今日から投資家(投資家みたいに生きろ) | 坂道のない街(書評サイト)

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本を読んで自分が何を得たかを記録しています。参考にしてください。

 

 

完全にタイトルに惹かれて手に取った本。

最近、起業家を支援しているとVCの方などが起業家に言われていることって人生そのものだよなと思うことがよくあったから惹かれたんだと思う。

「自分と向き合え」だとか

「発信力を高めろ」だとか

「不義理になるな」だとか

「ナラティブを考えろ」だとか

「言語化が下手」だとか。

「旗を立ててれば人が集まる」だとか。

「視座を高めろ」だとか。

 

自分自身は起業することには関心はないが、起業家みたいに生きてみたいと思っていたところもあり、この本に出会って自分の生き方の方向性が定まったように思う。前に読んだ本でも書いたが、改めて言語化の重要性に気付いたところで、自分の人生の方向性に名前をつけるのであれば「投資家的な生き方」であろう。この本を読んでから、自分が今やっていることは投資的なことなのか、浪費なのかをすごく意識するようになったから、無駄な時間を過ごす時間が減ったように思う。

 

人生のバイブルになると思うので、今回も気になったことをメモとして残す。

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・根本的に投資家は淡々とやることが大事

・自分軸を持ち行動や生活リズムを変えないことが大事

・10億円手に入ったら何がしたいか(生活のために働くことから解放された時改めて自分がどうしたいか問いかけになる)自分が色々な言い訳でやっていなかった人生の目標や目的が見えてくる。

・可処分時間を見えるかする。

・お金は使い方次第で他人を幸せにできる。お金を使えるのはいつだって未来に向けてだけ。応援するという意識でお金を使うようにする。消費=応援

・なんとなくお金を使ってしまいそうな時、「これは孤独を埋めようとしているだけなのか」と思い返してみるべき。

・浪費は浪費だと分かった上でやるのはあり

・全ての行為の前に「これって投資?それとも浪費?」を自問自答する。

・リターンを意識した行為であれば、贅沢な食事も立派な投資になる。

・人間は関心がないことは見えないようになっている。(車を買おうとしている人は街ゆく車が気になる)アンテナを立てて日常生活を送る。流行を機にすると、移動時間が情報収集のための時間に変わる。一ヶ月に一度は新しいアプリを入れるなどルールを決める。

・ちゃんとした写真はビジネスや出会いのチャンスを劇的に増やす

・5分だけやってみる

・1つの分野で完璧を目指すのではなく、5つの分野で8割の出来を目指す(パレートの法則)1000時間を一つの分野に費やすのではなく、200時間を5つの分野に取り組む。

・30秒や3分の自己紹介を準備しておく。今関心があることを盛り込む。自慢話はしない。笑える自虐ネタを仕込む。飴一個などさりげないプレゼントを準備しておく。

・物ではなくストーリーを身につけろ。気に入ったポイント、作り手のこだわり、誕生したストーリー。身につけているものを戦略的に選ぶ。