□■□■ さくらの横丁 ■□■□

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<おぎさく スタッフブログ>
カメラ/レンズの実写レビューや、撮影会・イベントの様子をレポート!

[荻窪カメラのさくらや]
■1号店:東京都杉並区上荻1-10-7
■電 話:03-3391-5675
■営業時間:平日/日祭 AM10:00-PM8:00 (年中無休)

 

日頃 当店をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

 

OM SYSTEMの新しい顔、OM-1が2月15日のオンラインイベントにてヴェールを脱ぎました。

一番驚いたのは外観, OM SYSTEM OM-1という名称のカメラなのですが、ペンタ部のロゴは「OLYMPUS」だったと言う事です。

50年前の初代OM-1は言わずと知れた名機中の名機ですが、栄光のネームを受け継いだ2代目OM-1 中身もきっと凄いに違いない!期待に胸が膨らみます。

 

 

某月某日

都内某所にてOM-1と初めて対面しましたが、一通り説明を受けた私は、今すぐこのカメラを持って冬の道東に行き タンチョウやオオワシ、オジロワシ、SL冬の湿原号を激写したい衝動に駆られました。

残念ながらそんな願いは叶うわけが無く、向かったのは近所の公園でした…

多機能が自慢のOM-1ですが、今回は限られた時間の中での撮影ですので「野鳥撮影」に絞って撮影することにしました。

 

ジョウビタキ♂

1/1000秒 F5.6     ISO1000

 

カメラのセッティングは

絞り優先オート→F値は全て 開放

ISOオート(ISO200~ISO3200)

フォーカスモード→追尾AF(C-AF+TR)

被写体認識 鳥

AFターゲット ALL

ピクチャーモード→Natural

連写 静音連写 プロキャプチャー プロキャプチャーSH2

 

いざ撮影に臨みます。

 

E-M1markⅢに比べて19g重くなり若干ボデイサイズが大きくなっていますが、その差は全く気になりません。電源を入れてファインダーを覗くといきなりOLEDビューファインダー、約576万ドットの恩恵が! 高解像度の美しいファインダーが気持ち良くおのずと写欲がたかまります。最短表示ラグタイムも0.005秒と動いている被写体を追いながら撮影しても全くストレスを感じません。

ファインダー像の階調も豊かなので露出補正も小刻みに行えます。

ソニーα7RⅣ、キヤノンEOS R3等フラッグシップクラスのカメラにしか採用されていない、高級なファインダー搭載は嬉しいですね。

 

1/1000秒 F5.6     ISO1000

 

撮影画像をパソコンで見た瞬間 思わず出た言葉が「わっ!綺麗」でした。(表現力が乏しくてすみません。)

これがメーカーが言う「その高画質はセンサーサイズの常識を覆す。」というものなんだな…と思わず納得してしまいました。

抜けが良くて瑞瑞しい発色 圧倒的な解像感 階調表現も豊かでフルサイズ最新モデルにも引けを取らない 凄いカメラに仕上がっています。

 

 

ルリビタキ♀

1/250秒 F5.6 +0.7 ISO3200

 

1/250秒 F5.6 +0.7 ISO2000

 

1/250秒 F5.6 ISO1250

 

前述の通り ISO感度はオート「ISO200~3200」に設定しましたが、撮影画像をチェックするとISO3200で撮影した画像が数多くありました。

あくまでも個人の感想なのですが、ISO3200でも十分鑑賞に耐えられる絵だと思いました。下のカットは敢えてISO6400撮影 右のコマは拡大画像ですが、ISO6400でも何とかいけるかな!と思います。マイクロフォーサーズの欠点 高感度性能は大幅に向上していると確信しました。

 

 

 

          

1/500秒 F5.6 ISO6400

 

エナガ

1/640秒 F5.6   ISO3200

 

1/2000秒 F5.6   ISO640

 

1/640秒 F5.6   ISO3200

ジョウビタキ♀

1/1250秒 F5.6 -0.7 ISO800

 

1/1250秒 F5.6 ISO1000

モズ

1/3200秒 F5.6   ISO3200

 

1/250秒 F5.6   ISO200

ツグミ

1/250秒 F5.6 -0.3  ISO1600

アトリ

1/250秒 F5.6  ISO400

 

1/1000秒 F5.6 +0.3  ISO1600

カルガモ

1/1600秒 F5.6   ISO200

ハクセキレイ

1/800秒 F5.6   ISO1000

 

1/800秒 F5.6   ISO200

 

1/250秒 F5.6   ISO200

 

アオゲラ

1/250秒 F5.6  +0.3   ISO500

ビンズイ

1/800秒 F5.6   ISO2500

アカハラ

1/1000秒 F5.6   ISO1600

ミソサザイ

1/250秒 F5.6 ISO3200

 

全長10センチ、たまご型の小さな体で、すばしっこく動くこの鳥を追っていると童話に出てくる小人の生活を覗いているような気分を味わえます。

ただ藪の中や池の淵の暗い場所を好むため撮影者泣かせ 落ち葉の中を歩き回るシーンでは今回の撮影で初めて鳥認識AFが迷いだしました。

すぐさまスモールターゲット1点AFに切り替えて撮影を続行しましたが、1点AFでも高速で被写体を捉えストレス無く撮影できました。

OM-1の鳥認識は大幅に進化しており今回の撮影の9割以上は問題なく撮影できましたが、どうしても苦手なシーンがあるため迷いだすことがあります。

対策としてはスモールターゲット1点AF等をカスタムモードC1~C4の何れかに登録しておいて、迷いだしたら切り替えて撮影することをお薦めいたします。

呼び出しはダイアルだけでは無く、露出補正ボタン、ムービーボタン、ISOボタン等 シャッターに近いボタンにも割り当て出来ますので、こうしておけばファインダーから目を離さず瞬時に切り替えれることも可能です。

 

 

1/250秒 F5.6   ISO3200

 

1/320秒 F5.6   ISO3200

 

1/400秒 F5.6  ISO1000

 

1/200秒 F5.6   ISO3200

 

1/2000秒 F5.6   ISO500

 

1/250秒 F5.6   ISO3200

 

1/50秒 F7.1  ISO3200

 

1/250秒 F5.6   ISO3200

 

カワセミ

1/1600秒 F5.6 -1.3   ISO3200

 

OM SYSTEMのカメラの売り物はオリンパス時代から搭載しているプロキャプチャーモードです。

シャッター半押しで待機→全押し(撮影開始)の約2秒前から記録できるので、飛び立つ瞬間を捉えるのには絶大な威力を発揮します。

 

5つの連写モードがありますが、プロキャプチャーが使用できるのは電子シャッターのみ

①    プロキャプチャーSH1 

秒120コマ 60コマ 30コマ AF/AE固定 ブラックアウトフリー可

 

②    プロキャプチャーSH2 

秒50コマ 25コマ AF/AE追従 ブラックアウトフリー可

 

③    プロキャプチャー

秒20コマ 15コマ 10コマ 5コマ AF/AE追従 ブラックアウトフリー不可

 

E-M1Xの秒18コマに慣れているので、「プロキャプチャー秒20コマ」を使用することにしましたが、カワセミの飛び込みのシーンはプロキャプチャーSH2秒50コマで撮影してみました。(50コマを合成すると重なる部分が多くなるため、見やすいように透かしてあります。)

 

秒50コマ連写(画像ソフトにて合成しました。)

 

その内の1コマを拡大してみましたが、ちゃんと合焦しておりました。

1/6400秒 F4.5      ISO1600

 

1/1600秒 F5.6  ISO2000

 

1/1000秒 F5.6 -1   ISO1000

 

 

まとめ

短期間尚且つ野鳥撮影のみの撮影でしたがこのカメラの実力を十分に知ることができました。

使ってみての印象は動態撮影においては「欠点が見当たらない」と言う事でした。

OM SYSTEM OM-1という新しいカメラになりましたが、オリンパスの血統を受け継いでいるので、前モデルの欠点を丁寧に塗りつぶし見事に払拭して、完成度の高いボデイに仕上がっています。

 

「撮りたい被写体を簡単に思い描いた通りに記録してくれるカメラ」が理想だと思うのですが、このカメラは限りなくそこに近づいていると感じました。

ニコン キヤノン ソニー の最新モデルも同様ですが、オリンパスの強みはさらに「小型 軽量」が加わっています。

 

既にOM-Dをお使いの皆様には一日でも早くこのカメラをお使い頂きOM-1の凄さを味わった頂けたらと思います。

またフルサイズ機をお使いの皆様、この機会に是非 マイクロフォーサーズシステムを愛機のラインナップに加えてみませんか?レンズ群も小型軽量ラインナップですので、撮影機材が大幅に小さく軽くなって機動力が高まりますよ。

 

 

使用機材

OM SYSTEM OM-1ボデイ

OLYMPUS M.ZD ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

全て RAWモードにて撮影 カメラ内RAW現像を使用してJPEGに変換しています。

(一部現像時に明るさを調整しています。)

またブログ観賞用にトリミングしている画像があります。

 

 

 

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最後までご笑覧いただきありがとうございました。

 

 

いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。

だんだんと寒くなってきましたね。師走の候、いかがお過ごしでしょうか。

 

本日12月10日、「OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」が発売となりました!

「オリンパス」は新しくブランドネーム「OM SYSTEM」を掲げ、当レンズはその名を冠した最初の製品となります。

 

 

最初にまとめますと、このレンズの特長は

美しいボケ感を実現」した「被写体を選ばず快適に撮影」できる「持ち歩きしやすい小型・軽量」のPROレンズ

です!

 

OM-D E-M5 Mark IIIに装着し、11月に訪れた群馬県藤岡市の秋を撮ってきました。

レンズのお話をしながらその様子をお伝えしますので、良かったらご覧下さいニコニコ

 

 

この日は、染色・陶芸・ガラスの工芸体験ができる工芸体験村「土と火の里公園」へ。

山間にあるこちらの施設では「染色工房」「ガラス工房」「陶芸工房」の3つの工房があり、子どもから大人までそれぞれの体験をすることができます。

 

ガラス工房に予約を入れて、ひとまず近くの川辺で腹ごしらえ。

 

PROレンズの名の通り、周辺までシャープな描写を叶えてくれ、かつ開放は滲むようなボケ味を楽しめます。

この小型軽量のレンズが写しているとは思えない空気感。優れた描写性です。

 

 

川沿いで食べるのは手作り弁当・・・ではなく、道中調達したカップラーメン。 笑

ランチョンマット上が全く映えませんね!

でも子どもはフタに猫ちゃんの顔を発見して、嬉しそうで良かったです。

 

 

綺麗な石も発見。

 

 

 

F1.4の明るいレンズながら、開放から画面周辺部までシャープに写してくれます。

35mm判換算で40mm相当、広すぎず引き寄せ過ぎずでとても使いやすい。

 

 

 

 

川での軽食後は、いよいよガラス工芸体験へ。

 

 

 

ガラス体験を選び、真剣に製作中。

手元の細かな被写体もしっかりと写してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製作後はコーヒー休憩。

またお湯を沸かしていきます。

 

 

落ちていたカリンの実をぶん投げる娘。

 

 

車で移動中に子どもからグミをもらいました。

この滲むボケ感、いいですね。

ここまでの近接撮影も可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レンズの話から少し離れますが、最近アートフィルター「ネオノスタルジー」が気になって多用してしまいます。
このアートフィルターはE-PL9で初めて搭載されたものでして、なんでしょうね、この今っぽさは。

 

 

 

レトロというか柔らかいサイバー感というか、まさにネオノスタルジーです。
オリンパスもといOM SYSTEMは、まだまだ目が離せません。

 

 

いかがでしたでしょうか。

シャッターチャンスを逃さない小型・軽量さで、E-M5 MarkIIIのサイズ感とも相まって、快適に撮影ができました。

 

なお、当レンズは現在メーカー実施中のキャッシュバックキャンペーンの対象商品に含まれております。(新製品なのに!)
キャッシュバックがなくとも欲しいレンズではありますが、今年の12月31日までにご購入いただくとよりベストタイミングですね。
2022年からの相棒レンズとしていかがでしょうか。

 

 

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いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。

 

出ました!ついに!

 

ずーっと昔から私は思っていたんです。

「リコーGRシリーズは良いカメラだ…」と!

 

そして、こうも思っていました。

「これで標準くらいの画角だったらな…」と!

 

そして出ました!標準レンズのGRが!

 

既にロングセラーのGRIII(28㎜)を40㎜の焦点距離に変更したバージョンとして、GRIIIxが先日発売となりました!

手になじむGRIIIのサイズ感を殆ど変えることなく、

新開発の高解像 “GR LENS 26.1mm F2.8”(35ミリ判換算で40㎜相当)を搭載。

豊富なボケ量を生かし、自然な遠近感で撮影できるのが魅力です。

今回はそんなGRIIIxを試し撮りする機会をいただきましたので、

おぎさくスタッフの元吉&嶋田がそれぞれ撮影してきました。

 

 

 

【写真:元吉】

 

 

朝の花壇は蜜を吸うアリがたくさん。

GRIIIの広角28㎜では得難い、40㎜ならではの豊富なボケ量です。

ボケ味の柔らかさがもたらすムードも良い感じ。

 

 

 

浜辺ではハンドストラップを巻いて、ずっと手にカメラを持っていた気がします。

 

起動時間が早いのも魅力のひとつです。

単焦点レンズなので、電源を押してからレンズがジーっと出てくるのを少しの間待つこともなく、

電源を押してから浅く息を吸いながら構えると既にGRIIIxの準備も整っています。

起動音もメカっぽくてかわいいです。

 

こんな小さな蟹がいました! マクロモードにて。

最短12cm(レンズ先端から)まで寄れます。

寄れるということだけで、かなり撮影の幅が広がります。

 

 

 

 

 

 

コンパクトデジカメと侮る勿れ、ローパスレス仕様のAPS-Cセンサー搭載し、とてもよく写ります。

最短撮影距離はGRIIIの約10cmに対し、約20cmと少し伸びましたが、テーブルフォトも問題無し。

 

旅に、日常に、いつでも持ち歩いてラフに撮影。

いつでも持ち歩けるカメラは沢山ありますが、いつでも持っていたいと思えるカメラは稀有です。

 

 

【写真:嶋田】

 

西新宿にて、ワクチン接種のついでに撮影。

ついでが楽しくなるカメラ。

ついでなのに熱中してしまいます。

 

金木犀の香りがします。

片手にGRIIIxをぶら下げて歩くと、季節の変化に敏感になります。

 

気になったら、どんなものでも撮ってみようと思えます。

一眼では肩に力が入りすぎてスルーしてしまう被写体も、GRIIIxなら拾える気がします。

 

横浜石川町にて、ジャンクションを見上げる。

ソフトモノトーンで撮影。

輝度差の激しい光線状態でもトーンがつぶれにくく、塩梅のいいモノクロだと感じました。

 

 

 

40㎜という画角は私にとっては普段視ている広さと近く、とても扱いやすく感じました。

カメラを起動すると、引いたり寄ったりせずとも丁度いい広さに収まっています。

 

そういえば歴史上、40㎜の名玉や名機は意外に多いです。

ローライ35、M-ROKKOR40mm、ノクトンクラシック40mm、Batis40mm…

最近ではニコンからZ40mmF2が発売され好評です。

 

真夜中の湾岸線。

助手席からカメラを構えて。

 

 

 

【選択肢が増えたリコーGR】

今回使用してみて40㎜の画角にどっぷり浸かりました。

丁度いい広さと、ボケを活かした表現がしやすいのは予想以上に撮影の幅を広げてくれました。

GRIIIxでは、目の前の光景をカメラで切り取っている感覚を強く感じられます。

クロップすることで71㎜の中望遠になるのも魅力的です。

しかしシーンによってはGRIIIの広角28㎜が欲しくなりました。

ダイナミックなパースで表現する風景写真は広角ならではの世界。

また、フォーカスモードを「スナップ」に設定した時には、28㎜の方が深い被写界深度で対象を捉えることが可能です。

AF-S時も深度が深い分ピントの移動距離が少なく、GRIIIの方がややAFが速く感じます。

 

どちらにするか悩ましいですね…。

いっそ二刀流とうい選択をしたくなります。

もし両方持つならこんな使い分け(妄想)↓

 

【GRIII】

スナップショット

(とにかく速写優先)

+

誇張された遠近感と被写界深度の深さを活かした風景撮影

 

【GRIIIx】

スナップショット

(じっくりフレーミング優先)

+

自然な遠近感と浅い被写界深度を活かしたポートレートや花の撮影

 

 

 

撮影者の目的に合わせて新たなラインナップが加わったリコーGR。
きっとGRでないと捉えられない一瞬があるはず!

GRライフを楽しんでみませんか!

最後までご笑覧頂きありがとうございました。

 

 

今回使用したカメラはこちら!!

リコー GR IIIx⇒ 商品ページへ