【ブログ】梵天立てを見てきました | ひとりでできるもん50

ひとりでできるもん50

へっぽこアラフィフライダーのブログです!

 

こんにちは!

 

こちらはオーバーフィフティ<花>の、おひとり様活動報告ブログです。自己紹介


千葉県ローカルメディア「チイコミ!」のライターもしています。共有できる情報などありましたらこちらでも発信していきますね!

 

その他日常系のしょうもないつぶやきもありますが、どうぞゆる~くお付き合いください

 

今日は寒いですね

こちらは雪にならずに済みましたが、雪になった地域もあるのかな?

お出かけの際は歩行者も運転者もお気を付けくださいね。

 

 

 TODAY'S
 
梵天立てに行った話

 

少し前、1/7の話になります。

 

江戸時代から木更津金田地区では、七草の日に成人した地区の若者が海に梵天を立てる「梵天立て」という儀式が行われています。

 

写真はよく見かけていたものの、冬のどこかの時期に行われている儀式としか認知しておらず、一度は見に行ってみたいなあと思いつつも「今年も行われました」っていう記事を見かけて「終わっちゃってた!」ってなってたんですよ。

 

そこで昨年、梵天立て保存会会長さんに取材をさせていただき、近年では七草近くの土日に梵天立てを行っているというお話を伺いました。

 

昔は成人儀礼として1/7に開催していたようですが、近年は関わる人の仕事も多様化し、また儀式に参加できる若者も少なくなったことから、1/7近くの土日開催、参加する人も地域、または地域にゆかりのある若い人ならOKという風に形を変えて行われているとの事。

 

お話を伺ってから、寒い日があると「いや、自分はまだ洋服が着こめるからまだまし。梵天立てはこの寒さの中海に入るんだ」って頭の中から梵天立てが離れないように滝汗

 

2024年は1/7が偶然日曜なので、梵天立ては7日に開催されるとのこと。

そこで私も今年こそは!と、梵天立てを見に1/7の早朝、金田海岸に行ってきました。

 

 

▲取材させていただいた記事はこちら。歴史なども教えていただきました

 

 

6時45分ごろ会場に到着。駐車スペースもたくさんありました。

想像以上に大勢の人が見学に訪れていてビックリ

 

甘酒のふるまいをいただきました!あったまる~

 

海に梵天を突き立てる「若衆」は7時頃から海に入ります。

水天宮前では「行人」が般若心経を唱えその時を待ちます。

 

いよいよ梵天を掲げた若衆の登場!

電熱着こんだ私ですら寒いのに、堂々とした姿で海に向かっていきます!

 

波のうねりがあったり、海底が硬かったりと梵天を立てるのは思っていた以上に大変そう。

この後無事に梵天が立ち、海岸へ戻ってきました。

 

 

前の組が戻ると、次の組が海へ。

梵天は、前の組よりも沖に刺さなければならず、最後の組は潮によっては肩までつかって刺さなければならないことも!

ひぃぃ~!!

 

40分ほどで無事に全ての梵天が立て終わりました。

梵天は自然に倒れるまでこのまま飾られます。

良かったら木更津に来られた時に見てみてくださいね。

 

 

寒かったですが、若衆や行人を前にしたら、とても寒いなんて言ません!

ご家族が若衆らしく「お兄ちゃんがんばれ~」と言いながら見守っている方がいらしてほっこりニコニコ

晴れ舞台無事に終わられて良かったです!つい一緒に(心の中で)応援してしまいました。

 

出店などはなく、行事が終わったらすぐに皆さん解散、というのもまた良いかんじ。

地域の皆さんが守られてきた大事な儀式に参加させていただけて、とても貴重な経験をさせていただけました。

 

2024年は心がざわつくようなスタートとなってしまいましたが、ここからはどうぞ皆さんが平安にお過ごしできるようお祈りしています。