当たり前の話なのですが、我々居酒屋業の商品は「サービス・料理・ドリンク」だと思っております。

今回はそのドリンクについて。

少しづつではありますが、当店、「日本酒が飲めるお店」として認知されて来ました。

トータルの数字でみればまだまだなのですが、「居酒屋と言えば生(ビール)でしょ!」ではなく、「御銀と言えば日本酒(純米酒/燗酒)でしょ!」と、なるようにしたいのです。

もちろん、居酒屋ですからオレンジジュースもカクテルもあるんですがね。^ ^

さて、こんな当店ですが、最初は純米酒を売ろう!なんて思ってなかったんですよ。(ー ー;)

それどころか、私は日本酒苦手だったんですよね^^;

昔、某松○梅をムチャ飲みして酷い目にあいまして…

「俺は2度と日本酒なんか飲まん!」

なんてのたまっておりました。

日本酒嫌いな人ってそんな感じじゃないですかね?

食べ物の苦手と一緒で、

「質の悪いものを適切な調理をせず、食べたら不味かった」

トラウマってやつですね。

オープン時の計画はワインを推す予定だったんですよ。

しかし飲食業が長く、ワインにも日本酒にも詳しい私の妻が、「純米酒・燗酒を出そう!」と言いまして…

日本酒かぁ〜

オシャレじゃないなぁ〜

なんて事を思いつつも、妻に全権丸投げしてドリンクメニュー構成を頼んだのです。

本当、不甲斐ない自分を棚に上げてよくこんな事を考えてました。

いつも思うのですが、過去に戻れるなら毎回自分を殴り飛ばしたいと思います!( *`ω´)

そんなある日、休日に妻と食事に出かけたらこう言われたのです。

「あんたはウチのバイトより日本酒の事を知らない」

カッチーン!Σ(-᷅_-᷄๑)

ふざけんな!と思いましたよ。

そりゃ日本酒嫌いではありましたが、その頃には妻に付き合って様々な日本酒を飲み始めていました。

その昔、バーテンダーも目指していたし、飲み屋業もやっていました。

基礎知識は人より多少ありましたし。

そりゃあワインや日本酒を始めとしたドリンクの知識・経験値は妻には勝てませんでしたが…

さらに追い討ちがかかります。

「あんた、ウチのバイトよりお燗もつけてないし、私の指導も受けてない。そんな人が偉そうにバイトに指示出したらダメでしょ。」

はい、決定打。

グゥの音も出ない事実です。

心に怒りを秘めたままコッソリ決意しました。

「俺の本気を見せてやる!」

そこから真面目に日本酒・純米酒に向き合うようになったんですよ。

続く…^^;