中小企業のエネルギー - フィロソフィ「自ら燃える」 | 自分軸で生きるー経営・起業・人生の羅針盤ー 

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仕事・起業・経営・人生、あなたは「他人軸」で生きていませんか?誰かがこう思うから、ではなく、自分軸を育てて、人生の羅針盤を作りましょう。京セラの稲盛和夫氏のフィロソフィ、合気道・華道等の日本文化、私の海外経験から情報発信をしていきます。

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「ものには可燃性、不燃性、自燃性のものがあるように

人間のタイプにも火を近づけると燃え上がる可燃性の人、

火を近づけても燃えない不燃性の人、

自分でカッカと燃え上がる自燃性の人がいます。

何かを成し遂げようとする人は

自ら燃える情熱を持たなければなりません。

高校野球では、心から野球の好きな若者達が

甲子園という大きな目標を目指し、

一丸となって生き生きと練習に励んでいます。

その姿には、未来への可能性と

エネルギッシュな躍動が感じられます。

彼らは自ら燃える自燃性の集団なのです。

自ら燃えるためには、

自分のしていることを好きになると同時に、

明確な目標を持つことが必要です。」



「会社の中であっちでも燃えている、

こっちでも燃えている、というように

自分から燃えてくれる人間が何人いるかで、

会社の良し悪しは決まってきます。

ですから、いかにして燃える人を作るか、

ということが経営を左右する鍵となってくるのです。」

と稲盛氏はおっしゃっています。

この自燃性の人を作るための秘訣

次の三つだとおっしゃっています。

 

1 勝気で積極的な人

2 責任感と使命感

3 明るく楽観的な人



 

一つずつ説明します。

 

1 勝気で積極的な人  


「自分から燃える人は人から言われたから仕事をする、

命令されたから仕事をするというような人ではありません、

言われる前に自分からやる、

という積極的な人が燃える人なのです。

燃える人を採用したい場合、

やはり最初に見るべきはその人の性格です。

燃えるタイプとしてまず一番にくるのは勝気、

そして常に何事にも積極的な人です。

そういう性格の持ち主が、

自分に与えられた仕事を好きになると、

完全に自分から燃えてくれます。

ですから、なるべくなら、そういう性格の人を採用し、

仕事を好きになってもらえるように仕向けるのです。」

→ 20代の頃の自分は、上司から、

あなたは勝気だね、といわれました。

今から考えると、当時の自分は、

「負けてなるものか、馬鹿にされてなるものか!!」

という思いをいつも持っていたように思います。



勝気な方は、自分の考えにこだわり、プライドが高く、

素直になれないという面があるかと思います。

当時の自分を振り返ってもそう思います。

こうしたプライドやこだわりをすて、

謙虚に素直になれるように、自分自身をみつめ、

スタッフさんに接していこうと思います。

 

2 責任感と使命感


それは責任感と使命感を持たせることです。

盛和塾で学ぶ経営者の方々は皆さん、

もとから自燃性だったのではないかと思います。

親から事業を引き継いだ瞬間、

自分の会社を守らなければならない

という使命感と責任感を覚え、そのために自ら燃えだした

という人が多いのではないでしょうか。

この使命感、責任感も自らを燃え上がらせる要因になるのです。

勝気で積極的な性格を持った人に、

仕事を好きになってもらうことで自然性の人を作る方法が一つ、

もう一つはさほど勝気でも積極的でもない、

真面目でおとなしそうな人の場合は責任感を持たせて、

自ら燃えてもらう。

気が弱く、自分から進んでやろうとしないタイプでも

責任のある立場につけて、3人でも4人でも部下を持たせ、

『責任者としてあなたがこの部門を守ってください』

と言って使命感を持ってもらえば、

自分から燃え上がって『やろう』と言い出すはずです。」

→ なるほどと思います。

気弱で受け身の人でも、部下のために、

なんとかしなければ、と思うと、

底力を発揮してくれると思います。

苦労をして仕事を覚えた人だからこそ、

下に教えることができる。部下と一緒に考えて、

どうすればわかりやすくなるのか、考えることができる。

こうした喜びを感じてほしいと思います。

そのために自分が何をすべきか考えたいと思います。



 

3 明るく楽観的な人


「実際、ものごとを考え、成就させるには、

そのように楽観的に考える、ということが大切なのです。

『できれば三流大学出身で、運動ばかりしていて

あまり勉強はしなかったお調子者タイプを集めて

構想を練っていく、というのが一番いい』

これは、頭があまり良くなくても、明るければ、

『なるほど、いいですね』と相づちを打ってくれるから、

自分の励みになる、という意味でいったわけです。」 

→ こうした、明るく楽観的な人に、まずはチャレンジをさせ、

失敗も経験させ、思いやり、慎重さ、分析力を身につけてもらう、

このようなことで、「自ら燃える」リーダーに

なっていってくれるのではないか、と思います。

明るさ、楽観的な姿勢があれば、失敗しても

すぐに立ち直り、チャレンジを続けてくれると思います。

稲盛氏は、仲間のためを思って行動したことが、

失敗に終わっても、決してその社員を責めなかったといいます。

私自身も変わりながら、スタッフさんに、

明るく楽観的な姿勢を取り入れていただきたいと思います。



 

 

さて、まとめますと、

中小企業に必要な自ら燃える人をつくるには、

勝気で積極的な人を採用し、

仕事を好きになってもらうこと、

おとなしい人に責任感と使命感をもってもらい、

自燃性になってもらうこと


が必要だと思います。そのために、

まず自分自らが変わるようになりたいと思います。

 

 


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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 


 



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