将基面貴巳さんの、愛国についての入門書。
「愛国」というぼんやりした言葉に、膨大な知識・豊富な海外での体験・わかりやすいたとえ話を交えて、ビシバシ仕分けを入れてくれる本でした。
日本でどのように愛国心という言葉が作りあげられていったか、に始まり、ナショナリズムとパトリオティズムの違い、忠誠心をもつとはどういうことか、国家はどういう存在か、歴史との向き合い方、批判の重要性、愛国が利用されるとき。
そして最後、ひとりの人間として愛国を越えていこうとする私たちへのエンパワーメントになっているのが、ものすご〜く良かった！
国家だけでなく、家族は？学校は？会社は？といろいろ当てはめてみるとおもしろい。みんなが「私」で生きていくことを覚悟したとき、きっと、厳しくも楽しい世界が待っていると思う。
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』
私の３冊目＆百万年書房からの初単行本。年収９０万円の人が書いたハッピーなお金の本です
『ブッダボウルの本』
私の本と同時発売になった、ヴィーガン丼・ブッダボウルのレシピ本。どれも家でできるものばかりです。
『しょぼい喫茶店の本』
しょぼい喫茶店のしょぼい経営本だけど、就活の本としてもかなり役に立つと思う。私も帯コメントを書かせていただきました！
