丁寧なフレンチに酔う | クッキングサロンTablesaisonniere

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四季折々の【お酒に合うお料理】のお料理サロンです。
レッスンのこと・日々のお料理のこと・美味しいものとの出会いなど、不定期発信しています♪

こんにちは。

雨の朝になりましたね。

湿度も高く、ジメっとした1週間の始まりになりました。



さて札幌。

 

札幌にはもう一軒、必ず伺うお店があります。





エイとキャベツのシェリービネガーソースを頂きたくて。




エイ、、カスベですね。

フランスにもある、高級魚。淡泊です。

 

このお料理は、ランブロワジーのベルナール・パコーさん、そしてコート・ドール斉須さんのスペシャリテでもあります。

(ランブロワジーは斉須さんとパコーさんで開店させたのだから、同じことか💦)

 

こちらのシェフがコート・ドールにいらっしゃったから、このお料理をやはり作り続けているのですよね。

 

お肉も頂きたくて、小さなバージョンにして頂きました。

 

シェリーの酸、バターの甘い香り、煮詰めた旨味が渾然一体となったソース。

複雑で余韻の長い素晴らしいソースなのですが、それがキャベツとエイにからまって、えも言えぬ味わいなのです。



 

エイの前、、前菜にはまたまた桜鱒、タルタルで。

添えられたチーズ入りのじゃがいもクレープも美味しすぎた😍


それに添えてあるサラダ、正しい正しいサラダなのです。

1ミリも水っぽくなく、葉のヒダにきっちりからまるドレッシング✨フレンチマスタードとビネガーの香りが広がります。

丁寧な仕事、本当に美味しいです。

 

 

そしてメインに




これもパコーさん・斉須さんスペシャリテからの牛テールの赤ワイン煮。

マダムがクレピネット(網脂)巻いた状態で、大きさ選ばせてくださった笑

 

なんて丁寧で繊細で、深みのある味わいなんだろう。ソースに酔う。


キャビアがっつりとか

エディブルフラワーやマイクロハーブひらひらとは


全く異なるお料理ですが、贅沢だなと思います。


クラシックという言葉では片付けたくない、素敵なフレンチ。 

控えめで優しいマダム、落ち着いた可愛いお店。

 

 

また来なければ。

 

 

今日もお付き合い頂き、ありがとうございます🌿