こんばんは、おぎのあずさ(荻野梓)です。
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- 9月30日(金)〆切
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今日は、令和4年9月定例会、一般質問5日目でした。
議事録は1ヶ月後頃(「検索」が便利)、動画は数日後頃に公開。
所属する会派内で、私が気になったところをご紹介します。
接頭数字は、発言通告書(PDFが開きます)と対応しています。
なお今回も新型コロナウイルス感染症対策のため、半数の議員が出席し、もう半数の議員は各控室で中継を見ていました。
* * *
12-1-(2)-ア 太陽光パネルの撤去と処理に関する周知啓発
市側の答弁は、
国では想定耐用年数を25年(※)としており、できる限り長く使ってほしい。撤去と処理に関する相談先が分からない場合、環境総務課で相談を受け、助言・啓発する。
とのことでした。
私のメモに「耐用25年」と書いてあるのですが、今調べると、太陽光発電設備の法定耐用年数は17年と出てくるので(「太陽光パネル」では見つからなかったのですが)、聞き間違い?かもしれません、明日確認します。(25年って聞こえたけど)
追記、環境総務課に確認したところ、国のFIT制度の中で、想定耐用年数を25年としているそうです!
12-1-(2)-イ 解体・撤去・交換に係る費用の補助
市側の答弁は、
撤去・増設に係る費用の補助の適用は難しい。交換・新築する場合は現行制度の補助の対象となる。
とのことでした。
現行制度は、こちら。
12-1-(3) 西川口駅周辺の収集モデル地区の効果と今後
市長の答弁は、
毎日午後に収集する他、通報があれば即日回収している。クリーン推進員に7月に行ったアンケートでは、「不法投棄が減った」との声があった。しかし、以前、不法投棄がある。地元町会・自治会のご協力を得て、広報・啓発・指導・監督に努める。
とのことでした。
12-2-(1)-ア (3歳以降の未就園児)実態把握とアウトリーチ支援
市側の答弁は、
令和3年6月1日現在、3歳児4,725人中343人、4歳児4,898人中254人、5歳児5,051人中239人が未就園となっている。家庭訪問をしている。
とのことでした。
12-2-(1)-イ (3歳以降の未就園児)3歳児健康診査以降、就学前までの期間の健康・発達状態のフォロー
市側の答弁は、
発達に課題があると思われる児童については、就園・未就園に関わらず、るるる等の機関と連携して支援している。また、予防接種等の記録を確認し、未受診は全数把握している。
とのことでした。
12-2-(1)-ウ (3歳以降の未就園児)認可保育施設の空き定員枠の定期利用
市側の答弁は、
新たに国から示されたところ。モデル事業を注視する。
とのことでした。
この「国から示された」「モデル事業」を探すも、見当たらず……これも明日、市に聞こう。
12-2-(2)-ア 夜間保育のニーズ
市側の答弁は、
保育所利用調整の範囲外で、把握していない。
とのことでした。
12-3-(5) 教育センター設置への見通しは
市側の答弁は、
大変重要と認識しているが、現在は多くの研修が非集合型となっている。令和10年度に旧芝園小学校跡地を活用し設置するとしていたが、令和型研修を見据え、設置場所、規模等、改めて検討していく必要がある。
とのことでした。
確かに、今はオンライン研修が盛んですもんね。
GIGAスクール端末、児童生徒だけでなく、教職員間でも、思ったより活用されています。
12-4 協働推進課多文化共生係の職員体制強化
市長の答弁は、
平成31年4月から、国際交流員を3名にした。さらなる職員体制強化は前向きに検討する。なお、仮放免も含む外国人との共生については、自治体任せにせず、国の責任において解決すべき。
とのことでした。
12-5 市内民間企業と連携した経済動向調査
市側の答弁は、
川口商工会議所、市内の信用金庫等、官民連携で新しい調査方法を検討中。
とのことでした。
川口市、四半期ごとに、川口市経済の概況、工業生産状況をまとめた川口市経済レポートを作成し、公表しているのですが、皆様ご存知でしたか?
私は、議員になるまで知りませんでした💦
12-6 庁舎窓口のアクリル板にマイクスピーカーの設置を
市側の答弁は、
機器や設置場所の選定など検討する。
とのことでした。
アクリル板越しのマイクスピーカー、初めて見た時は、こんなものがあるんだ!珍しいなぁと見ていたのですが、今は、スーパーのレジでも普通に見かけるようになりました。
12-7 企業版ふるさと納税の取り組み
市側の答弁は、
令和2年度は1件1,000万円、令和3年度は2件150万円あった。さらなる周知に加え、先進自治体を調査し、寄付額の増加に努める。
とのことでした。
本社が川口市外の事業者の皆様!
この制度を活用した寄附を行うと、「損金算入による軽減効果(寄附金額の約3割)」と合わせて、寄附金額の約6割がさらに法人関係税から税額控除され、最大で寄附額の約9割が軽減されます。
普通のふるさと納税と違って、返礼品等はありません。
13-1-(1) (医療的ケア児)ハンドブックの進捗状況について
市側の答弁は、
当事者に6月に会議に出席していただき、フィードバックをいただいた。遅くとも来年度当初に完成させる予定。
とのことでした。
13-1-(2) (医療的ケア児)災害時の電源確保について
市長の答弁は、
全ての公民館、避難所に非常用電源を配置しているが、命に関わる医療的ケア児等への優先使用については十分に整備できていない。医療的ケア児に対する電源確保に鋭意取り組む。
とのことでした。
答弁を聞いていて、電源喪失で命を落とす可能性があるのは医療的ケア児だけではなく、他にもおられ、その辺りも踏まえ制度が検討されると良いなと思いました。
13-1-(3) (医療的ケア児)ケア児を受け入れられる保育園設置について
市側の答弁は、
令和3年9月に医療的ケア児支援法が施行され、地方自治体の責務となった。公立保育園で早急に受け入れられる関係部局に指示した。
とのことでした。
インクルーシブ保育!
13-2 インクルーシブ遊具の設置について
市側の答弁は、
イイナパーク川口に設置した他、沼田公園と南平児童交通公園にも設置予定。今後も遊具の更新時等に検討する。
とのことでした。
うっしゃあああ!!!
益田議員、冒頭で、「荻野議員が質問しましたが、重ねて」と紹介してくださいました。
去年の9月議会で、第一問目にインクルーシブ公園を要望しました。
で、イイナパーク川口に、インクルーシブ遊具が設置されている!と気付いたんですよね、開園式典の時に。
さらに、沼田公園の整備計画にも、わざわざ「インクルーシブ遊具」と入っていて、このたび、ご近所の南平児童交通公園にも設置されることになりました、嬉しい。
13-3-(1) パパ・ママ向け離婚講座の開設について
市側の答弁は、
他の自治体を参考に、ニーズの把握に努め、必要に応じて検討する。
とのことでした。
都内の自治体では、この離婚講座を開設しているところがいくつかあるそうです。
13-3-(2) 面会交流コーディネーターの導入について
市側の答弁は、
他の自治体を参考に、ニーズの把握に努め、必要に応じて検討する。
とのことでした。
あれ? さっきと同じ答弁? と思いました……
13-3-(3) ひとり親の孤独解消について
市側の答弁は、
今年度から、イオンモール川口前川で子育て中の保護者と子どもの交流を図るイベントを開催している。ひとり親向けについては調査研究する。
とのことでした。
大分市では、令和2年度からひとり親同士の親子交流事業が開始されていて、かなり好評だそうです。
益田議員の話を聞いていて、そこから新しいカップルが誕生することもあるのでは……と思いました。
イオンモール川口前川は、ちょうど昨日、見学した「出張おやこの遊びひろば」のことかなと思いました!
13-4-(1) (PMS・PMDD)「性と健康の相談」ホームページに掲載することについて
市側の答弁は、
「性と健康の相談」ページは、プレコンセプションケア含め幅広く掲載。現在、リンク先にある厚生労働省のサイトを、分かりやすく掲載する他、経験談等も載せる。
とのことでした。
PMS(月経前症候群)、PMDD(月経前不快気分障害)は、当事者は苦しいのですが、周りの方々にはあまり理解されない症状ですよね。
気軽に婦人科にご相談いただく他、川口市の相談機関もぜひご利用ください。
13-5 子ども向け川口市ホームページの作成について
市側の答弁は、
調査研究する。
とのことでした。
結構良いと思ったのになぁ。
13-6-(1) 差間地区にある学校用地の活用について
市側の答弁は、
現在は、移動図書館の停車地として有効活用している。売却を前提に検討し、その一部は公共施設にできないか相談している。
とのことでした。
差間地区に、学校用地があるのですね……!
少子化の時代に突入し、話が立ち消えになってしまったのかもしれませんね……(川口市はただでさえ、他自治体にくらべ学校の数がとても多いですし)
13-6-(2) JR東川口駅のホームドア早期設置について
市側の答弁は、
令和13年度末までの設置を目指す。
とのことでした。
結構、後ですね……待てるかな……
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川口市議会、令和4年9月定例会の一般質問が全て終わりました!
明後日からは、常任委員会があります。
明日中に、委員会でしたい質問をまとめきりたい💦