11/22 晴れ

11時頃起きて、白湯・瞑想・洗濯、ミネストローネとコーヒーで朝食。

ポストをのぞいたら、私も寄稿したアンソロジー本、点滅社さんの『鬱の本』見本がもう届いてる!昨日事務所に完成品が届くと言ってたのに、めっちゃ早いな!うれしい~。
今日は特別な日にしたい。ということで、近所にある、気になってたけど行ったことのないいなたい純喫茶に行ってちょっとずつ読んだ。純喫茶もよかった。満足して、スーパーに寄って帰る。

家ではポメラで日記・メルマガ・ウォールデンの翻訳をやって、パソコンでメルマガ予約配信・ネットで本を注文などした。

やきそば食べながらニクヨさんのYouTubeみる。

続いてル・コルビジュエ…コルビュジェ…?えーとコルっちの、『小さな家』ってのが気になっていて、それもYouTubeで見る。あの~、コルっちの母親が101歳まで一人暮らししていた小さな家、っていうんで、どんだけ小さいのかと思ったら、超広くてビックリ。日本でいうファミリーサイズですけど、それ。西洋における「小さい」とはいったい…。

私はつい、鴨長明の方丈庵ぐらい小さくて、それでも創意工夫で心豊かに暮らしていたのかと思ってたんで肩すかしもいいところ。あんだけ広くて、それでいて回遊動線とか、大きな水平窓とか、家のほうが設計の段階で創意工夫しまくってくれてたら、そりゃ何もしなくても豊かっぽく暮らせるでしょうよ。

本当は、豊かな暮らしを邪魔するものは、家の小ささじゃなくて、小さな家を「ウサギ小屋」とか表現しちゃうその心のほうなんじゃ…?まあ100年前の家ですからねぇ。いやそれを言うなら方丈庵なんて800年前だよ(笑)。

家から見える豊かさの価値観の違い in 洋の東西をとっても感じたのでした。

その後、私の大好きな韓国映画監督ホン・サンスの『逃げた女』を観る。もうほんとに好きこの監督、何が好きなのかって言われると説明できないんだけど好き。

夜、イカスミラーメンにもやしとキャベツをドカのせして食べながら、エビワンタンスープを作る。

ようやくマンガタイム!まずBLは、環レン先生『マハラジャの誘惑』、海乃カナ先生『宇宙でいちばん君が好き』、青井秋先生『爪先に光路図』。そして異世界マンガは文月路亜先生『総指揮官と私の事情』どいつもこいつもカワイイの!

そして寝る前にjunaidaさんの『ひと粒のチョコレートに』を読み返し、茨木のり子の詩集『わたしが一番きれいだったころ』を読む。茨城のり子の詩のなかでは、表題作よりも、『自分の感受性くらい』『寄りかからず』とか、凜とした自立心に貫かれた作品が好き。あと、『最後の晩餐』『梅酒』など、死を感じさせるもの。でもいちばん好きなのは、この選集には入ってないけど、死とか生をも超えた『さくら』。好きな部分を引用しておく。

「死こそ常態 生はいとしき蜃気楼」


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