世界中で
１億円を持ち歩いて旅したとしても
お金に困る国は、
多分ある
日本円を
現地通貨に両替出来ない国が
存在するからだ。
その点、
ユーロ、ドルを持っておけば
世界中どこでも
現地通貨に両替できる
どちらかといえば
ドルの方がユーロよりも
レートが良いことが多く、
そう思うと
世界の基軸通貨はドルなんだということを
いやでも実感させられる。
私たちは
アルゼンチンに
大量のドルを持ち込んだ。
いつもは
現地通貨をATMで引き出すのだけど
アルゼンチンは
ATM利用料が異常に高い、と聞いていたからだ。
ATM１回の引き出し限度額が
１万２０００円くらいで
それに対して
ATM利用料が７００円くらいかかるらしい。
ATMでのレートを考えなければ
単純に手数料６パーセントくらいかな？
（レートを考えるともっとパーセンテージ上がる）
かつ
アルゼンチンはインフレが激しく、
他の旅行者曰く
西ヨーロッパ並みに
物価が高いらしい
（確かにそうだった・・・！）
だから１万２０００円なんて
一瞬でなくなると。
そこで役立つのがドル
アルゼンチンは
自国通貨への信用が薄く
（インフレ率すごすぎて
自国通貨が紙切れになる可能性を考えているみたい）
ドルから
アルゼンチンペソへの
レートが良いと！！
（普通は
両替手数料って
安くて5〜６%、
高い時には２０%くらいするので
我々、普段は絶対両替しない）
が、
２、３年前に
闇両替が禁止されてから
どのくらいのレートが相場なのか
どこで両替を行うのがいいのか
分からないでいた。
そんな中。
アルゼンチンに向かうため
パラグアイからブラジルに向かうイミグレまでの路上で
（パラグアイからアルゼンチンに行くために
ブラジルに入国せねばならない）
「カンビオ？」って聞かれた。
路上の両替商だった。
いくらくらいなんだろ？と
レートを聞いて見た。
ちなみに
この日は
手数料抜きのレートが
「１００ドル＝２０１５アルゼンチンペソ」
最初に提示されたのは
１００ドル＝１８００アルゼンチンペソ
２０１５一１８００＝２１５アルゼンチンペソが
両替商の利益となるわけだけど
２１５ペソというのは１２００円くらい笑
・・・両替手数料１０%じゃん！！笑
アルゼンチンのATMと変わらんわ！
まあ、アルゼンチンに接してないパラグアイの話だしな〜と思って
立ち去ろうとすると
「いくらならいいの？」と聞いてきた。
そこで「１００ドルを２０００ペソで」と言ってみると
あっさりOK！！笑
私とその人とのやりとりで
両替屋さんが得られる利益は
単純計算で
１００ドルあたり８０円くらいなんだけど
それでもこの乗り気！！
手持ちのアルゼンチンペソじゃ足りなくなったとき
他の両替屋さんに駆け込んでいた様を見る感じだと
どうしても
ドルが欲しかったっぽい。
アルゼンチンと隣り合っていないパラグアイで
両替手数料１%だった、という現実を目の当たりにし
（普通なら
ドル→パラグアイ→ペソ、と
二重に手数料あってもおかしくないくらい）
アルゼンチンペソの脆さなのか
ドルの強さなのか…
よく分かりませんが
世界の基軸通貨はドルなんだな〜
最後はドル持っとけば！みたいな気持ちがあるんだな〜と
思う出来事でした
（そのあとブエノスアイレスの街中の銀行でも
１ドル＝２０ペソ、
路上にいた両替商も同じレートだったので
今はどこでもそのくらいでやりとり出来るのかもしれません！
エルカラファテで
ツアー会社は２１．４とかで両替？というか
ツアー代の支払いをしてくれた！）
そして・・・
アルゼンチンでは
小額紙幣の「２ペソ」の製造が中止に
そして半年前と３ヶ月前に高額紙幣である
５００ペソと１０００ペソの製造が始まったそうです
今後貴重になるかもしれない２ペソ
これもインフレの現状を表わしているかのよう・・・
（１年で２０％ずつ物価上がってる、とお世話になった
カウチサーファーは言ってた！）
お金が紙切れとならないことを
祈ります＞＜
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