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ボウモア10年。












ボウモア10年。


スコットランド、アイラ島にある
ボウモア蒸溜所のウイスキーです。

蜂蜜の甘味。柑橘系の酸味。
そこに重なる穏やかな煙味。

どうしても10年の短期熟成という
アルコールのアタックは感じますが
それでもココまで味をまとめたのは
凄いことだと思います。

固定ファンがつくのも納得ですね。

キルケラン へビリーピーデッド バッチ5。












キルケラン へビリーピーデッド バッチ5。


スコットランド、キャンベルタウンの
グレンガイル蒸溜所のウイスキーです。

姉妹蒸溜所のスプリングバンクと
同じ麦を使って作られています。

おまけにウイスキー職人も、なんと
スプリングバンク蒸溜所から来てて
ウイスキーを作っているという製品。

バーボン樽の原酒を85%使っていて
残り15%はシェリー樽の原酒を使用。

ビスケット、バナナ、りんご、
マシュマロ、潮気、ピート感。

潮気とピート感があるからこそ
他の味わいをグッと引き立てる。

グッド ウイスキーになってますよ。

ジョニーウォーカー レッドラベル オールドボトル。












ジョニーウォーカー レッドラベル

オールドボトル。


東十条「禁煙バーてら」さんにて。


1970年代のレッドラベルになります。


スクリューキャップに赤が入って

下のラベルの紳士のイラスト。


杏、バナナ、パウンドケーキ、

リンゴ、キャラメル、バニラ、

シナモンと微かなピート。


今のレッドラベルとは完全に

別物のクオリティですね。


ジョニーウォーカーで一番下の

レッドラベルでこの美味しさ。


ウイスキーは面白いですよ

ジョニーウォーカー ゴールドラベル、オールドボトル。














ジョニーウォーカー ゴールドラベル、

オールドボトル。


ブレンデッドウイスキーのブランド、
ジョニーウォーカーの18年熟成物。

元々は1992年にリリースをされた
ゴールドラベル15年がスタートで
1995年から18年へレベルアップ。

そして2012年以降は原酒不足から
年数評価が消えて「リザーブ」の
表記になり今に至っています。

コレは1995-2012のボトルですね。

ショコラ。蜂蜜。桃。
麦。花。僅かな煙味。

微かに感じるウイスキーの若さと
仄かに香る燻製の風味が隠し味。

クライヌリッシュというウイスキーに
共通する口当たりの滑らかさ、とろみ。

いい原酒を使っているなあ、と
ひと口含んで一発で分かります。

18年熟成の円やかなウイスキー、
それもブレンデッドを求める方に
最適解の一つだと思います。

「日本のウイスキー」が値上がりして
17、18年物が買えなくなった方々に
対して、これは代替の可能性大です。

もっと評価されて然るべき
過小評価ウイスキーですね。

サンペ、ナポレオン。












サンペ、ナポレオン。


サンペ社はフランスのテナレーズ地区の

エーニャン村で創業された蒸留所です。

(1934年に創業されている。)


ご覧のような王冠のボトルや豪華な

デキャンタのボトルのブランデーで

知られています。


アルマニャックという地域で作られる

ブランデーなので「アルマニャック」

という呼ばれ方も良くされます。


ユニブラン、コロンバールといった

ぶどうの品種から作るブランデーは

柔らかく滑らかな口当たり。


問題は古いボトルで買うことが多く

保存状態で滅茶苦茶クオリティーが

左右されること。


買われる方の幸運を祈ります。

ジョニーウォーカー ブラックラベル、 オールドボトル。












ジョニーウォーカー ブラックラベル、

オールドボトル。


ジョニーウォーカー ブラックラベルは
歴史が古いため、過去に流通していた
ものと今とは味が違います。
 
このオールドボトルは1980年代に
流通していたジョニーウォーカー。
 
味わいを簡単に説明すると
今のジョニーウォーカーを
二割増で濃くした感じです。
 
カラメル系の甘味。熟成感。
樽の木香。スモーキー感。
 
ウイスキーとして重厚感が
ひと回り、違っています。
 
オールドボトルにも関わらず
ジョニーウォーカーなので、
想像以上に本数が流通。
 
意外に入手は可能です。

ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリーブレンド。












ジョン・ウォーカー&サンズ

セレブラトリーブレンド。


ブレンデッドウイスキーのブランド、

ジョニーウォーカーが立ち上げ時の

1860年代のウイスキーの味わいを

イメージして作った限定ウイスキー。


1860年から前に存在している蒸留所の

原酒だけを使用、キーモルトの原酒は

カーデュ蒸留所、グレーンの原酒には

既に閉鎖したポートダンダス蒸留所の

ものを使うというこだわり。


オレンジ、熟したりんご、蜂蜜、

オイリー、スパイス、ナッツ。


ドライフルーツのような甘さと

粘度を感じる心地よい口当たり、

その後に軽いスパイス感があり

フィニッシュはドライな感じで

すっきりと抜けていきます。


グッドウイスキーですよ。

天道(てんどう)。


























天道(てんどう)。


タイのブレンデッドウイスキーです。


タイのタワンデン社が販売してます。


パッケージとデザインは見事に

サントリー白州の丸パクリ。


ただこのウイスキーの面白さは

グレーンウイスキーに使ってる

原料が「タイ米」というところ。


熟成のフィニッシュにオーク樽で

2年間の熟成をさせたとのことで

味わいは結構まとまっています。


「樽感を感じる米焼酎」というのが

第一印象のウイスキーです。


良く出来ていますよ。

ブッカーズ 2022。












ブッカーズ 2022。


アメリカのウイスキーであるバーボンは

厳しい判断基準があります。


・原料の51~80%がトウモロコシ。
・溜出のアルコール度数が80%以下。
・内側を焼いて焦がした新樽を使う。

・アルコール度数62.5%以下で詰めて熟成。

・希釈する際は水以外は加えない。
・アルコール度数40%以上で瓶詰め。
・アメリカ合衆国で作ること。


バニラ、キャラメル、胡椒の香り。


呑むと ゆっくりと温かくなってゆく

素晴らしいウイスキーです。


ブッカーズは短期熟成が大多数である

バーボンの中で6〜8年のウイスキーを

使っているので熟成感もありますよ。

リッコ。








リッコ。


スペインの赤ワイン。


スーパーの安ワインです。


……まぁ、値段相応です。