いろんなことができるようになる - フィロソフィ「物事の本質を究める」 | 自分軸で生きるー経営・起業・人生の羅針盤ー 

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仕事・起業・経営・人生、あなたは「他人軸」で生きていませんか?誰かがこう思うから、ではなく、自分軸を育てて、人生の羅針盤を作りましょう。京セラの稲盛和夫氏のフィロソフィ、合気道・華道等の日本文化、私の海外経験から情報発信をしていきます。

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「私たちは一つのことを極めることによって、

初めて真理や物事の本質を体得する事ができます。

究めるということは、一つのことに精魂込めて打ち込み、

その核心となる何かをつかむことです。

一つのことを極めた体験は、ほかのあらゆることに通じます。

一見どんなにつまらないと思うようなことであっても、

与えられた仕事を天職と思い、それに全身全霊を傾けることです。

それに打ち込んで努力を続ければ、必ず真理が見えてきます。

いったん、物事の真理がわかるようになると、

何に対しても、またどのような境遇に置かれようと、

自分の力を自由自在に発揮できるようになるのです。」

 

仕事を好きになるにはどうすればいいのか、

その方法を稲盛氏は次のように説明しています。

 

1 仕事に真理がある(仕事を重視する)

2 より深く、より広く

3 人間に着目する



 

一つづつ説明します。

 

1 仕事に真理がある


「つまり、『一つの仕事に打ち込むこと』が

修行であるわけです。

例えば、食事を作るという場合、雑念妄念を払拭して、

ただ食事を作ることに一生懸命になる。

そのことが、やがて悟りの道を開いていくのです。

年がら年中、朝から晩まで、

だるまさんみたいに座禅を組んでいれば

悟りが開けるというものでは無いわけです。」

→ 日本と欧米では、労働に対する考え方が違います。

そしてまた、日本には、奴隷がいなかったとも言われています。

これはやはり、日本人のDNAの中に、

労働を通じて物事の真理を究める、

「魂を磨く」という姿勢が、

身に付いていたからではないかと思います。

 


  稲盛氏が、京セラのアメリカの工場に行った時、

 「現場に出ないでくれ、

 社長が、労働者と同じような仕事をしないでくれ」と

 工場長から言われた、という話があります。

 稲盛氏はこれに毅然として怒り、

 「現場を把握しないで、なぜ経営ができるのか?」と

 工場長と口論したというエピソードがありました。


 

過去の数百年を見てみると、

欧米の国や民族が支配層であったように思います。

今も社会や経済の様々な部分で、

このような流れが見えるかもしれません。

けれども、やはり労働に価値を見出せない人には、

物事の本質は究めることはできないのだ、と思います。

それがこの先、世界の大きな動き、

流れになっていくように思います。



 

2 より深くより広く


「(二宮尊徳は) 朝は朝星、夜は夕星をいただくまで、

鍬一丁、鋤一丁を担ぎ、田畑に出て農作業に勤しみ、

それだけで、貧しかった農村を豊かな村に変える

という偉業を成し遂げました。。。。大事な事は、

『自分の一生、このままでは終わりたくない。

もっといろんなことをやりたい』

と思うならば、仕事を好きになり、

今日よりは明日、明日よりは明後日と、

創意工夫を重ねていかなければならないということです

それを長年続けることが大切なのです。」

→ このように創意工夫を重ねるためには、

今向き合っている仕事、その内容について

知識や経験を得るだけではなく、

その周辺のことにまで理解が深まっていかなければいけません。

また、自分がやってる仕事も、

時代とともに色々と変化していきます。

特に、すべての業種において、

この先AIがどう活用されるのか、

こうしたところをずっと見ていかなければいけないでしょう。

業種によっては、もうすでに斜陽産業に

なっているというところもあるでしょう。

仕事に一生懸命打ちこめば、

このようなところがおのずから見えてくるのだと思います。

広く浅くではなく、広く、そして深く学んでいくうちに、

自分が携わっている仕事は何か?

その本質は何か?これがひとことで

端的に言い表せるようになるのだと思います。

それがすなわち真理に到達する、

気づくということなのだと思います。



 

3 人間に着目する


「(私は)本来なら、ワシントンで学者や官僚など

並み居るアメリカの知性を前にして

話ができるような男では無いのです。

ただ京都という街で地味なセラミックスの仕事を

40余年間、ずっと飽きもせずやってきただけの人間です。

しかし、そこで体得したものは、

アメリカの中枢であるワシントンでも通じるわけです。

1つの物事を極めれば、

あらゆることに通じていくという事は、

こういうことだろうと思います。」

→ 様々な業種や商売を考えてみても、そこに必ず、

「人間」が何らかの形で関わってきます。

そのビジネスをやるのも人間ですし、お客様も人間、

そしてその財やサービスを活用するのも人間でしょう。

自然を相手にする障害であっても、

人間が何らかの形で関わってきます。

そうすると、人間の本質は何なのか?

その魂はどのようなところにあるのか?

こうしたところまで考えが及ぶようになるのだと思います。

合気道の山口先生は、

「我々は人間というテーマ、これから離れることができない」

とおっしゃいます。

我々が人間として物心両面の幸福を追求するには、

やはり人間を学ぶ、研究する以外に方法はないように思います。

それを改めて今回の話が気づかせてくれたのだと思います。



 

さて、まとめますと、

ものごとの本質を究める、ということは、

そこに関わる人間を広く、深く理解していくことです。

そのためには、まず目の前の仕事に一生懸命、

全身全霊をかけて取り組む、

こうしたことが必要なのだと思います。


 

 


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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 


 



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