東京オリンピックの開催と大切なもの(刃物は裏が命です) | ogricat-creationのブログ

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趣味の写真と、包丁を研ぐことなどを書いていこうと思います。
カメラはソニーのα7Ⅲを使用しています。

冒頭の写真は妻の新作です。気温も上がって来ましたので薄手の記事でワンピースと成ります。帽子に日傘でもさせば湖畔の美女ですね。
本日はかつお節削り器を紹介します。今までも何度か記事にしていますが如何でしょうか。
「自宅で枯節を削りご飯を楽しむ」
ステイホームの最中という事では有りませんがちょっとした事で食事が楽しくなると思います。かつお節は出来るだけ薄目に削った方が口当たりが良く美味しいと思います。写真は有りませんが昨日「タケノコの土佐煮」を作りました。この場合は少しくらい厚めでも良いかも知れません。

我が家のかつお節削り器は「木屋」さんの物です。前回の記事でも話題にしました下端を徹底的に修正しました。

ほぼ平面だと思います。下端の状態で削れ方が変わります。特に刃口から台頭にかけた部分当が高く成りやすい傾向に有ります。こうなると上手く削れない事が分かりました。台直しカンナの使いかたもコツがあるのかもしれません。タテ、ヨコ、エンなど色々なかけ方を試しています。

正直「圭三郎」の方が薄く削れますが本当に良く成りました。以前かつお節の記事をアップしました。個体差だと思いますが硬さにも違いが有ります。味にも違いが有ると書いた事が有ります。使っていての感想ですが、硬すぎない方が使い易いと言えます。硬すぎると削るのも大変ですが刃に負担も掛かると思います。機械で削る場合は分かりませんが手で削る場合はほどほどの硬さが楽ですね。

 

 

 

カンナ身、以前と比べると研げるように成りました。

ウラ押しはひと皮剥けた感じです。

何時もの刃物屋さんに行きました。

私「これは中山ですね。何処に隠してあったんですか」

店主「裏の方にね」

少し当てさせて頂きました。

店主「この石は硬いよ」

硬めですがすべる様な感じです。地は引きませんし、それほど硬くは感じません。硬いというよりは「硬いけれど研ぎやすい」と思います。

硬いにも色々有ると思います。

次の石も中山です。戸前に成ると思います。店主が日ごろ使っている石の様です。

店主「久しぶりに使ったんだよ」

この石も当てさせて頂きました。先ほどの石とは違う研ぎ味です。それぞれの良さが有りますね。

さて明日からゴールデンウイーク本番です。昨年に続いて「ステイホーム」ですから何をするか思案中です。
本日のまとめ
 鉋の裏に付いても少しずつ理解してきました。色々な情報が錯そうしてどの情報を入れれば良いか分からなかったのですが、、、、少しだけ整理出来てきたように感じています。
1.糸裏
2.本当の糸裏とは「脚」の部分を糸にする事です
3.糸裏は裏の部分だけ研げばよい
4.軽く押す
5.一方通行に研ぐ
6.力を入れて押す
様々な話を聞いた事が有ります。間違いかと言えば間違いでは無いと思います。(感覚が其れぞれ人により違うと以前書いた事が有ります)
その情報を一度受け入れて「ガラガラポン」をしてみたいと思います。
裏に関しては研ぐ際にでたバリを取るための行為と、裏を平面にする為の行為に分かれると思います。バリを取る際は軽く研ぐ事で良いのでは無いかと考えます。しかしながら、ある「包丁の研ぎ方」の実用書では力を入れて押すとも読んだ事が有ります、、、、どれが正解なのかは不明です。
一方裏出し(平面だし)では刃全体に均等に力を入れて押す事が大切だと思います。強ければ強く、弱ければ弱く一定の力で押す事が大切です。しかしながら之が大変に難しいとも言えます。特に前後の運動をしますので止まるとき、発進するときに無駄な力が入ります。この辺を考慮して研ぐ事が良いと現在は考えています。
さて下の写真も妻の手づくり洋服です。クレアの友人とペアで作った様です。先日も出かける予定だったようですが、非常事態宣言発令で中止にしたと聞きました。
今我慢して、何とか五輪を開催して欲しいと思います
世論では開催に否定的な意見が多いと聞きます。気持ちは分かりますが、
「昨日も今日も明日も、全てを掛けて努力しているアスリートの皆さまが要る事も事実です」
是非その努力が無駄に成らない様に協力をしたいと思います。5月の木工教室ですが初回が中止と成りました。素人の私でさえ残念だと思っています。ましてやオリンピックを目指して子どもの頃から努力してきたアスリートが、
「コロナが怖いので中止になりました」
ではアスリートの心の痛みが伝わってきます。
想像してみてください、あなたの大切な人が五輪代表だったとしたらどう考えますか。

「コロナに勝って無事五輪を開催してくださいと私は思います」

その為に出来る努力はしたいものです。