先日6月25日、パナソニック新機種 『 LUMIX G7 』 が発売となりました。
G6の後継機種にあたるG7ですが、新機能も多く搭載され大きく進化しているとのこと。
期待度も高まります。早速、使ってみました。
使用レンズはキットレンズでもある
『LUMIX G VARIO 14-140mm/3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.』 です。
35mm換算すると24-280mm相当ですが、高倍率ズームにありがちな
「便利だけど大きくて重たい」といった印象はありません。
ボディ・レンズともコンパクトかつ軽量でバランスが良く、手に馴染みます。
この日は残念ながら雨模様。傘を片手に不安定な撮影スタイルになってしまいましたが、
雨の日特有の湿った空気は意外と好きです。
季節柄、紫陽花に雨は良く似合います
今回G7で新たに進化している機能のひとつがAF性能。
被写体との距離を認識する空間認識技術とコントラストAFの組み合わせで、
よりAF性能を高める「空間認識AF」が採用されています。
今回のような街歩きの撮影でもスムーズにシャッターを切る事が出来るので、撮影もサクサク進み、
より楽しむことができました。
約236万ドットのOLEDファインダーも非常に綺麗でとても見やすいです。
歩きながらふと脇道に目を向けて、すかさずシャッターを切ってみた1コマ。
こういった歩きながらの撮影では失敗することの多い私ですが、悪天候にかかわらず
雨の日らしい1枚を撮ることができました。
そしてG7の大きな特徴となるのが「4K PHOTO」。
GH4譲りの4K動画に加え、秒間30コマ連写が可能な「4K PHOTO」モードが新たに追加されました。
モードダイヤルで簡単に切り替え可能なので、違和感を感じずに気軽に使えます。
早速チャレンジ!…と、いきたいところでしたが、生憎の空模様で被写体探しにひと苦労…
水たまりを撮ってみました。4K PHOTOモードで撮影後、任意のコマを静止画として保存します。
秒間30コマ連写だけあって跳ね上がる雨粒もしっかり写す事が出来ました。
これなら今まで撮影の難しかった決定的瞬間も写真に残すことが出来そうですが、
この天候での被写体探しはやはり難しかったです。
あれもこれも、試してみたいなあ…などと想像を膨らませつつ、
…この日は諦めて、後日チャレンジ…としました(´・ω・`)
続いては、パナソニック機の楽しみのひとつでもあるクリエイティブコントロールで撮影。
G7ではフィルター効果がP/A/S/Mモードいずれの設定でも使えるようになり、
より表現の幅が広がるようになりました。
ノーマル撮影との同時記録が可能になったのも嬉しいところです。
ダイナミックモノクロームで撮影しました。コントラスト高めの仕上げです。
こちらはインプレッシブアート。強烈なコントラストで、かなりインパクトの強いモードです。
ちょっと反則技的ですが、思いもよらない出来栄えになるのが面白く、使ってしまいます。
こちらはモノクロームです。
すっかり日も暮れた午後7時過ぎ、雨は相変わらず降っていましたが、ガラス張りのビルを最後に1枚。
宵の微妙な明るさと暗さを繊細に写してくれました。
小型軽量・静止画から動画まで、盛りだくさんの撮影機能はメイン機としても、
サブ機としても、充分に楽しめる1台だと思います。
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