圭三郎_VS_SK4(手づくりの服VSブランド服の巻) | ogricat-creationのブログ

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趣味の写真と、包丁を研ぐことなどを書いていこうと思います。
カメラはソニーのα7Ⅲを使用しています。

本日のクレアです。ボーダー柄のシャツにセーターを着ています。この日は風が有り寒い為に暖かな服装でのお散歩です。

ひたすら前を向いて歩くクレアです。何気ない光景ですが時折後ろを振り返り家族を確認するところは流石です。

今日の本題です。
木屋さんのかつお節削り器の刃をトコトン研いで見ました。薄く成り欠ける一歩手前です。
*実際には少し欠けを確認しました!
台に仕込んで出したのが下の写真です。
鰹節あるあるです。薄い鰹節ですが、パリパリと粉々になる物も有れば、薄くても粘りがあり切れない節も有ります。理由までは説明は出来ませんが、恐らく刃の切れ味等が影響していると思います。今回の鰹節は薄くても切れにくいものです。刃を出してもう少し厚くするとパリパリと成ります。パリパリで口に入れると粉々になる感じです。さて、刃に使われている鋼材の影響なのか、切れ味の問題なのか現段階では不明ですが今後考えていきたいと思います。
今回削っているのは、前回購入したかつお節が小さくなり新たに購入した雄節(背節)と成ります。
試しにと圭三郎でも作ってみました。(十分に研いで有るはずでした)台の調整なのか、刃先のせいか今回はSKの勝利です。圭三郎ですがどうしても薄さが出せません。確かにSKは刃先を研ぎすましています。台にしてもかつお節仕様に平面にしています。
*かつお節削り器の下端ですが、平面が正解とは成らないかもしれません。
前回刃物店にての会話です。
私「かつお節削り器の台ですが、平面ですよね」
店主「全部一緒だよ」
私「三点ですか」
店主「そうだよ」
との事です。個人的には平面を正解と今は考えています。
下の写真の左側が圭三郎、右がSKです。
圭三郎はもう少し台の調整などすれば薄く出来るかもしれません。今後に期待です。
*刃先の出し方にもまだまだ技術が伴っていないと思います。
食べた際の感想ですが、薄い方が触感が良いと思います。そのかつお節ですが様々な顔が有ると言えます。
1.パラパラ型 口に入れるとパラパラと粉々に成ります。薄くて丸いタイプに多いと思います。口の中にパラパラと付きますので食感は良く有りません。
2.シャキシャキ型 厚目で噛みしめると粉々に成りますが、噛めば味が濃く美味しいと言えます。触感は良くありません。
3.ツルツル型 薄くて光っていて弾力が有ります。程よい食感と雑味のない味わいが楽しめます。薄いために口当たりがよくご飯にのせても美味しいと言えます。
4.フワフワ型 比較的に小さな節と成ります。フワフワとした姿です。フワフワのため口当たりが良く美味しいと言えます。口当たりは一番良いかもしれません。
本日のまとめです。
今回の勝負はSKの勝ちでした。しかし明日以降は圭三郎の逆襲が有ると思います。
以前、大根も切れる包丁で桂剝きして切ると其れだけでご馳走に成ると書きました。かつお節にしても自分で削り食べるとご馳走です。大根サラダはシャキシャキでみずみずしいとの意味が良く分かります。かつお節も一味も二味も上の食べ物と言えます。確かに凝った料理ではプロの作る物には敵いません。材料からして違うと言えます。しかしながら、非常事態の今は自宅で過ごすケースが多いと思います。刃物を研ぐ事で全て実現出来るとも言えます。
Aさん「でも研ぐのって難しいでしょ」
私「そんな事ないですよ」
Aさん「わたしには出来そうにないは」
多くの方は研ぐ事が日常では無いためにこう考えているのだと思います。でも昔は何処の家でもやっていたのでは無いのでしょうか。100年前の人が出来て現代の人が出来ない筈は無いと思います。
 
下の写真、クレアはピンクコーデです。因みに今回の記事で紹介している服は妻の手づくりでは有りません。色々なブランドが有り其々ファンが有るそうです。確かに手づくりの洋服もよいですが、ブランド品も良いですね。
私「今日の洋服可愛いね」
妻「ありがと」
私「作ったの」
妻「違う買った服。あなたが褒めるのは大体買った洋服ばかりだよ」
 
「なるほど」流石です。
自宅で舌を肥えさせて、美味しいものを外で頂く。結果頑張った料理人が報われると思います。