子供と大人 | ダブルチーズバーカーのセット。飲み物はファンタで♪
今日は仕事が休みだったので次男と二人で実家へと出掛けた。車で30分くらいの距離。昼過ぎに着くと母親が出迎えてくれた。
『お腹すいてる?』
『うん、起きたばかりだから』
雑談をしながら近くの回転寿司へと向かう。ちなみに最近の会話は健康に関することばかりだ。
『水素水が良いらしいよ』
『玉ねぎのなんかを飲んでるわよ』
『活性酸素を……』
そんな話は勿論、次男には興味がないのだろう。ミラー越しに顔を覗くと窓の外をぼんやりと見ていた。

母親は月に一度は実家に呼んでくれる。お寿司をご馳走してくれて、食料品などを買ってくれる。たいてい一緒に子供を連れていくのだが、最近では用事がなくてもついてこない場合の方が多い。

帰り道は必ず両親に感謝の気持ちと申し訳ない気持ちが溢れてくる。いい歳をして至らない点が多々あるので両親には未だに心配、辛労をかけているためだ。

親と子って特別だと思う。自分に子供がいても親の前では自分が子供になる。その場にいる子供からみたら自分が親なのに。

何食わぬ顔で居酒屋の暖簾をくぐろうが、映画館のチケット売り場で大人の料金を払おうが、いくら外見が年老いても親の前では子供になる。そこには安心感があるのだと思う。

ほんの少し前まで洋服や靴を泥だらけにしながら家に帰っていた。家に帰れば温かいご飯が待っていた。夜になれば白い天井を見つめながら目を閉じる。両親の保護下にあった。手を伸ばせば届きそうな距離。昨日よりちょっと前のこと。

結婚して家庭を持ち、実家を出て何十年も経った。親と会うのは月一の数時間。自分の子供も家がベースになってはいるが、それぞれが日々を送っているので、昔みたいに一緒に遊んだり話したりする機会が減っている。

そう考えると親と子といっても一緒に過ごす時間って思いのほか少ない。

隣の街なのに月に一度。
一緒に住んでいるのに丸一日会話することもなかったり。

帰宅後、子供と一緒にやるためにps4の『マインクラフト』というゲームを買ってみた。

『三角ボタン押して』『L2ボタンを押すの!』その都度テレビのゲーム画面から視線を外してコントローラーをのぞきこむ。首と肩がなんだかもの凄く疲れた。

昔のゲームはボタンが少なかったのにな……。