案件の確定情報をちらほらとお聞きする時期となりました。
ところが、どうも当初想定していた結果と様相が異なるようです。
それは「価格だけで決まった案件が少なくなってきている」こと。
もちろん価格(コスト)も重要な判断材料ですが、最優先事項にはなっていないようなのです。
すると、思い浮かぶのは「内容」。
この時期に決まる案件は少なく、情報は少ないため今後の動向を注視する必要はありますが、仮説としてこんなことが想定できるのではないでしょうか。
「価値と価格のバランスを、最も効果的にクライアントに伝えられたところが案件を受注する。」
あいみつは多くなってきていますが、内容を伴わない数字だけのあいみつは、淘汰されつつあると感じます。
そうなるとカレンダーは、「季節の挨拶品」や「販促ツール」の位置づけから、費用対効果を求められる「広告」へとシフトします。
大量ロットで行われた事は、やがて小ロットでも起こります。
恐らく今年が、カレンダーのパラダイムシフト(規範の遷移)元年になるのでないでしょうか。
今の時期は主に10,000個以上のロットの引き合いが多いのですが、その内容をお聞きすると、今年は例年以上に“あいみつ”が多い様です。
もちろん“あいみつ”と言えば真っ先に思い浮かぶのはコストカット。
一般的には、クライアント様は最安値の業者を選ぶのがセオリーです。
実際に、お値段のご相談を受ける案件が昨年よりも増えているのは確かです。
一方、6月までにいただいたお問い合わせ案件の確定情報をちらほらとお聞きする時期となりました。
ところが、どうも当初想定していた結果と様相が異なるようです。
それは「価格だけで決まった案件が少なくなってきている」こと。
もちろん価格(コスト)も重要な判断材料ですが、最優先事項にはなっていないようなのです。
すると、思い浮かぶのは「内容」。
この時期に決まる案件は少なく、情報は少ないため今後の動向を注視する必要はありますが、仮説としてこんなことが想定できるのではないでしょうか。
「価値と価格のバランスを、最も効果的にクライアントに伝えられたところが案件を受注する。」
あいみつは多くなってきていますが、内容を伴わない数字だけのあいみつは、淘汰されつつあると感じます。
そうなるとカレンダーは、「季節の挨拶品」や「販促ツール」の位置づけから、費用対効果を求められる「広告」へとシフトします。
大量ロットで行われた事は、やがて小ロットでも起こります。
恐らく今年が、カレンダーのパラダイムシフト(規範の遷移)元年になるのでないでしょうか。
カレンダーと手帳〜似た者同士〜(2)
お客様の潜在意識の中で「カレンダー」と「手帳」の垣根が徐々に低くなっていると思われる事は昨日のブログ
で書き込みました。一方、それに比べると作り手の意識は変わっていない気がします。
それは何故か?
例えば、「それぞれのサイズや仕様・製造方法が違う」ことや「設置するか携帯するかの違い」は、デザイン・レイアウトに関わってくることは影響していますが、私は他に理由があると考えています。
恐らく本質的な理由は、「カレンダー」と「手帳」を“使い手は複合的に考え、作り手は単一的に考えている”ことです。
「カレンダー」と「手帳」のメーカーや商品は多々ありますが、使い手は同じスケジュール管理をメインとして近似の機能ツールとしてとらえています。
一方、「カレンダー」はカレンダー専門の作り手、「手帳」は手帳専門の作り手が存在しており、両方ともを扱っている企業は少ないのが現状です。
また、作り手はサイズなどの制限条件を念頭に考えるため、「カレンダー」と「手帳」を別々の物としてとらえがちであるのと同時に、「カレンダー」と「手帳」を同一人物(同一企業)がデザインする機会が少ないのも、複合的にとらえきれない原因であると考えられます。
さらに「カレンダー」と「手帳」はいずれも永い歴史があり、その中で出来上がっている経験則を作り手が変えきれないのかもしれません。
しかし、恐らく使い手の意識は、複合的なベクトルに向かうことは間違いありません。
そして、作り手には複眼的な要望が寄せられる日も近いと思われます。
この「カレンダー」と「手帳」のギャップについては、恐らく使い手の間で現在起こりつつある変化の一部でしかありません。使い手の要望の多様化は、それを遥かに凌駕しており、徐々に“マス”の考えが通用しなくなってきています。
出来上がった意識を変えて行くのは難しいのですが、「カレンダー」を「カレンダー」として単一的にとらえる考えから抜け出す事が、次のニーズをとらえる近道だと考えます。
弊社のベクトルも、その方向に向けて意識変化を進めています。
この考え方は、いかがでしょうか?
それは何故か?
例えば、「それぞれのサイズや仕様・製造方法が違う」ことや「設置するか携帯するかの違い」は、デザイン・レイアウトに関わってくることは影響していますが、私は他に理由があると考えています。
恐らく本質的な理由は、「カレンダー」と「手帳」を“使い手は複合的に考え、作り手は単一的に考えている”ことです。
「カレンダー」と「手帳」のメーカーや商品は多々ありますが、使い手は同じスケジュール管理をメインとして近似の機能ツールとしてとらえています。
一方、「カレンダー」はカレンダー専門の作り手、「手帳」は手帳専門の作り手が存在しており、両方ともを扱っている企業は少ないのが現状です。
また、作り手はサイズなどの制限条件を念頭に考えるため、「カレンダー」と「手帳」を別々の物としてとらえがちであるのと同時に、「カレンダー」と「手帳」を同一人物(同一企業)がデザインする機会が少ないのも、複合的にとらえきれない原因であると考えられます。
さらに「カレンダー」と「手帳」はいずれも永い歴史があり、その中で出来上がっている経験則を作り手が変えきれないのかもしれません。
しかし、恐らく使い手の意識は、複合的なベクトルに向かうことは間違いありません。
そして、作り手には複眼的な要望が寄せられる日も近いと思われます。
この「カレンダー」と「手帳」のギャップについては、恐らく使い手の間で現在起こりつつある変化の一部でしかありません。使い手の要望の多様化は、それを遥かに凌駕しており、徐々に“マス”の考えが通用しなくなってきています。
出来上がった意識を変えて行くのは難しいのですが、「カレンダー」を「カレンダー」として単一的にとらえる考えから抜け出す事が、次のニーズをとらえる近道だと考えます。
弊社のベクトルも、その方向に向けて意識変化を進めています。
この考え方は、いかがでしょうか?